メロディ小林

松竹芸能の芸人、ブリキカラス小林メロディと申します。 家賃25000円の風呂なしボロ…

メロディ小林

松竹芸能の芸人、ブリキカラス小林メロディと申します。 家賃25000円の風呂なしボロ家に2020年3月から住んでいます。そのボロ家での日々を記していますので是非哀れんでください。たまに普通の日記も書きます。

最近の記事

先週くらいのこと

先週くらいのことを書きます。 久しぶりに文字を書くのでリハビリ的な側面もあります。駄文かも知れませんがご容赦ください。 後半明らかにエネルギーが切れているのでそこもご容赦ください。 3月27日 加藤ミリガンさんと森本サイダーさんという デカめのピン芸人2人と映画館に行った。 新宿のTOHOシネマズ前に朝11時集合。夜行性の生き物と言われている芸人の集合時間としては異例の早さ。 ミリガンさんがその後ライブだったから早めの上映時間の回が選ばれたらしい。 ミリガンさんは普段

    • 登下校

      僕の小学校は家から30〜40分ほど歩いた場所にあって 小学校一年生の頃からウメダくんという子と毎日登下校していた。仲が良かった。 ウメダくんは家が近くで通学路の途中にあったので一緒に登下校するにはちょうど良い家の距離感。 なんで仲良かったのかは覚えていない。小1の仲の良くなる理由なんて覚えていないし。さほど大した理由なんてなかったのだろう。とりあえず仲良く登下校していた。 ウメダ君の住む家の近くには 円形の小さなコロセウムみたいな広場があって、登校の時はいつもそのコロセ

      • ここ数日

        ここ数日のライブやら賞レースのことを書く。しばらくサボっていてごめんなさい。ここ最近の日記です。飛び飛びですが。サポート大好きなんで良かったらサポートくださいね。 11日大爆笑!ヤーレンズと愉快な仲間たち ヤーレンズさん主催のライブ。中野芸能小劇場がお客さんでパンパン。基本的にお客さん10人未満のライブ育ちなので大盛況のライブというのは未だにほんのり汗をかいてしまう。とはいえネタも温かい空気の中でやらせてもらえて「大爆笑!」というタイトルに恥じない心地のよい空間だった。

        • ネズミVSメロディ

          9月6日 この家に引っ越してから一度も開けたことのない窓を開けてみた。キッチンの奥にある窓。 開けると爽やかな風が部屋を包む。開放感。すごくいい気分。セピアだった日常を彩るような。何か新しいことが始まる予感がした。 9月8日 朝起きる。目が霞む。寝ぼけ眼でトイレに向かう。すると何か細かい小石のようなものを踏んだ。目を擦って霞みを取る。 足の裏を確認すると、十粒ほどの米粒がへばり付いていた。へばり付くというより足の裏の肉にめり込むあの気持ち悪い感覚。目線をあげると、キッチン

        先週くらいのこと

          何事も

          自他共に認める「何も出来ない」人間でして。 小学生の頃から運動音痴でありゲーム音痴な少年。 「アメトーーク運動神経悪い芸人」のオーディションに行けば、普通にテニスやらサッカーのリフティングをしていたらラスト3組まで残ったことがあるほどの運動音痴。 マリオカートなんかのゲームでは今どこを走っているかもわからず逆走なんてしまう有様。 小学校男子にとってこの2つが不得手というのは非常にハンディキャップであって 生きていくのが非常に不自由になる要素だ。 この年代の男子にとって

          徒然

          世間一般が抱く 若手の芸人のイメージを踏襲したような ド貧乏生活をさせてもらってまして。 主食としてはお米を炊いてその上に納豆をかけて掻っ込む。 僕の身体というのは基本的にこれぐらいの食事で形成されており、生で僕をみたことがある人は僕の身体から一切の生命エネルギーを感じないことに合点がいくだろう。 そんなわけで僕はわりかし納豆が好きである。ここでわりかしと言ったのはスーパーで3パック入り80円ぐらいの安物の納豆しか食べていないからだ。海原雄山からしたら「こんなものは本当の

          真夏の果実

          「今年夏らしいことした?」 昨日の夕方ごろに百瀬さつきと河邑ミクという同期芸人たちとそんな話題になった。 用事があって3人で集まった帰り道。 河邑は「仕事でプールには行ったけど仕事やからなあ。遊びで夏らしいことはしてないなあ。」なんて言っていた。 百瀬は今月末に単独を控えていることもあり夏らしさなんか感じている暇もないらしい。 かくいう僕なんか夏がいちばん似つかわしくない人間であることは自覚している。 2人とも僕には聞いてこなかったのがそれを物語っている。 僕の家はと

          真夏の果実

          ヤンキー高校に入った話

          最悪に最悪が重なることがある。 今日はそんなお話です。 高校2年の時。 駅の駐輪場に停めていた自転車を盗まれた。 学校に遅刻しそうで慌てていて 鍵を抜き忘れていたのだ。 僕は神奈川県平塚市から 別な市の高校に通っていた。 別な市へ向かう電車に乗るために平塚駅を利用するのだが、その平塚駅までは毎日自転車を漕いで向かっていた。 平塚駅に着くと、今はもうなくなったのだけど当時は平塚駅西口に無料の駐輪場があってそこに毎日自転車を停めていた。 ここの駐輪場がそれはもうカオスカオ

