価値のないひとたちが暮らす町。

自分に価値がないひとたちが暮らす町があった。価値のないひとたちは、毎日真摯に働き、家に帰って、あたたかいものを食べた。価値のないひとたちは食事の後、好きなレコードをかけて、テーブルに活けた花を眺めた。価値のないひとたちは、眠る前に少し本を読んでから、今日の出来事に感謝して眠った。

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ayumu aizawa

短いおはなし7

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