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文学について。

クマは不思議に思った。こころがそわそわして眠れない真夜中、短いお話を書くとこころがほどけ、あたまが善く疲れ、眠くなる。書く内容はいつもありたき祈りだった。クマは短いお話をまとめて本にした。クマにとって文章はつくるものというより治癒のための切実な処方だった。

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