見出し画像

職場でウクレレを弾く3つのメリット

こんにちは、あずま(@sngazm)です。

僕はふだん、株式会社メルタの自席でツイッターをする傍ら、3Dayプリンターモデリーといった自社のWebサイトのコーディング・開発をしたり、バーチャルろくろシステム「Roquro」の開発をしたり、お米を炊いて納豆ご飯を食べたり、ウクレレを弾いたりしています。

また、ものを作る人が集まって思いつきでものを作るクラブ活動、Image Clubを主宰しています。こちらではブラジルにつながってる穴を作ったり、人のツイッターの下書きを集めてリアルガチャにしたりしています。

さて、いまオフィスの僕の席の横には常にウクレレが置いてあります。いつでも手を伸ばせばウクレレが弾けるからです。僕の席の横に無い場合はソファに置いてあります。ソファに座って弾きたいときもあるからです。

僕は現在、会社にいる日はウクレレを毎日弾いています。

本当に毎日です。

なぜ、オフィスにウクレレがあるのでしょうか。具体的な因果関係としては僕がメルカリに登録したらキャンペーンでポイントがもらえて、2000円の中古ウクレレが1200円で手に入ったからですが、毎日オフィスでウクレレを弾き続けるうちに、オフィスでウクレレを弾くメリットがわかってきたので、今日から役に立つ有用なビジネス情報として皆様にも共有したいと思います。

ウクレレはあらゆる点でオフィスに「ちょうどいい」

オフィスにウクレレを導入したことで早々に気付いたのが、ウクレレの「ちょうどよさ」です。
まず大きさがちょうど良い。ギターやピアノはオフィスに置くには少し大きすぎる。専用のスタンドなども必要になるし、大きな音も出ます。その点ウクレレはソファにポンと置いていても邪魔にならないサイズ。机の横に立てかけておいて、作業中に飽きてきたときでも気が向いたら手に取ることができます。ウクレレは頑張れば大きな音を出すこともできますが、指で優しく弾いてあげればオフィスで迷惑になるような大きな音はでません。それでももし音がうるさいと苦情が来るようなら、そのときはその人と話し合ってどうするか考えればいいのです。一緒に仕事をするってそういうことじゃないですか?

また、演奏できるようになるまでの難易度もちょうどいい。ギターには6本も弦があります。5本しかない人間の指に6本の弦を同時に押さえさせるのはあまりに過酷。とても仕事の片手間に身につけられるような代物ではありません。

いっぽうでウクレレの弦は4本。学生時代にギターに挫折した僕でも、数日あれば仕事(やツイッター)の合間に1曲弾けるようになります。これだけ短期間に成長が実感できるものは大人になるとなかなかないものです。仕事の進捗がない日もウクレレの練習が捗れば(気持ち的には)問題ありません。

家に置いておくより25倍うまくなる

ここまで読んで「家でやればいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。考えてみてほしいのですが、ウクレレを家に置いて土日だけ練習する人と、ウクレレを会社に置いて平日毎日少しずつ練習する人、どちらが早く上達すると思いますか? 答えは当然後者です。なぜなら平日(5日)は土日(2日)の2.5倍あるので、理論上は2.5倍速く上達します。

また、「毎日ちょっとずつやる」ということは楽器以外でも重要な習得方法です。1日で覚えたことは1日で忘れます。運指や歌詞を覚えるのには、努力して集中的に練習するよりも、「仕事中、気がついたらウクレレを弾いている」という環境を作って無意識に少しずつ練習を積み重ねることが圧倒的に重要なのです。圧倒的なので10倍ぐらいですね。2.5倍の10倍なので、都合25倍速く上達します。

ここまで読んで「ちょっと待て、土日にウクレレを練習したくなったらどうすればいいの?」と思う方もいるかもしれません。ご安心ください。

家に置く用のウクレレも買ったらいいのです。僕は会社にウクレレを置いて1ヶ月後、家でリモートワークをしているときにウクレレを弾けないフラストレーションに耐えかねて、気付いたらエレキウクレレ(エレレレ)をAmazonで注文していました。エレキなのでアンプにつながなければ音も静かで、騒音問題にもなりません。

それからは会社でウクレレを弾いて、帰ったら寝る前にエレレレを弾く快適な日々を送っています。朝起きて弾いていたら会社に遅刻したので、朝は弾かないようにしています。

心配しなくても、あなたも自然とそうなります。

ウクレレでストレス社会を生き抜く

現代社会、それはストレスとの戦いです。ストレス発散のはけ口を持たないまま会社で仕事をしていると、押し寄せる業務や人間関係の軋轢によって我々の精神は蝕まれ、最悪の場合死に至ります。仕事とはそういうものです。

そんなストレスマネジメントにも有効なのがウクレレ。ストレス発散のために仕事中にいきなり立ち上がって高らかに歌い始めた場合「ああ、この人はもう駄目になってしまった」と思われますが、ウクレレをつま弾きながら好きな曲を歌えば自分のささくれ立った心は癒やされ、みんな優しい目で見てくれます。大声を出したくなった場合は屋上に出てブルーハーツでも弾きましょう。

オフィスの雰囲気がよくなる

私たちはスタートアップです。革新的な製品・サービスを生み出し、世の中にまだ存在しない価値を提供しなければなりません。そして、柔軟なアイデアや大胆な提案を出すために必要なのは自由な空気です。Googleの研究でも、心理的安全性(Psychological safety)、つまり不安や恐怖を感じることなく言動がとれる状況を確保することがチームの成功に最も重要であるとされています。

一人だけウクレレを弾いてるやつがいるオフィス、それは会社の心理的安全性の象徴のような環境でしょう。逆に言うとオフィスでウクレレを弾けなくなったとき、それは会社の心理的安全性が脅かされていることを示すバロメーターでもあります。炭鉱のカナリアのように、オフィスに響くウクレレの音色は会社のクリエイティビティを支えているのです。

あ、おわりです。

おしらせ

この記事は株式会社メルタのオフィスで時折ウクレレを弾きながら書かれました。株式会社メルタでは現在、ディレクション・Webマーケティングを担当する社員、会社の広報などブログを書いたりしてくれるインターン・アルバイトを募集しています。興味がある方はお気軽にご連絡ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?