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いつまでもいつまでも 〜Sexy元年、気づけば半年〜

SexyZoneのことが気になりはじめてからコンサートに行くまでを今までの6記事にまとめているので読んでいただけると嬉しいです。見返すと本当に長い。読んでくださった方にありったけのSTY🌹

この記事はその6記事のあとがきのような立ち位置で読んでいただけたらな、と。特に前半は読んでて楽しい気持ちにはならないかと思いますが、自分の感情を整理するために書かせてください。


さて、Sexy元年(2019年)もいつのまにか半分が終わってしまった。つまり、セクラバになってから半年。(新年に好きになると数えやすくていいね!)

運命が動いた瞬間。マリちゃんと聡ちゃんはいなかったけど。

書きはじめたらキリがないと思い端折ったのだが(6記事も書いておいて)、SexyZoneが気になりはじめる少し前、わたしはとてもくじけていた。一番の理由はこれ!と言えるものは明確にはないが、人生のちょっとした不安や将来への焦りがあったんじゃないかな。隣の芝生はなんとやらというように他人と比べて勝手に落ち込んでた。
肩こりや頭痛がひどく、何をしても疲れる。休日に息抜きしようと旅行してもそこそこ楽しめるものの疲労が蓄積し、リフレッシュとはとても言えなかった。
「何もない人生」であることを認めたくなくて、なんとなく忙しく過ごすことで気を紛らわせていた。とはいえ何もやる気は出ないし、疲労困憊でベッドから出られないことも多く、とことん引きこもっていることもあった。気持ちの面でが忙しいだけで実際そんなに予定はなかった。

大好きなものは相変わらず大好きなはずなのにときめけない自分がいた(この頃いきものがかりは放牧中)。何をしていても楽しさを感じられないくらいにいっぱいっぱいだった。

小さい頃は感情が表に出やすくて、よく笑うしよく喋るタイプであった。テンションが上がると楽しくて喋りすぎてしまうことがよくあり、ノリで喋った内容がとても失礼な発言だった気がして帰り道にひとりで反省することもよくある。未だにある。他人の何気ないひとことに傷つくこともしばしばあったし、わたしの無遠慮な言葉に人を傷つけてしまったこともたくさんあったと思う。

大人になるにつれ、マイナスの感情に揺さぶられることがどんどんしんどくなった。環境のせいにするつもりはないが、自分勝手な正義感をふりかざしてくる人、相手を可哀想がることで自分を保っている人、勝手に比べてくる人…本当に本当にすべてが雑音となっていた。完全に自意識過剰なのであるが、ヒステリーを起こす人が近くにいると、わたしが何か機嫌を損ねるようなことをしてしまったのではないかと頭が混乱してめまいがしそうになることもしばしば。
これに関していえば、わたしにも非がある。元々嫌だと思ったことを本人には言わない。というか言えない。反発されることはなるべく避けたいのだ。負のエネルギーを感じることが本当に苦手である。「相手のためにも言った方がいい」という意見もあるだろうが、好きでもない人に労力をかけられない人間なのだ。だから人と議論できないし、相手も私が嫌がってるだなんて思わないのでエスカレートするばかりである。

今思えばマイナスに受け取りすぎていた部分もあったが、当時のわたしには耐えられるものではなかった。

そして、わたしはある目標をたてた。「フラットであること」だ。今までは他人の行動に対しても主語が「わたし」であることに気づいた。「わたし、何か機嫌損ねることしちゃったかな」「わたしの考え方が間違ってたのかな」とか、相手の何げない言動をいちいち自分に関連させて受け取っていたのだ。自意識過剰である。そこで、主語を「相手」に変えるようにした。「あの人、なんか機嫌悪い」「あの人はさも自分が正しいような言い方をする」といったように。慣れるのに時間がかかったし、今でも完璧にはこなせていないが、こうすることで自分の感情の波を抑えるようにした。次第に、この世に起こるすべての事象はわたしには関係ないことばかりだと思うようになった。

するとどうなるか。苦しくなることはだいぶ減ってきた。しかし、笑うこともなくなった。

なんとなく疲れた、今年の年末年始のお休みは長いからゆっくりしよう、そう思ったときにSexyZoneとの電撃的な出会いがあった。

マリちゃん無事でほっとしたよー

SexyZoneの存在はずっと前から知っていたけれど、あのジャニーズカウントダウンでわたしの心が動いた。翌日すぐにCDショップに行った。数日後には何も考えずにぎゅっとのシングルを購入していた。肩こりも一時的になくなり、体も軽い。こんなにるんるんして衝動的に行動したのはいつぶりだろうか。「しなければならない」「すべき」ではなく、「したい」という純粋な気持ちだけで動いたのはいつぶりだろうか。

好きになって半年しか経っていないが、あの好きになったばかりの頃の高揚感、忘れたくないなって。

のちに大好きな曲となるのだが、当時まだ世に出ていなかった「いつまでもいつまでも」(アルバム「PAGES」収録)。あなたはあなたのままでいい、ありのままの感情を大切にしてほしい、というメッセージが込められているこの楽曲を聴いて久しぶりに涙が出た。カウントダウンの衝撃から少しずつ喜怒哀楽が自然に出るようになったが、この曲を聴いたときが完全に心を取り戻した瞬間だった気がする。

どんなにつらくても、ぎゅっとを聴けばルンルンでスキップして帰れるおまじないを見つけたこと。
今まで「歌詞に意味のある歌」ばかり聞いていたのに、疲れたときに何気なくフワッと聞けるトンチキの魅力に気づけたこと。
キラキラしてるアイドルに苦手意識があったのに、こんなにも胸を弾ませてくれるものだと実感できたこと。

世界はこんなにも希望に満ちているんだ。

好きなものがたくさんあるってこんなに楽しいんだ。

今でもつらくなるときはある。頭がいっぱいになるときもある。世渡り上手じゃなくてなんでもいちいち真に受けてしまうところはなかなか治らない。でも、以前のわたしとは違う。強がりだって、不器用すぎたって、そのままでいいのだ(まただいすきないつまでもいつまでも)。だって、今のわたしは自分がどうしたらご機嫌になれるかを知っている

「いつまでもいつまでも」で歌ってくれていたように、何者にもならなくていい キミはキミだよそうでしょ とSexyたちが伝えてくれているのだ。わたしはわたしのまま、歩いていこう。

わたしを強くしてくれてありがとう、SexyZone

もっと前から好きだったらな、リペ魂もSTAGE魂もサマパラも行ってたらな、なーんて思っても仕方ない。その分、この先起こることすべて一緒に体験していけるんだもんね。喜んで 怒って 哀しんで 楽しんで 生きていけるんだもんね(しつこいけれどいつまでもいつまでもだいすき)。SexyZoneには無限大の未来がある。

これからどんな未来が待っているんだろうと思うとワクワクする。今こんな風に考えられるようになったのことを、先行きの見えない未来に不安を抱いてたわたしに伝えたい。先のことなんてわからないこと楽しいんじゃないかな。

未来には希望しかない

そう思えるようになったこと、自分にとっては革命なんです。だから嬉しくて、きちんと残しておきたくて、6記事に渡って綴りました。

これからもきっと、今以上にワクワクすることいっぱいなはず。もっともっと好きなもの、たくさんになるはず。いつまでもいつまでも、自分のままで、希望を胸に生きていこう。


さあ、

じだ!いを!つく!ろう!SexyZone!!!



おしまい


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