きちんと失う。

キツネは思った。
ものは朽ちる
風景は変わる
ひとはいなくなる。
なにかをつくることは、
よりよく生きることは、
失うことへの抵抗かな。
もしかすると、そうしてはじめて
自分のものになるのかも。
皮肉な話し。
きちんと失うほどに。
おれの中にそれはある。
キツネはボロボロと泣いた。

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ayumu aizawa

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短いおはなし7

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