◆序文

ゲームマーケットに向けて、改めて更新を再開した当Note。今回は、Dロイス「起源種(LM,p.61）」を取り上げていく。

まずは効果を見ていこう。

ダブルクロスでは侵蝕値が上がるごとに判定のダイスが増え、100%を突破するとエフェクトレベルが1上がる。
起源種は、ダイスが増えなくなるかわりに80%からエフェクトレベルが上がるようになる、というものだ。

ダイスが増えなくなる分、ダイスを振らない支援型のキャラクターが持つことの多いDロイスなのだが、命中さえ確保できるならアタッカーが握っても強いはずである。

ということで、今回はこれで1つご覧いただきたい。

◆使用サプリ

今回はEA、LM、RWを使用した。

◆ビルド

シンドローム：ウロボロス
能力値：2 2 4 1
ワークス：レネゲイドビーイングD
技能：RC+3Lv（合計4Lv）6点
Dロイス：起源種

エフェクト
・オリジン：レジェンド(EA,p.135）　5　20点
・ヒューマンズネイバー(EA,p.134）　１　0点
・原初の赤(EA,p.122）：雷の槍(EA,p.38）　1　15点
・混色の氾濫(EA,p.123）　1　15点
・原初の白(EA,p.125）：ストライクモード(RW,p.39）　５　35点
・螺旋の悪魔(EA,p.124）　５　35点

アイテム
・特になし。

これで合計126点。余った点数は、適宜調達やイージーエフェクトに振るといいだろう。

火力は、80%時点で6D10+26点。100%を突破すれば、7D10+31点となる。それが範囲（選択）で3回撃てる。命中だが、今回はオリジン：レジェンドを活用し、固定値で確保した。4DX+14であれば、大概は当たる。固定値を信じろ。

これだけの火力が出ているのは、命中をオリジン：レジェンドで確保できているので火力エフェクトを多く取得できたこと。加えて、起源種により通常より多くLvが上昇するという2点が主な理由だ。何せレベルが1上がればこのビルドの場合、10点ダメージが上がる。2レベル上がれば20点だ。

まずはセットアップで螺旋の悪魔を使用。暴走するが、アタッカーにとってはさして痛くもない。
次にマイナーでオリジン：レジェンドを起動。精神を使う判定に、Lv×2の達成値増加を得られる破格のシーンバフだ。命中はこれに頼りきる。
そしてあとは残りのエフェクトを全部使って殴る。やることは単純だ。

「ダイスが増えないのなら、ダイスに頼らなければいい」というのが今回のコンセプト。ダイスの数が少ないなら、固定値を上げればいい。

固定値を信じろ。固定値は裏切らない。

余談だが、ストライクモードの採用理由についてだ。使うと武器が壊れるというデメリットがあるが、RCならば武器がないので踏み倒せる。強い。

◆カスタム

ウロボロスなので無限の拡張性がある。
あえて言えば原初の赤を好みで差し替えたりなどか。

また、原初の黒(EA,p.125）を取得していないので、混色の氾濫を切りそちらに振るのもいい。その場合は、侵蝕基本値が上がることに注意してほしい。

◆成長

ウロボロスなので（ry

正直上と言うことはあまり変わらない。ただ、原初シリーズを取得するのであれば、ホイホイ侵蝕基本値が上昇するためジャーム化しやすくなることは記憶に留めておくといい。

あとは順当にメモリー(EA掲載)を取る、そして何よりRC技能だ。

固定値を信じろ。

（担当：山陽）