見出し画像

Twitter140文字の世界。『日刊Nanoda』

 仕事を辞めて、さてこれから何をして人生を過ごすかを考えた。毎日ギターの練習をしても長続きはしないし上手くもならない。
 英語の勉強をしようと思いついた。元々英語は好きなので苦にはならず、中学の英語から勉強を始めた。目的は会話より英文が読める事と何を言っているのか理解したかった。勉強を続けるための方法として、英語で日記を付けようと思いついたのだが、毎日毎日、今日の天気は晴れやの雨やの、何処に行っただのと書くことが無くなった。毎日日記を付けている人がいるが、よく書く事があるなと感心する。僕にはそんなには話題はないのだ。
 今更だがツィッターを2022年11月から始めた。これなら140文字以内の制約があるので好きな音楽のCDの紹介を英語で発信することにした。それと『日刊Nanoda』というコラム連載を始めた。140文字の制約は案外面白い。言いたいことがあれば文字数が少なすぎて、何を書こうか思いつかなければ140文字でも多い。この制約で単語を漢字にしたり、ひらがなにしたり、てん、まるを入れて文字数を140文字ぴたりと合えば気持ちがいい。毎日更新することを目標にして日頃よりネタを集めるがこれが中々見つからない。そこで考えたのが、嫁の悪口?を書いて日頃やられぱなしの事を書いてやろうと思った。ちなみに『例に奥様』はブロックして見られないようにしている。連載は120日で途絶えたが、毎日の発信ではなく思いついた時にだけツイートをすることにした。これはその中のツィートに加筆している。

『例の奥様編』

日刊Nanoda 2022/11/19 第1号
▼笑いのセンスは知識を得ようとする好奇心を持ち合わせているかだ。否定ではく肯定的な見方ができるかが課題。つまり柔軟性が必要だ。例の奥様の様に超常識人で何事にも真面目な方には理解すること事態がむずかしい。『何が面白いのか』を説明してる時点でシラケるのだ。(案)

 記念すべき第1号のツィート。僕が面白いことを言ってもボキャブラリーが無い妻に、『何が面白いの?』と聞かれその都度説明をするのだが、説明したら面白いことでも、面白くなくなる。昔のアメリカのパーティージョークで番号を振っているものがあったという。つまり『ナンバー8』のジョークは決まっていて、その番号さえ言えば、『ああ、あれね。うふふ』て感じです。それを一から説明するのですから無粋です。こんな人を相手にして洒落を言ってはいけない。

日刊Nanoda 2022/11/20 第2号
▼ご存じだろうか、本国では『マクドナルド』では通じません。『メ、ダーノス』です。試したことはありませんが、AP通信からの配信ですので信頼できます。この『メ、ダーノス』で例の奥様はコーヒーをオーダーする時に『アイスコーヒー、ショート2つ』と言ってます。続く。(案)

 大きさの表し方は、L(ラージ・大)、M(ミディアム・中)、S(スモール・小)です。この奥様のS(ショート・短)は、ドリンクで短いてなんでしょうか?それでも店では通じる。日本の『メ、ダーノス』は優しすぎる。

日刊Nanoda 2022/11/21 第3号
▼ショートて…。例の奥様に『SLて何の略か分かる?』と聞くとスモールレーンと答えます。何の意味か分かりません。おいおい、そのスモールは『メ、ダーノス』で使わなあかんやろ。『ショート』は、多分違う所で使う。『座布団三枚20分…』九条とか、飛田とかで使うのだ。(案)

 ちなみに僕はそういう場所には行ったことがありません。本当です。

日刊Nanoda 2022/11/26 第8号
▼洒落が分からない人は放置しましょう。放置少女です。拾い上げないで捨ておきましょう。私たちから降りていつて『これはこう言うことですよ』って迎合するのではなく、「上がってきなさい、いつでもお待ちしてますよ」っていう心の広いスタンスが重要なのだ。「笑いについて」(案)

日刊Nanoda 2022/11/27第9号
▼例の奥様は、先日白内障の手術をしました。長年コンタクトレンズを使用していましたが、コンタクトを使用しなくてもよく見えると喜んでおられます。しか~し、今まで見えてなかったものが見えることにより、益々、私への検閲が厳しくなったのだ。(案) 

