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王道ミュージカル「シー・ラブズ・ミー」

2023年5月のことですが、大好きな「シー・ラブズ・ミー」を観劇しました。
思い出しながら、感想を書き記しておきます。

初めて観たのは初演の1995年。
市村正親さんのジョージと涼風真世さんのアマリアでした。
すれ違う二人にもどかしさを覚えながらも、ハッピーエンドで温かく幸せな気持ちになれるミュージカルです。
ロマンチックな楽曲や、コミカルな楽曲、クラシカルな楽曲、耳馴染みの良い楽曲と、幅広いジャンルの音楽を楽しむことができる。
そして、クリスマスシーズンの出来事を描いているため、ステージは華やかで気分を高揚させる。


主役のお二人


今回は、薮宏太さんのジョージに、綺咲愛里さんのアマリア。
薮宏太さんは、13年ぶりのジョージだそう。
ミュージカルの経験も、人生経験も増し、等身大のジョージ像を創られた。

綺咲愛里さんの可愛らしさと芯の強さが、アマリアにはピッタリ。
お似合いのカップルでした。

脇を固める役者さんたちも、芸達者ばかりですし、
劇中のアドリブを見ても、このカンパニーの仲の良さがわかります。

時がたっても色褪せない普遍的なラブコメディ。
やっぱり王道ミュージカルなんだなぁ✨

薮宏太さんといえば、
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シアタークリエ

メリアが観劇した市村さん時代の「シー・ラブズ・ミー」は、
帝国劇場と青山劇場で上演された回でした。
比較的大きなステージでしたから、
舞台装置や美術も豪華で、アンサンブルの人数も多かった。

2009年から上演されているシアタークリエは比較的コンパクトなステージ。
(ちなみに青山劇場の収容人数は1200人。シアタークリエは600人)
だからといって、簡素というわけではないですよ。

このミュージカルは、ヘリコプターが降りたり、シャンデリアが落ちたり、
バリケードを築くわけではなくて、
〈 とある町の香水屋さんと、その周辺でのハートウォーミングな出来事 〉
を展開するのですから、
シアタークリエは丁度良い規模の劇場だと思うのです。
(シアタークリエは、舞台と客席の距離が近く、第四の壁が薄い気がする笑)

肩肘張らずに、
ジョージとアマリアの恋の行方を
見守るような気持ちで
楽しむ舞台です。
再演いつかな?

お写真、動画は東宝ステージ、シアタークリエhpからお借りしました。


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