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カジモドの夢は叶ったのか?🔔「ノートルダムの鐘」 

ずっと観たかったのに、都合がつかずに観られなかった「ノートルダム」。
劇団四季で2016年に開幕されたこの舞台、7年越しの思いがようやく叶い、初観劇することができました。。
あらすじなどは、劇団四季のhpをご覧ください。https://www.shiki.jp/applause/notredame/about/

作品については、劇団四季通の友人達から色々聞いていました。
結末が映画版のようなハッピーエンドではなく、原作に近い大人向けのミュージカルであることとか、色々。
心に響く作品に違いないことは、友人達の思い入れの強さや、チケットの売れ行きの良さからも想像がつきます。


概要

念のため概要を~
原作は、世界的文豪ヴィクトル・ユゴーの「ノートルダム・ド・パリ」です。
1996年公開のディズニー映画「ノートルダムの鐘」を基に、ディズニー・シアトリカル・プロダクションが制作。
作曲は映画と同じくアラン・メンケン。作詞はスティーヴン・シュワルツ。
1999年ベルリンで上演。

その後、脚本(ピーターパーネル)を変更し、ナンバーも入れ替える。
作詞のスティーヴンの息子スコット・シュワルツの演出で一新し、
2014年にサン・ディエゴ、2015年にニュージャージーで上演された。

日本初演は2016年。

あらすじなどは省きまして、初めて観劇して感じたことを書きます⤵️

カジモドの夢は叶ったのか?

 生まれつき障害を持ち、大聖堂から一歩も外に出たことのないカジモド。
彼の夢は、
「街の人たちが気にも留めないような、普通の1日を暮らす」こと。

では、勇気を振り絞って、生まれて初めて大聖堂の外に飛び出した彼の願いは叶ったのでしょうか?

カジモドの心の成長

大聖堂を飛び出したカジモドに、とても普通の日々とは思えない展開が、怒涛のように繰り広げられます。
そして、初めて心を通わせる友達ができ、恋心を抱き、彼女を守ってあげたいと思う。

そして恋敵の出現。
彼のように何もかも捨てて、彼女と共に生きていくことが難しい自分の身体へのコンプレックスを強く感じる。
思うように生きられない-もどかしさと挫折感。

彼女を救うため、育ての親に手をかけるほど感じた激昂。

死してなお、彼女を守り続けた強い思い。

普通の人では体験できないような出来事から、様々な感情を抱いたカジモド。
その魂は、短い期間に普通の人の何倍も学び、成長したのでしょう。

もしも、人の幸せを魂の成長と捉えるならば、
カジモドは、描いた夢の通りに生きられなかったとしても、
「誰よりも幸せな人生だった」と言えるのかもしれません。

久しぶりの投稿となりました。
書き残しておきたいミュージカルが溜まっていく~😆
あらすじなどはカットさせていただき、まずは、一番お伝えしたいメリアの思いだけを載せました。
最後までご覧いただきありがとうございます🥰

お写真は劇団四季HPからお借りしました。




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