日刊Nanoda 2022/12/20 第32号
▼会社を辞めて家にいると、例の奥様と四六時中顔を突き合わせることになります。いい環境ではありません。機嫌がまたお悪いようです。心当たりはありますが正論を言って口ごたえしてはダメです。火に油を注ぎ自爆します。じっとして、くしゃみもせずに息はたまにしましょう。(案)

日刊Nanoda 2022/12/26第38号
▼例の奥様がストックしている食料品の整理をしている。去年の五月に消費期限が切れた小麦粉、今年九月までのパン粉。来年の三月に切れる餅。これは処分しないようだ。今年の正月はこれの雑煮を食べた。兎年の正月もこの餅を食べるのでしょうか。大丈夫だとは思うけど。(案)

日刊Nanoda 2023/1/2第46号
▼わが家の雑煮はおすましだ。例の奥様に『これは年末に処分しかけたお餅ですか?』と丁寧にお伺いしました。新たに買った物だそうです。よかったです。せめて年明けくらいは新しいお餅を食べたいです。そうなると三月に消費期限が切れるあの餅は? きっと年末まで熟成されるのだ。(案)

日刊Nanoda 2023/1/6第50号
▼昔の話。某紅茶メーカーの『アールグレイ』を飲んで味が変だった。例の奥様も「変かも」というのでメーカーに返品した。後日、新しい商品が送られてきた。『お客様のお口に合わなかった様です。こういう味でございます』ははは。慇懃な手紙が添えられていた。(案)

 アールグレイは私たちは初めて飲んだので味が分からなかったのです。

日刊Nanoda 2023/1/14第58号
▼例の奥様と一月場所で勝負中です。チョコレート、飴ちゃん? 一口デーセンでもいいのですが乗ってきません。一口ツェーセンがやっとです。キャリアが違います。負けません。ゲーヒャクに減らし、依存症にして儲けようと思っています。甲子園警察さん。負け出したら自首します。(案)

日刊Nanoda 2023/1/27 第71号
▼例の奥様が痛い所を衝いてきました。『焼酎の減りが早いわ!』ご指摘の通りです。しか~し缶ビール二本が一本に減って、焼酎のロックが一杯増えただけです。酒量は同じでエンゲル係数も変わりません。ですが例の奥様にはこの理屈は通りません。口答えをせずに耐えるだけなのだ。(案)

日刊Nanoda 2023/1/30 第74号
▼ケンメリは『羊の皮を被ったオオカミ』だ。そう例の奥様も外面が良いのだ。いつも一緒に買い物にいく時に、ご近所の奥さんに出会います。『優しい奥さんでいいですね』って、何ぬかしとんねん、おばはん。わしの気持ちも知らんくせに・・。『はい』悲しすぎるのだ。(案)

日刊Nanoda 2023/2/4 第79号
▼昨日は節分でした。例の奥様と僕はコープで買ってきた巻き寿司を南南東に向かって黙食します。豆まきする大豆も買って来ました。豆の横には『どうぞお持ち帰りください』と鬼の紙の面。例の奥様は面をかぶり豆をまいていました。鬼が豆をまき、猫が逃げる不思議な光景です。(案)

日刊Nanoda 2023/2/7 第82号
▼基本がない例の奥様は『歳時記』片手に俳句を嗜んでいます。テレビでどなたかの俳句を見ると『季語が無い』とか『季重なり』とか、俳句に関しては人様にも厳しいでやんす。他者を評価するほどデッサン力があるとは思えません。俳号を『ドナルド駄句』に変更しては?(案)

日刊Nanoda 2023/2/13 第88号
▼例の奥様はA型だ。僕はB型なので何時も人間のクズ扱いです。A型はそんなに偉いのか調べました。例の奥様のご両親はAとB。たまたまAの血が多かっただけです。AとAの『ネィティブA』にボロカスに言われるのは仕方ないが… 。確認したら僕は『ネィティブB』だった。仕方ないか。(案)

 日本人の血液型で最も多いのはA型です。血液型占いがあるのは日本だけです。僕の奥さんは自身のA型を耐え忍んで生きていると正当化をして、B型とAB型を差別して悲劇のヒロインを演じます。A型はこんな奴らばかりです。でも、そういう事は彼女は外では言わない。外面のいいのはうちの奥さんだけか?A型の人間だけか?

