とろける

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ベースメイクと金属バットと怠惰と本への回答

入院や手術がありすっかり滞ってしまいました。(「入院」とか「手術」って言えばなんでも許されるような感じ、この世の中にありますよね。あれなんなんだろう。どこまでいけるんだろう)では質問分けつつまとめてGOGO ------------------------------- とろけるさんのベストベースメイク教えて下さい。(20代後半になってから肌のくすみ、毛穴、シミが特に気になります。今まで使ってたベースメイクがなんとなく合わないなぁと思って早一年過ぎました。) -------

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    • 進路についての回答

      今までTwitterで悩み相談などをいただくことがあったのですが、すべて平等にスルーしてきました。ひとりに答えたら全員に答えたくなる性分で、それは無理だったので全スルー(ゲンスルーみたいだね)してきたというわけです。2023年、新たな試みとして「相談」をこちらからの働きかけで募集してみたので、ひとつめの回答からいきます。noteも久しぶり！ ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ ツイート見たので相談させていただきます。 私はいわゆる進学

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      • 「すんませんでした、全部嘘でした」

        町田康『告白』を読み終えた。 800ページ超の長編。 実際の殺人事件を基にした小説。 テーマは“なぜ人は人を殺すのか”。 すさまじかった。 中学生のころに『人間失格』を読んだときの記憶が蘇った。 これはいわゆる「信用できない語り手」小説の真骨頂だと思った。主人公の城戸熊太郎はなかなかどうして信頼できない。 理由はいたってシンプル、10人もの人間を殺すからである。 河内10人斬りの主犯。言葉のイメージの残酷さとは違ってどこか憎めない主人公・熊太郎。自分の頭の中と実際に口か

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        • 大切なことはすべてランジャタイが教えてくれた

          今お笑いにかなりハマっている。 どれくらいかというと、初めてよしもとの配信ライブを購入して鑑賞するほどだ。 その気づきや備忘録を記し残そうと思う。 わたしがオンラインチケットを買ったのは、「マヂカルラブリ—no寄席」なるライブだ。 マヂカルラブリ—が選んだ芸人による1時間のネタライブ。 こちらを購入したのは、2020М-1王者マヂラブを始め、永野、脳みそ夫など前から面白いな〜と思っていた芸人が揃っていたこと、そして何より今一番気になってしかたないランジャタイが出るこ

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          流せばなかったことになる

          わたしには好きな小説がある。 『七つの怖い扉』というオムニバス短編集の1番初めに入っている阿刀田高の「迷路」だ。 あらすじを載せる。 庭に井戸のある家に母と2人で住む、薄らぼんやりとした男主人公・昌司が、ある冬の日悪戯で、女友達を井戸に落として死なせてしまう。パニックになった昌司は井戸にフタをして、どうしていいかわからなくて露呈することに怯えながら一夜を明かす。そのまま雪解けて春になり、しばらく経って恐る恐るフタを開けて井戸の中を見ると死体はなくなっていた。見つかったの

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          痴漢とチーズインハンバーグ弁当

          その日わたしは、仕事で疲れきった重い体を引きずり、急行に乗り込んだ。帰宅ラッシュの時間帯、選ばれた駅にしか停車しない急行電車は、各駅停車よりもはるかに混み合う。始発駅から乗り込み、吊革に掴まり、十分強揺られて混み具合を我慢すれば最寄駅に着く。そんなに空腹ではないものの、頭の中で駅前のスーパーに寄って、いろいろと買い込む算段を立てながら、わたしはその急行電車に乗り込んだのだった。 異変を感じたのは、最寄駅に着く数分前だったように思う。スマホに目を落とし、友人となんてことはない

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          髪の綺麗な人柱

          自粛をしてしばらく経つ。 出口の見えない自粛に慣れすぎて今度はこれが終わるのが怖い。乙女心って複雑。 緊急事態宣言が出て世間が自粛生活始めたころは我が社はテレワークが赦されず特に何の措置もなく週５出勤していたから、わたしは人柱！ガハハ！電車も人柱しか乗ってないよ！全てを諦めた顔の人柱で電車混んでるよ！ってほろ酔いグレフルソルティあおってほっぺをエッチなピンクにしながらオンライン飲み会でみんなに言っていたというのによ。 人柱と言えば、大学時代、元彼と一緒に大学図書館の本の

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          電動自転車

          3年前の夏、祖父が死んだ。 母が祖母に許可を取り、祖父の愛用していた電動自転車が県をまたいでうちに来た。父が有給を取り、埼玉のど田舎から漕いでくるという死ぬほどアナログな方法で。 その後はもっぱら母が使っていたその自転車に3日前に乗った。わたしはそれが東京に来てから使うのは初めてに近い。 カゴと左右のハンドルに大量の本を積むと電動自転車をえっちらおっちら漕いでブックオフに向かった。身の回りの整理をきちんとして、お金に換えられるものは換えて、本棚に溜まりに溜まったもう

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          親友が子どもを産んだ

          親友が子どもを産んだ。 この親友である。彼女はゼクシィ縁結びで真剣に婚活をし、誠実な年上の男性と出会い、メッセージを重ねて相互理解を深め、三回目のデートで付き合い、すぐに同棲し、結婚し、子どもを授かった。ゼクシィ縁結びは女性も月4000円弱お金がかかるらしい。彼女は本気だった。 休職中で何もかもフレキシブルなわたしは、彼女が希望する日にち・寂しいという時間帯に合わせ産後入院している病院に坂角総本舗の煎餅と彼女の好物である新大久保で買った韓国海苔を大量に抱え会いに行った。

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          OLオブ休職

          「あんたは休んだほうがいいね。あたしゃ何億人と見てきたからわかるよ。どれくらい休みたい？言ってみな、好きなだけ休ましてやる」 ラピュタのドーラそっくりの産業医がボールペンをこちらにまっすぐ向け放った言葉にわたしは呆然とした。ぼんやりした頭で(何億人は嘘だ…)と思った。鳩がライフル銃をくらったような顔になった。わたしの部署は人が足りないので今は休めないのだということをしどろもどろになりながらドーラに説明し説得を試みたが聞き入れてもらえずそのまま診断書、人事部、手続き書類とあれ

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          肌をペカペカにする悦び

          昨年、厳しげなおばさまによるパーソナルカラー診断を受けた。 わたしはブルベ冬らしい。アースカラーが好きだったので勝手な願望による思い込みでイエベ秋だと思っていたのでびっくり仰天目からウロコだった。 そして、おばさま曰くブルベ冬はツヤ肌が命らしい。 よくわからないけど、メイクを覚えた日からツヤ肌が大好きなのでそこはすっと腑に落ちた。今後もツヤ肌を作っていくぞ〜！オ〜！という気持ちになった。 ツヤ肌に欠かせないのは、ハイライトですよね。違いますか？総理。 わたしはハイラ

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          平成と令和の間に挟まる限界OLの慟哭

          はじめまして。 平成と令和の境目に、noteなるものを始めてみることにした。 つれづれなるままに日暮らしMacBookに向かひて自分の感情に素直に、愚直に書いていきたいと思う。 自分のインタネッツ歴を振り返ってみれば、 共同ホムペ（なんと懐かしい響き！）は中学生の頃から使っていた。 内容のないりあるやアルバムを更新して、べっこう飴よりも薄い友情を育んだ。 mixiは高校生の頃から使っていた。 新着コメントが1件あります！と赤く光るところがすごく好きだった。 F

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