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櫻坂46 「START OVER」の世界線 青とオレンジのカップ(加筆)

過去に僕は「桜月」の感想を書きました。

今回は「START OVER」について書きたいと思います
まず今回のツアー東京、愛知、神奈川は行ったのですが、大阪は行けませんでした。
新曲披露するのでは?と思ってたので心残りでしたが、配信があるということで、自分を納得させました。
福岡から神奈川まで3週間あったので、なにかしら入れてくるな!
と思っていたのである意味覚悟してましたけどね。

『START OVER』すごくいい曲ですね。3期生が入ったことにより、表題曲やcw曲の方向性を振りやすくなったんではないでしょうか?
いわゆるアイドルっぽい曲は今のところ3期生に任せられますからね。

今作はなにしろ藤吉夏鈴ちゃんの振り切れかたが半端ないですね。
アイドルが鼻血だすMVなんてなかなかないですよね。
このことからも夏鈴ちゃんがどれだけ前向きに取り組んでいたか、そして加藤ヒデジン監督をどれだけ信頼しているかがわかります。
いいチームだよ!

そして現在の1期生2期生全員参加(17人だけど遠ピカが戻ってきたら参加してくれるはず)ということもあり、メンバーがノっている感じがすごい。
バックスメンバーを推してるbuddiesも感動してるよね。
そして全員のビジュアルが仕上がりすぎてる!
みんな綺麗だ。こんなグループ他にある?
特に今回の土生瑞穂はエグい。
1人パリコレが混じってるようだ!

天ちゃんも保乃ちゃんもすごいぞ!

みんなノってる!

さて、本作は櫻坂フュージョンの最終解になるんじゃないかな。
桜月では守屋麗奈がセンターとなり、新2期生が1、2期生と完全に融合したことを表した。

欅坂崩壊により心を乱した1期生(小林由依)を2期生(藤吉夏鈴)が包み込む話。
欅坂から櫻坂への改名は1期生にも相当の精神的負担を強いていただろう。今まで築いてきたものを全て置いていかなければならない。ゼロからの再スタート。
21人いた1期生は11人となっており2期生と共に茨の道を進んできた。
その中心となっていた小林由依は2021年9月に休養を発表する。
ここまで全力で走ってきた小林だが壊れてしまう前に休養をチョイスできたのはよかったのかもしれない。
そんな1期生を間近で見ていた2期生は今こそ自分たちが頑張らなければと奮起する。
櫻坂となってからは全ての表題曲を2期生がセンターを務めている、センターというのは楽曲の顔であるがその両サイド周囲を経験豊富なメンバーが支えるのが近年の坂道の定石になっている。
センターを務めることはできた、でもそれだけではダメだ、グループの精神的支柱とならなくては。
そんな気持ちが芽生えてきたのだろう。
そうフュージョンの最終解は2期生がグループの精神的支柱となることだ。

「欅坂って平手がいないと成り立たないよな」
呪文のようなこの言葉が1期生を苦しめてきた。
平手抜きの欅坂はついにシングルを出すことはできず、そして櫻坂へと改名された。櫻坂となった彼女たちはその魅力を開花させる。
しかし、これが本当に自分たちなのか。
あの5年間はなんだったのか。
欅坂の1期生はゼロから欅坂を作り出した、乃木坂46の妹として鳥居坂として結成した彼女たちは、自分たちが思い描いていた路線とは少し違う道を歩んできた。だからこその迷いはあっただろう。本当の自分たちは何者なんだろうと。
本当の自分は欅じゃなかったのかな櫻だったのかな。
だが欅坂2期生は全く違う。2期生は欅坂に憧れて入ってきたのである。
欅坂に憧れてきた彼女たちは欅坂としての活動はほぼ先輩の穴埋めだけであり、新シングル曲を歌うことはなかった。
そして自分たちの憧れの姿を示すことは叶わず改名する。
改名してもそれで売れるとは限らない、欅坂での成功を捨てていくのだから、しかし難しいと言われた改名後、櫻坂としても成功の階段を登り始めた。東京ドームでもライブを成功させた。

そして今ここで、藤吉夏鈴は小林由依に問いかける。
もう一度やり直しましょうよ、と。
あの時の自分たちを信じて。
諦めかけた数秒前、「黒い羊」まで戻り!
8th「黒い羊」こそは欅坂は欅坂であり続けると強い意志を持った作品。
そして「桜月」での新期生の完全融合「Start Over」での回帰と続く
これがナスカ3部作の意味するところ、欅坂の継承、新期生の融合、世代交代。
今の形こそ平手が望んでいた形。
そして平手友梨奈の影は理佐と菅井が優しく包んで一緒に去っていった。
ここからが櫻坂の第2章だと思う。
櫻坂四天王最後の一人にして全ての継承者「藤吉夏鈴」がついに表題センターとなった。
そして守屋麗奈。
この5人のセンターは平手時代を超えるチカラがあると僕は信じている。

青いマグカップはなにを表すのか。
青いカップは小林由依の心の一部だ。
小林由依のサイリウムカラーは青と黄色である。
片方の黄色を失った小林の心。
それが青いカップ。

緑色の光を放つ欅の世界を心に内在する1期生、そこに藤吉がやってくる。小林の中の孤独を藤吉は抱きしめにくるのである。
青と離れてしまった小林の黄色を藤吉夏鈴は抱きしめ包み込む。
藤吉の流した血で小林の心の黄色を包み込み血の赤はオレンジ色になる。

そして黄色は赤はオレンジは時間をかけ、桜色へと深化していく。

そんな空想をしてみました。
これはSTART OVERということで、櫻坂結成からこれまでの話を圧縮したストーリーなのだと思う。
2期生が1期生に対して、
『私たちもいますよ。私たちにも頼ってください。』というメッセージだと思う。
実際に今の2期生は本当に力をつけたと思う。
蛇足ながら藤吉夏鈴にパートナーがいるとしたらそれは遠藤光莉だと思う。力をつけた2期生と新2期生が小林由依を抱きしめに行く、いいじゃないですか。
ジャマイカビールの3人です。
そんな映像も見てみたかったな、遠藤光莉ちゃん応援してるよ。

これからの櫻坂が楽しみです。
Road to ZOZO
ZOZOに向けたツアーが9月には始まると期待してます。

こんな笑顔ができるセンター他にいないよね!

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