日刊Nanoda 2023/2/21 第96号
▼昨日も酔って口数が多くなり自爆しまいました。「なんで?、どうしてそうなるの?」後の祭りです。呂律の回らない、酔っ払いの正論と素面女の屁理屈。僕には論破できません。腹が立つのは例の奥様の勝ち誇った、顎を左に少し上げた首領のご妹様みたいな表情です。チクショー。(案)

日刊Nanoda 2023/6/14 第131号
▼例の奥様が珍しく抽斗の整理をした。整頓するだけで物が捨てられない。捨てたのは5段の整理ダンスの中で破り捨てたのは数十枚の写真だけであった。レジ袋1枚で十分だった。結果、綺麗に収まっただけで、さらに探し物は抽斗の中の何処にあるのか分からなくなった。本末転倒だ。(案)

日刊Nanoda 2023/6/14 第132号
▼その抽斗の中から、小学校の卒業時に友達からの寄せ書きをしたB6版のアルバムが出てきた。『〇〇さんはおによりこわい』『〇〇さんはよくおこる人だった・・』『〇〇さんておこりんぼやったけど・・』例の奥様の性格は変わらない。被害にあったのは僕だけでは無かったようだ。(案)

 このお友達の寄せ書きは重要な証拠品だ。

『広告とかのはなし編』

日刊Nanoda 2022/12/02 第14号
▼バブル期の年の瀬。ある大物歌手を取材していて「もう少し笑って頂けますか?」とカメラマンの常套句を言ったところ、そばにいたキョードートウキョーのおばはんに「タレントに注文しないで!」と叱られました。なんでや!いい写真を撮るためやんか。ふと、思い出したのだ。(案)

 この大物歌手は森進一でした。レンズに向かって微笑んでくれました。

日刊Nanoda 2022/12/12 第24号
▼原稿用紙は400字詰めだ。藤本義一は、そうダバ、ダバ、ダーバーの親父だ。おっさんは放送作家の時の原稿料は一枚千円で、直木賞を受賞してからは二万円になった。先輩のコピーライターの賀集さんは、アメリカではタイプ一文字十円やと言っていました。ん~、なんでや。大阪なのだ。(案)

 コピーライターて職業はほとんど世間に知られていませんでした。

日刊Nanoda 2022/12/19 第31号
▼最近、転職サイトのCMが目につく。登録しておけば求人先から連絡が入り、「え!こんな条件で!とびっくりする。」そんなことはありえません。転職を考えているあなたへ。隣りの芝生がよく見えるのです。どこの会社も同じようなものです。いい人材を求めている企業はこんなサイトで求人しないのだ。(案)

日刊Nanoda 2023/1/11第55号
▼アメリカの広告代理店は『一業種一社』です。つまり『トヨタ』と取引したら『日産』はダメです。しかし日本ではOKです。儲かるとこは電通が目をつけます。キムタクがカローラに乗って『やっちゃえ日産』って訳がわかりません。全ての企業が節操がありません。談合はなくならない。(案)

日刊Nanoda 2023/1/29 第73号
▼広告の撮影は様々です。商品、料理、モデル撮影など。通販で下着の撮影では事前にパンティーにアイロンをかけます。女手がないと野郎たちがします。ほとんど変態の集まりです。風俗店の仮面をしたお姉さん達の撮影もありました。当時はお断りましたが、今ならお引き受けします。(案)

日刊Nanoda 2023/2/15 第90号
▼昔話。ニコンF2、85mm、TRI-Xを100に減感。絞りは開放より+2絞りのf5・6。コントラストが良くなる。フィルム現像液は希釈して現像。バライタの3号で焼き、定着、水洗をしっかりしてフェロで仕上げる。『ワォ!なんて綺麗なプリントだ!』果して被写体はそれに見合っていたのか?(案)