          ヤンキー高校に入った話

          同じミス

          「何回同じミス繰り返すんだよ!」 愚民は自分にガッカリする瞬間が多々ある。 僕は阿佐ヶ谷に住んでいて家は風呂なしだ。 僕の御用達の家から徒歩30秒の銭湯にも定休日がある。そんな日は家から徒歩15分ずつのコインシャワーもしくは別の銭湯で体を清める。 どちらも住所は高円寺。 僕の活動拠点は主に新宿。お笑いライブだったりネタ合わせだったりで毎日のようにいる。 東京の土地勘がない人の為に説明しておくと、僕はJR中央線に乗って 阿佐ヶ谷→高円寺→中野→新宿 という具合に新宿までい

          プライド

          プライドが、ポキッとへし折られる瞬間がある。 芸歴1年目だかの夏によみうりランドでの営業に週一ぐらいで行っていた。 営業といってもステージでネタをする。なんていうちゃんとした営業は芸もない1年目に与えられる筈もない。 僕たちが与えられたのは「水かけ芸人」というものだった。 「スプラッシュバンデッド」というアトラクションがよみうりランド内にはあって、その醍醐味が「ジェットコースターで滑走中にホースや水鉄砲で水をかけられる」というものだった。 こんな感じ。ジェットコースタ

          千と千尋の神隠し

          千と千尋の神隠しの舞台を配信で視聴した。 同期芸人の脇屋敷と一緒に。この舞台は橋本環奈さんと上白石萌音さんのW主演。主演とはつまり千尋の役を担当しており、僕が観たのは上白石萌音さんが千尋の回。 上白石萌音さんは殆ど千尋そのものだった。動きなんかアニメ映画版そのままで、走り方やら表情やらアニメーションを見ているかのようなシンクロ度。リンの役の人もリンそのものだった。 舞台セットの転換なんかも凄まじくて、画面越しでも迫力が伝わってくる。油屋のセットなんかがシーンによって代わる

          千と千尋の神隠し

          雑記

          ︎ 「暑いな」 「ああ、暑い」 ここ数日は黒田さんと会うたびにそんな凡庸な会話から始まる。言葉を扱う職業の2人とは思えない語彙力のない会話。 僕なんかは髪がこれだけ長いもんで、恐らくは周りの人よりは暑いのだろう。髪が短かかった頃の記憶はもうないんだけど、きっと今よりは涼しく過ごせていたんだろう。 ♦︎ Amazonプライムに入会した。 せっかくなので前々から気になっていた「THE BOYS」を今更ながら見てみた。家にいる間は常に「THE BOYS」を見る数日間を過ごし

          100点差で負けた話

          スポーツ漫画なんかで、作中の主人公やライバルの強さを際立たせる為に登場する所謂「モブ」のチームが存在する。そういったモブはいかに主人公やライバルが理不尽で強大な力を有しているかを見せつける為の餌として存在していて、主人公たちに大差で敗北をしたりして「こんな奴らに勝てる訳がねえ…」なんて情けない言葉を吐かされたりする。そしてそのバックストーリーには殆ど触れられる事はない。 僕は中学生の時のバスケ部の公式戦で11対111という「100点差」で敗れた事がある。バスケットボールとい

          100点差で負けた話

          大阪

          10日、11日とライブで大阪に行かせてもらった。 弊社(松竹芸能)は大阪が本社となっていて、9年も松竹にいると大阪に行く機会というのは度々訪れる。キャモン西本さんに連れて行ってもらった事もあったな。そんな訳で今回は6回目の大阪遠征。 大阪の街並みは、滅多に行かない場所なのに何故か親近感があって割と好き。 庶民的な店が並ぶ裏通りに一件だけPOLOなんかのハイブランドの店が突如として現れたり、庶民的な通りを一本抜けたら横浜の赤レンガ周辺のような西洋風な街並みになったりと、町

          コインランドリー

          自分の家には風呂がないというのは散々ぱら言ってきたことなのだけど、我が家には洗濯機もない。 洗濯機を買う気がないとかではなくて、洗濯機を置ける場所が我が家にはなくて、洗濯は基本的に近所の銭湯に併設されているコインランドリーでさせてもらっている。銭湯という施設は往々にしてコインランドリーもセットなのでありがたい。いつも、同期の百瀬からもらったIKEAの青い袋に洗濯物を詰め込んでコインランドリーに向かう。そして洗濯物を洗濯機に詰めて、お金を入れて洗濯が完了するまで家で待機するの

          コインランドリー

          お菓子

          月に一回、TIP STARという競輪の予想配信をする仕事をしている。 この現場は、ケータリングが充実していて配信中はお酒も飲めるので大体の人は備え付けのお酒を飲んでいるのだが、僕は下戸のためにお酒は飲まない。代わりにケータリングのお菓子をずっと食べている。 配信は12時間ほどあるのだが8時間ほどはお菓子を食べていて、一緒に配信をしているオジンオズボーン高松さんに「メロディ、子供じゃないんだから!」なんて、僕の醜態を的確に説明した言葉を全世界に発信されてしまう始末。甘いのか