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KADOKAWA「仕事につながるライター養成講座」を卒業しました!

このnoteは卒業タイミング(23年1月)で書いていたものの、公開するタイミングをめちゃめちゃ失い、今に至った記事となります…!内容は執筆当時のものです。もちろんですが、受講内容や受講金額なども1期と2期では改訂されているので予めご了承ください。

※なお、当時の詳細なカリキュラム内容をnoteにて公開してよいかは事前に事務局の方より許可をいただいております。

【23/6/12 追記】
2期の募集始まったみたいだよ!


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そ、卒業という概念はたぶんないんだけど……!
要は全5回の講座を受講し終えました!

ずっと書きたいな~と思っていたので、この講座を選んだきっかけ、受講中に意識したこと、感想などをnoteにしてみます。

素敵な講座だったので、第2期があってほしいなという願いを込めて、もし第2期の募集があった際に口コミを調べるどこかの誰かの役に立ったらうれしいな。

気になる見出しだけでも読んでってください!👋

講座受講を決めた理由

私にとっての理由&きっかけは4つあります。

① ライター講座を受けてみたいと思っていた
② できれば、まずは短期の講座を受けきってみたかった
③ インタビュー記事を書く力をつけたかった
④ 受講料が魅力的だった

① ライター講座を受けてみたいと思っていた

当たり前なんだけど。
私は、ご縁をいただきながらWebメインにライターのお仕事を受けはじめてかれこれ5年ちょっとになるんですね。(でもギュッッと圧縮したらもう少し経歴は浅いといえるかも……)

日々「いい文章に触れる」「いい文章を書くための知識はアップデートし続ける」を意識しているものの、このままでいいのかなぁと。たとえば、同じテーマで書いた他人の原稿を見比べて「その表現があったか!」と膝を打ちたくない?その道のプロから客観的に自分の文章を添削してもらいたくない?と。

なので、半年ほど前からライター生活のテコ入れも兼ねて「ライター講座」を受けてみたいなと思い立ち、いろいろスクール選びをしていました。

で!
超個人的ナイスタイミングで出会ったのが、KADOKAWA 主催の「仕事につながるライター養成講座」(以下、本講座)だったのです。(SNSで「ライター 講座」で検索したらたまたま見つけた)


② できれば、まずは短期の講座を受けきってみたかった

スクール比較しまくった&体験レッスン受けまくったからわかるんですけど、ライタースクール(講座)ってマジで数が多いし、ピンキリじゃない……?

しかも、自分が求めている講座内容なのか確信がもてずとも、一度えいっっと飛び込むしかなく、するとすぐ十数万~何十万が飛んでゆき、そこから半年~1年の受講生生活が始まる。

自分に合わない講座・講師となると拒否反応を起こす性格(耐えて受講し続けられない)なのでそれもリスクで……。なので、まずは短期でギュッと圧縮された一連のカリキュラムを受けきってみることから始めたいと思っていたわけです。

本講座は、全5回というコンパクトさながら、カリキュラムを見ると網羅的な内容だったので「これだ!」と思って選びました。(カリキュラムは後述)

もっと言うと、コンパクトなカリキュラムだからこそ、検索したらすぐわかるような浅い内容ではなく、信頼のおける講師の実績・実体験に沿ったノウハウが学べる講座を受けたいと思っていたので「KADOKAWA」主催という点も決め手でした。

※講師は、ゆうこすさんのヒット作「SNSで夢を叶える」などを手掛けた編集・間さんです!(詳しくは当時の募集ページ内に記載あります)


③ インタビュー記事を書く力をつけたかった

この理由もめちゃめちゃ大きい。
インタビューライターって終わりがないというか、料理と一緒で、豚肉ひとつで無限の料理(調理法)があるように、その取材素材からどんな記事を書くかはライターの人数分存在するわけですよね。だからもっと客観的なフィードバックもらって成長したいなと。

スクール選びの際、あらゆるライタースクールの問い合わせフォームに「私はインタビュー記事の執筆スキルを上げたくてスクール探してるんですけど、公式HPのカリキュラム見ただけだとわかんなかったんで教えてください、これとこれとこういうことは学べますか?課題はどんなものですか??」といったマシンガントーク質問をしまくっておりました。

だって「自分が求めていたのはこのスクールじゃなかった~」って後悔したくないでしょ???

結論、「インタビューライター」を想定したスクールって意外と少ないんです。SEOライターになろう!ブックライターになろう!とかはわりとあるんだけど。

「仕事につながる~」のカリキュラムはこちらで、

受講生募集時のLivepocketより引用しております

第4回・第5回がまさに私の得たい経験でした。
おまけに、最終課題で仕上げたインタビュー記事(実際にKADOKAWAから出版される書籍の著者インタビュー記事)の中で優秀な原稿は、実際に書籍出版時のパブリッシングに使われるという大チャンスまであったのです!!

学べるだけでなく、自分のキャリアにおける実績にも繋がる!と確信がもてたので申し込みボタンをポチィ……!