 当時は可愛かった。いや可愛げがありました。

日刊Nanoda 2023/2/16 第91号
▼『ChatGPT』をご存知ですか。AIが答えてくれます。
私)『ベランダの椿が咲きました。俳句を作って。』
AI)『ベランダ椿 初めての開花 うれしいな』
私) …なめてんのか…
芸術は無理。他の質問で試してください。面白いけど僕たちが壊れるかも。使い方要注意です。(案)

 テレビ、Netで話題になり、早速使ってみた。まず『ブルースのギターフレーズを考えて』と質問をしたら、TAB譜を表示した。クソみたいなフレーズであった。次に俳句を作ってとオーダーしたら、これも評価以前の出来だ。次にあるデーターを求めたら、嘘八百な答え。AIを信じてはいけません。質問するこちらの質が問われます。

日刊Nanoda 2023/2/17 第92号
▼Siriを英語に設定している。美容師の前川に『McDonald’s』は『メ、ダーノス』やと言ったら、「ほんまですか?」て信じない。じゃぁ見てろ、Siriに試したら近くの店を紹介した。「どや、ほんまやろ!」「マクドナルドは?」とくどい男だ。言ってみた。マクドのHPを表示した。… Hey Siri ?(案)

 Hey Siri. 俺の立場もあるやろう。何のために君を英語に設定をしているのか・・変な気を使わなくていいのだ。

『ふと思ったこと編』

日刊Nanoda 2022/12/15 第27号
▼そもそも何が「差別用語」なのかを定義したのはマスコミだ。抗議を回避するため自主規制で決めたものだ。誹謗、中傷など文脈における差別表現をしない限り使用しても法的には問題がない。しかし、敢えて使う必要もない。だが弊社は表現上必要なものは使う。不快であればご指摘されたし。(案)

日刊Nanoda 2022/12/21 第33号
▼職人の息子が親の仕事を継ぐのは分かる。落語家の息子がセンスもないのに親に弟子入りする。お客を笑わせるのではなく逆に笑われる。政治家の息子が親の地盤を引き継ぐ。先の二つは人に迷惑をかけないが、政治家の世襲は国民には迷惑なのだ。(案)

日刊Nanoda 2023/1/3第47号
▼昔の話。知り合いのおっちゃんは、大フィルでチューバを吹いていたそうです。ある日、僕と建築関係の親方と3人でゴルフをしました。親方が音楽家に『指揮者はなんでいるねん?』と唐突の質問。音楽家は『指揮者がおれへんかったや始まりと終わりが分かれへんやん』て、なるほど。(案)

 誰もが知りたいことを、親方が質問されました。

日刊Nanoda 2023/1/28 第72号
▼『知恵袋』に質問しました。『NHKの局員は受診料補助はあるのか?』残念ながら局員の方は無回答です。『聞いた話』との事である方の回答では『その他支給』という項目を設けて『受信料は天引き』つまり補助どころか免除です。本当だとしたらこれで受信料を払えて?(案)

日刊Nanoda 2023/3/4 第106号
▼日本が勝てば僕も嬉しいですが、ラグビーで騒いで、負けたら知らんぷり。サッカーでは旗を振って盛り上がり、負けた瞬間に街は静かになり。今度はWBCですか。当然、各々のスポーツにファンがいます。その人達だけで騒いでいればいいと思うのですが。そう思いませんか?(案)

日刊Nanoda 2023/ 3/11第113号
▼テーマ曲について考えた。『ゴミ屋敷の主人』にはキング・クリムゾンが定番だ。『政治家の先生』にはサイコの曲がよく似合う。『Mr・マリック』はアート・オブ・ノイズ これで登場する。僕には ♪バ~カ、ボンボン。これでいいのだ。(案)

 ニュースとか、CMとか、街の話題をテレビで紹介するときには必ずBGMがかかります。その曲を知っている人は『うふふ』と笑ったり、『えぇ、そうくるか』とか思うのです。キング・クリムゾンの曲はTBSがお気に入りです。当時の邦題は『二十一世紀の精神異常者』です。悪意があります。サイコの曲は結構使えますよ。またちょっと古いところではUCCのブラックの缶コーヒーのCMに使われた曲は『ブラック・ナイト/ディープパープル』の曲です。なぜこの曲を使用したかというと、『ブラック』だけではなく、ギタリストの名前がぴったりなのです。分かりますか?答えは・・『リッチー・ブラックモア』です。

