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これまで支えてくれた身近な人に感謝の言葉を伝える


子育てが一段落ついた夫婦のあり方



皆さん、おはようございます。

今日は「これまで支えてくれた身近な人に感謝の言葉を伝える」というテーマで綴ってみたいと思います。

私は昨年、夫との離婚危機をきっかけに、

経済的自立を考え始めました。

「遅いだろ」

そんなふうに思ったあなた、本当ですね(汗)。

そしてありがたいことに家の夫は、
毎日仕事を頑張ってくれています。

健康状態も良さそうです。

そして私と結婚してから、
収入がなかったことは一度もありませんでした。

だから、経済的な余裕はそれほどないにしろ、
子育てや家事に集中する事ができたと思います。



ところがそんな生活がずっと続くとどうなるか・・・


日々感謝するはずが、
それは、窓を開けると高層ビルが見える景色のように、
当たり前になってしまっていたのです。


高層ビルの建設にどれだけの労力がかかっているかなんて、

当たり前のように日常の景色の中にあったら、
感じなくなってしまうのです。

怖いですね・・・怖いです。

もちろん夫に感謝してはいるものの、それが日常化すると、

その気持ちは薄まって来てしまう。

そしてお金が入って来る事が、
あたかも自然現象のように思えてしまう。

なんという事でしょう!


こんなにも感覚が劣化していたなんて。

高層ビルは自然現象ではなかったのです

怖いです。本当に怖い。

そしてその傲慢さが、自分と夫の間に、

「離婚問題」として表出したに過ぎなかったのだと、

こうなってみてやっとわかったのです。


それはまるで「失われた30年」のように、
時を経て、ジワジワと表出して来ました。


誰かが自分を生かしてくれていた


先程の話は私の話でしたが、

同じように感じてくれた方がもしいてくれたら
嬉しいです。


そして、これまで子育てが大変だったお母さんたち、

本当にお疲れ様でした。

子育てとは命を育む事。それは壮大です。

その小さな命を終わらせることはできないので、

そのために24時間365日、
休む事なく数え切れないマルチタスクをこなします。

更にイレギュラーなことも日常茶飯事です。
というか、すべてがイレギュラーかもしれません。


子供の熱発はしょっちゅうあって、

これは毎日一緒にいる母親だからこそ、
気づけたりする事が多々あります。


だから大抵のお母さんは一人でそれを抱えてしまったり、


すべて母親の責任のように思い、
ひたすら孤軍奮闘することで、


いつの間にか人に頼ったり甘えたりする方法を、
忘れてしまうのかもしれません。

だからこそストレス指数は宇宙一

どんなメンタルの強い人でも子供の事となると、
悩んで眠れなくなるほど辛くなる、

それが子育てだと思っています。

でもだからこそ、周囲はそれを応援するために、

母親しかできない事以外で、
頑張って支えてくれていたこともまた事実なのです。


実は「人間」を長い年月かけて育てるという、

壮大なプロジェクトを皆でやっていた


そんなふうに考えると、
家庭と仕事を両立するのは至難の業だとも思うし、


むしろ夫は仕事、妻は家事育児、

そんな分断された昭和チックな生活スタイルが、

実はとても合理的であるかもしれないと、

今になって時々思うこともあります。

「子育てやっていたらお金なんて稼げないじゃん」

「仕事で疲れているんだから休みくらい休ませてくれよ」


そうですよね、本当にそう。どっちも間違ってない。


ただ、仕事と育児を分断すると、

全く別世界で生きているみたいになってしまうんですよね。

そうするとお互いの日常や感情を、
想像したり共感することが難しくなってしまう。


それがすれ違いを生む。

一番近くにいる人ほど、遠くにいるように感じてしまうのです。


だからこそ想像し、共感し、感謝しよう。


ところで人間は基本、シングルタスクなんだそうです。

沢山のことを一度にこなせないのが普通なんですね。


そう、だからこそ仕事に集中してくれていた夫、

家事育児を頑張った自分、

もうそれで十分だと思いませんか?

めちゃくちゃ頑張って来たと思いませんか?

そしてすれ違っていたようで、

実はお互いがお互いを支え合って来たことは、
紛れもない事実
なのです。

そしてこれまで一人で全部やっていると思っていた事も、

どこかで誰かが間接的に支えてくれていた事も、
また事実なのです。


身近な人にありがとうを言ってみる


何十年も一緒にいたりする人は、
間違いなく特別な人であるのですが、

これも当たり前の日常化していて、
気付けなかったりします。

これは自分の思考や感情が劣化している証拠かもしれません。

そして往々にして
感謝の気持ちを伝えていないことがあるでしょう。


人生後半のセカンドライフにおいては、
日々、明日人生の終わりが来る可能性が相対的に上がって来ます。

だからこそ、
今からすぐにできる「ありがとう」を伝えてみよう。

相手の喜ぶ顔を見て、

自分も嬉しくなり、

自分の中にわだかまりやモヤモヤが消えて行くのを感じ、

後悔が減り、

心が軽くなり、

これからに希望が持てるようになる。


そしてそんな大切の人の反応を見ると、

欲しいものは地位や名誉、

高級品などでなく、

そのたった一言だったかもしれないということに気づき、

感情を共有でき、共感できる。


一人じゃないと思える。

そう思えたら、

自分の中の世界が一変するかもしれない。

もっともっと世界が広がるかもしれない。

そんなセカンドライフを送れたら

素敵だと思いませんか?

いや、きっとそうなることでしょう。


それでは皆さんの一日が素晴らしい一日でありますように。











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