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「クローフィアンゲール~天使の姿し罪人(つみびと)達、狩られよ我らにすべての罪を~」企画書

①あらすじ
いじめ、いじめ自殺が社会問題化してから既に1世紀が経過したが、今やいじめを行った側が処罰されるのが常識だ。いじめを行いながら処罰を受けずにのうのうと生きているかつてのいじめっ子達と、泣き寝入りせざるをなかった被害者達への救済も。法律名は『過去現在に渡るいじめ加害者並びに二親等内の親族への人権剥奪と凌遅刑執行及び、いじめ被害者個人別による、その最上級救済法』その為に選抜された
【Bullying Eradication Comitte and  lynching agency】(いじめ撲滅委員会と私刑執行人達)通称【BE-Cala】
  法律上は民事も刑事も扱える特殊民間警察。
②第一話ストーリー
 今日もまた【BE-Cala】の隊員達による、元いじめっ子の父親が捕獲された。元いじめられっ子だった依頼者達からのメールにより、当時の顔写真、名前、住所、果ては相手の名前だけでさえ、現在の住所や職業、家庭環境を遠隔透視で捜査する超能力捜査官部署「堕天」の隊員達に特定された者は、その瞬間から内側が刃になった、金色に光り輝く輪に首を囲まれ、背中に一対の白い翼が突出する。
★【天使】と呼ばれる者は夫婦とも「悪質なDNAを再生産させた罪人」として生殖器を摘出され、脳と眼球以外は部分麻酔で全身を解体される凌遅刑に処される。
 死骸は特殊な防腐処理を施され、街中で見世物として吊るされ、虫や動物に屍肉を喰われ白骨化されるまで放置。全摘された内臓は、骨髄から血液まですべて臓器売買される。
★娘は年齢を問わず生殖器を摘出されて生理もなく、妊娠出産の出来ない体にされ【生理休暇代用人】という不定休の職業に就かされるが、大半は強姦被害者となっての自殺、または児童ポルノの媒体にされた結果、性病の感染により、早死にする(彼女らへの投薬、治療は法律で禁止されている)
■息子は去勢され、ペニスも陰嚢も切断される。彼らは姉または妹、または姉妹両方の乳房の移植手術を受け、生殖器を下半身の内外に移植される
★移植された乳房と生殖器の数が人間の女性の肉体に近ければ近いほど人間扱いされるが、移植される乳房は、親が行ったいじめの悪質さ、陰湿さに比例するため、強制的に移植された乳房と生殖器の数が多い分だけ奇形化し、人型の家畜へと移行して行き、人権のランクも下がる。(この案は、20世紀に書かれた小説をヒントにしたらしい)つまり、現代では元いじめっ子の子ども達は、かろうじて人間の姿を保っていられる範囲のいじめを行った、元いじめっ子の子ら以外は【すべての人権を剥奪される】のだ。
③第二話ストーリー
【天使狩り】部隊の今回の標的・歌川家から車で脱走したのは、妻の美才子(みさこ)。同じく小学教諭の夫、敏夫は気弱で学級崩壊を起こし続けた結果支援学校に島流し。息子の聡史は中2の14歳になっても反抗期すらなく、いまだに母の美才子に従順なままでいる。
 美才子を追う天使狩り部隊隊長は、腰まである氷のような銀髪を目の細かい三つ編みに結い、アイスブルーの瞳。三尺四寸の無反りの長刀の日本刀を武器とする、170cmのロシア人女性《タチアナ・ヤクーツカヤ》(女・19)彼女は天使狩り部隊必須の、靴底に飛空装置を仕込んだ「軍用飛空ブーツ獬天」なしに、翼を広げ、上空に逃走する「天使」を捕縛する脚力と、両翼をもぐ腕力を持ち、部隊を率いる。
⚫総司令官/シンジ・ヒグツ(男・24)
⚫堕天処巫長/サグメ・アマノ(女・15)
⚫私刑執行官/アザミ・レフゲート・ヤマダ(女・25)
⚫私刑考案人兼執行官/ナナミ・ニノマエ(女31)
⚫天使狩り部隊副隊長/ロバートソン・ニコラス・フェレイラ(男・35)
⚫天使狩り部隊新人隊員/カズマ・ネコイ(男・14)

#週刊少年マガジン原作大賞
#企画書部門

 


 



 

 

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