日刊Nanoda 2023/ 6/ 1 第130号
▼マイナ保険証。病院で保険証と紐付けされていたら使ってくださいと言われたが断った。今までなら保険証の提示は月一でよかったのに、カードを使用すると毎回、顔認証もしくは暗証番号を確認しないとだめだ。週一で病院に行く僕には面倒だし、カードを持ち歩くのは嫌だ。(案)

『僕という人間編』

日刊Nanoda 2022/12/11 第23号
▼僕が若い頃先達に『きょうびの若いものは…』と言われていた。その先達も若い頃にきっと言われていたに違いない。最近はこう言い放つ年寄りは見かけなくなった。何故だろう?『きょうびの若いものは』しっかりしているからか?いやいや。僕たちが言える立場にはないと気がついたのだ。(案)

日刊Nanoda 2022/12/23 第35号
▼速読に挑戦しようとしたが上手くいかなくて止めた。最近の若者は倍速で映画やドラマを見るらしい。結果を早く知りたくそれに関わる時間がもったいないとか。『♪ のんびり行こうぜ 俺たちは、なんとかなるぜ 世の中は』昭和のモービル石油のCMです。俺たちはお気楽でした。(案)

日刊Nanoda 2022/12/24 第36号
▼最近、涙もろくなってきた。泣き上戸ではない。同じものを見ても若い時に感じたことと今とはでは感性が違う。倉本聰の『北の国から』をまた見た。五郎の『子どもがまだ食っている途中でしょうが』のセリフにはもうボロボロです。当時は何も思わなかった。倍速で見たら伝わらない。(案)

 そんなに皆さんは忙しいのでしょうか。倍速で見ては行間は読めないのでは?

日刊Nanoda 2022/12/29 第41号
▼僕たちは空き瓶を探していた。瓶は酒屋に持っていくと一本十円で引き取ってくれる約束だった。なのに瓶を持って行くと『どこで取ってきた⁉︎』と言ってお金をくれない。僕たちは何処からも盗んでいません。僕たちは悪い子ですか?いい子でもないけど… 。昭和なのだ。(案)

日刊Nanoda 2023/1/21 第65号
▼私は『堪え性』がありません。また幸か不幸か『器用貧乏』です。大方の仕事はこなせますが、見極めが早いのとB型で飽き性です。因みに『堪え性のない人』の特徴をNetで調べたら…。そのまんまでした(笑)。向いている仕事の一覧では『webライター』でした(爆笑)なのだ。(案)

 だから、こんなバカなことばかり呟いているのか・・。

日刊Nanoda 2023/1/26 第70号
▼昔、98800円の自転車を買って、新御堂筋を千里の家に帰路についていた。桃山台近くの信号で止まったらペダルベルトから足が抜けずにスローモーション状態で転倒。信号待ちの車の中から笑い声が聞こえた。街を頑張って走っていた。角でママチャリのおばはんに捲くられた。ああ。(案)

日刊Nanoda 2023/2/3 第78号
▼昭和四十八年の天声人語。『何か流行すると、たちまち、とめどなくなるのが日本という… 』五十年前も今も変わらない。たぶん遠い昔からそういう国民なのです。一緒でないと不安で皆が右を向いたら右を向きます。僕は左を向くので、ヘソ曲がりか、もしくは日本人では無いのかも。(案)

日刊Nanoda 2023/2/12 第87号
▼昔。新御堂筋を南下。天六、中津方面の出口では何時も左から車が割り込んでくる。今日はイケズしてやります。入って来ようとする車をブロックしてやったのだ。相手は強気です。車を幅寄せして来て僕の車の助手席の窓を強く叩きます。ヤクザでした。どうぞお入りください。(案)

