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トイトレのご褒美はシールだけがいい理由

今回はトイトレのちょっとした失敗の話題である。
※トイトレとは、オムツからパンツに移行するトレーニングのこと。(トイレトレーニング)

我が家の娘は3歳。

この4月からは年少になった保育園児。

まだオムツを愛用している。

周りの子供達が次々とオムツ卒業している。
本人もおしっこの間隔が徐々にあいてきて、
『おしっこがでる』という感覚もわかるようになってきた。

後押しするべく【ご褒美シール制度】を導入。

よくある、トイレに行けたらご褒美にシールをもらえて、シール台紙に貼れるというもの。
シールがもらえることの喜びでトイトレを応援するためのものである。

早速トイレの壁に台紙を貼り、トイレが成功した際に可愛いちいかわのシールをもらえることを娘に説明した。

娘はシール欲しさにトイトレを頑張り、おしっこが出ると親子で「やったー!」とハイタッチとハグをして、シールがもらえるたびに歓喜した。
トイレに行く回数が一気に増えた。

この調子でオムツを早く外したい!という私の希望で、『10回成功すると、おもちゃの指輪がもらえる』というボーナスを追加してしまったのだ。

そこから娘は指輪のことしか考えなくなってしまった。

ここでハッと気づいた。

シール欲しさに健気にがんばる娘はもう居なくなってしまった。

ご褒美シール制度は、『シールをもらえること』が一番のご褒美であり、シールをもらう喜び・集まっていく達成感でオムツ卒業を目指すべきものだと実感した。

シールを集めた先に、何か別のご褒美を作ってはいけないのだ。

ご褒美シールの真髄に気づいた日。

まだ貼られていないちいかわシールの顔が悲しげにこちらを見ていた。


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