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多発性骨髄腫の疑い

はじめまして。

今日からnoteをはじめようと思います。

きっかけは2019年6月3日、つまり昨日、血液のがんの一つである多発性骨髄腫の疑いがあると医師から告げられたことです。

今のところまだ多発性骨髄腫と断定したわけでなく、「疑い」ということで諸々の精密検査をして6月末にその結果がわかるという感じなのですが。

もともとわたしは3年前から双極性障害という病気を持っていて、季節や日々の天候などで体に痛みが現れることが多かったのですが、3か月前からその痛みが大きく続き、一か月寝込んでしまってようやく4月に街の大学病院の総合診療科を受診して血液検査、尿検査、心電図を経て、膠原病であるシェーグレン症候群(ドライマウスやドライアイなどの症状が出る病気)の抗体が異常に高かったため膠原病科を受診。ガムテスト、涙の量を測り、その後、微量の放射線を含んだ注射をして核シンチと言われる検査を行い、ようやく膠原病科で結果を昨日聞きに言ったところで、膠原病科の受診前に血液、腫瘍内科へ行ってくださいと言われ、そこで検査結果の説明を受けたところ多発性骨髄腫の疑いがあると言われたわけです。

この病名を言われたとき、どこかで聞いたことがあると思ったのですがピンとこずで、家に戻ってからいろいろ調べていたら(やっぱり病名気になるから調べますよね)、写真家の幡野広志さんとおなじ病名でびっくり。

わたし、糸井重里さんの京都TOBICHIで幡野さんの写真展を見に行ったことがあり、幡野さんががんであること、幡野さんがツイッターかブログの中で安楽死について書いてられてたことや、「死について考えることは同じくその人の生き方につながる」というような言葉がわたしの心の中にずっとあり、忘れられなかったからです。

人生には信じられないことが多々起こるということを、この年齢になって少しはわかってきたつもりでした。しかし、先月の7日に義妹が7年に渡るがん闘病の末、亡くなり間を置くことなく自分が血液のがんの疑いがあるなどと想像もしておらず、担当医になるかもしれない医師から「目で見る(図解)多発性骨髄腫 カウンセリング・ブック」なるものを渡されて、来週明けに骨髄検査、その翌週に全身PET検査が入り、なんだかほぼ病名が確定してしまったかのように、昨日の続きで今もまだ勘違いしているような気がしています。

「疑いあり」という言葉が、現時点でまだ確定したわけではないからという淡い希望を頼りに、何とか自分を保っているというのが正直なところです。

これから起こる日常が自分にとって良かったと思える日々になるために…。日々のことをこのNOTEに書き綴っていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。



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