 それ以来、渋滞でイライラしなくなった。

日刊Nanoda 2023/2/18 第93号
▼小学校時代、僕は登校拒否児でした。母は『行きたくなければ、行かんでもええ』と素敵です。いつも友達が下校時に給食の『パン』を届けてくれてます。今思えば恐縮です。母はお友達に丁寧にお礼を言い。『今日は揚げパンや!』と喜んで食べてました。親孝行な子供でした。(案)

日刊Nanoda 2023/2/19 第94号
▼兄は中学の卒業時に芸能プロに履歴書を送っていた。面接に東京へ来るよう手紙が届いたが、母はその案内状を兄に見せずに破り捨てた。理由は『芸能界ではろくな人間にならへん』との事でした。行っていれば、ろくでもない人間には、なっていなかったかも?こういう時代でした。(案)

 この話はその上の兄に後年聞いた話だ。兄は『明星』か『平凡』を見て芸能プロに応募したのだろう。『ジャニーズ事務所』か千葉真一のアクションのプロダクションであろう?自分の兄を良く言うのも何だが、甘いマスクだったので多分、採用されていたと思う。良いか悪いかを別にして母親が子どもの夢を奪った。こういう時代に僕たちは育ったのだ。

日刊Nanoda 2023/2/22 第97号
▼以前、同僚が僕のことを『妥協しない男だ』と誉めてくれて気分が良かった。でもちょっと待てよ。よくよく考えてみれば『妥協しない』て事は人の言うことに耳を傾けないとか、自分本位で協調性がないて事か?なるほど。彼は私をよく見ている。この無礼者めが。(案)

 黒澤明はロケの撮影で、ある所に雲がかかるまでカメラを回さなかった。妥協してはいい写真は撮れない。僕は妻にはいつも妥協をしています。

日刊Nanoda 2023/2/23 第98号
▼昔話。仕事に行きたくないと朝方に思ったらお休みモードですが、奥様は既にお弁当を作っていました。今更休むとは言えません。諦めて車で出発しました。西昆陽あたりに来ても会社には行きたくありません。体調不良を理由に連絡を入れ、お弁当は尼崎センタープールで食べました。(案)

 今も妻には言っていません。殺されます。

日刊Nanoda 2023/2/28 第103号
▼昔、淡路島の洲本で夜釣りです。一文字に渡してくれる船頭が「今日は雨が降るで」… 晴天です。深夜から大雨。明け方に船頭が「な、言うたやろ。風呂入って帰れ」着替えを貸してくれます。ステテコとランニング。『えぇ~。山下清でも下は半ズボンや。まだ28歳なんだな。』(案)

 当時は明石大橋は出来ていませんでした。フェリーの車の中でおしっこを我慢していました。

日刊Nanoda 2023/3/8 第110号
▼レポーターが現地から中継です。生牡蠣をスプーンに乗せて、そこにスコッチをひたひたに注ぎます。それを『つるっと~』と、MCが『あ、美味しそうですね。』では、いただきます。『うまい!』スキャパー12年で試みました。生臭い。深夜の丑三つ時に地獄です。個人的感想です。(案)

日刊Nanoda  2023/ 3/17 第119号
▼以前から小説を書こうと思っていましたが、書き方とその作法が分かりませんでした。『脚本力』倉本聰/碓井広義の本を読んで、これなら書けるかなて、ヒントが見つかりました。しかし、書いた小説を誰が見てくれるのでしょうか?発表されなければ意味がないのですが。(案)

日刊Nanoda 2023/ 3/31 第123号
▼久しぶりの投稿だ。申し訳ない。これも花粉症のせいだ。何も考えられない。小説を書いている事は前にも言ったが、『起承転結』の『転』までは、なんとか書けたが、『結』が書けない。所謂クロージングだ。営業でもこれが上手い人は、物を売れる。どうも僕は詰めが甘いのだ。今、71802文字(案)

日刊Nanoda 2023/ 5/ 20 第128号
▼ようやく、拙文の小説が出来上がった。書いたものを発表しないと意味はないが、自費出版するほどの物でもなく、ましてや贈呈するほど友人もいない。ダメ元で『小説の新人賞』に応募する事にした。一次選考の選考通過が目標。応募するぐらいは自由なのだ。(案)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?