④ 受講料が魅力的だった

あとはこれです。シンプル!
私はオンライン受講コースを選択したんですが、全5回のレッスンで「44,000円(税込)」でした。

1レッスンあたり8,000円という単価感。これを安いとみるかどうかは完全に人それぞれだと思うんだけども、私にとって「あれとあれを辛抱すれば……!」と捻出可能そう&価格なりの価値を信じていたので、納得感をもって申し込めました。

結果どうだったかを先にいうと、金額分(以上)の価値がある講座でした!

ちなみに、ライター講座を検索するとほぼ一番にヒットする宣伝会議さんの講座は約17万円で「ウッッ」と即決できる金額感ではないのですが、全40回なので1レッスンあたりは4,000円。参考まで。


受講中に意識したこと

この項目は何かというと、どうせ受けるんだったら学びを最大化したいよね?という観点。講座の満足度にも繋がった密かな自主努力を後世に伝えるためにメモっときます。というか、この講座に限らず大事なことだとは思うのだけど……!

① オンラインでも十分学べる(メリット活かして積極的に質問すべし)
② 課題は全力で取り組むべし

① オンラインでも十分学べる(メリット活かして積極的に質問すべし)

私は、あえてオンライン受講を選びました。
東京在住だから現地で直接講座を受けることもできたんだけども。理由は、私の「繊細さん(HSP)」的な性格ゆえです。

生身の人間が複数リアルで集まっている場所だと、空気を読みすぎて思った通りに行動できない経験が多く、気負わず受講できるオンラインを選択。するとこれがやっぱり吉と出て、オンラインながら毎回の講義で聞きたい質問をたっぷりチャットで聞けました。
(オンライン参加組はZoomのチャット機能で質問)

自分の原稿を推敲するノウハウについての講座内での質問

TwitterやSlack大好き人間で、テキストだと気負わずコミュニケーションできる性格も相まって、水を得た魚でした。

私の性格上、ど~~~しても考え込んでしまう「こんな質問していいかな?」「今、私が手上げちゃっていいのかな?」「マイク渡された後、簡潔に質問できなかったら恥をかくかな……」とリアル参加者の顔色をうかがい、緊張しすぎず質問できたことは本講座全体の満足度に大きく影響しました。

のちのQAタイム用に予め「これは質問したい」と思うことを下書きして準備しておくこともできるし。オンラインゆえのメリットを活かして、積極的に質問すべきです!!


② 課題は全力で取り組むべし

全5回の講座のなかで、課題提出は2回ありました。(Livepocketにも書いてあるよ)

2回とも、ま~~~~~~~~~~自分なりに頑張って鼻血出そうなほど全力で取り組みました。これは本当に自信をもって言える。さらに言うなら、仕事の繁忙期と受講期間が重なっていたので隙間時間はほぼずっと課題をいかにブラッシュアップするかを考え・費やしていました。

というか、この講座に限らず、講座の満足度ってどれだけ課題や演習に真面目に取り組んだかに大きく影響するよね!

受講生全員が講師からその場で寸評をもらえるわけではないので、たとえ同じ受講料を払ってるとしても、単純に「いい出来の課題(作品)」を仕上げたほうが、得られる経験、学習機会が増えるんだよ!やるっきゃないでしょう!(受講生の参考になるような原稿や、よい切り口の原稿は、講座内で直接講師から寸評、赤入れをしてもらえた)

それに、せっかく講師から直接アドバイスしてもらえる貴重な機会をゲットできるのだとしたら、今の自分の限界値で仕上げた原稿に対してお言葉をいただいたほうが絶対勉強になるじゃん!

「ご指摘いただいた部分、まぁ自分もこの書き方はどうも微妙だな~って思ってた箇所なんですよねアハハ」なんて寒すぎるもの……。(そんな受講生はいなかった)

人によって、講座への温度感や目的、忙しさ、なりたい姿はバラバラなので一概には言えないけども、お金払ってまで何かを学びたいなら与えられた課題と機会は全力で挑んで掴みに行きたい。

努力の結果、ありがたいことに課題は2つとも講師から直接フィードバックをもらえる機会をいただけました!


受講の感想

最後に、先日第5回を受講し終えたばかりのHOTな感想を。

たのしかったな~~~!
&めっっっちゃ悔しい~~~~~~~!

です。

これは超超私の個人的なお気持ちなんだけども、全5回の学びの集大成をフル投入して「インタビュー執筆課題」の優秀者に選ばれる(=実際に書籍発売時のパブリッシング用原稿として採用される)ことを、最初から目標にしていたので、目標達成ならずでめっっっちゃ悔しいです!力不足!

勝手に、卒業試験の感覚で挑んでいたので……。
くぅぅ……世間は甘くない&選ばれた原稿は本当に素晴らしかったのでぐうの音も出ないです。

でもこういう、横並びでひとつのテーマから各々原稿を書き、高みを目指したり、寸評をもらったりする、というのは学びの環境に身を置かないとなかなかできない経験。これを本講座で味わいたかったんだよなという満足感でいっぱい。


最も満足度が高いのは「インタビュー課題」

そもそもお目当てにしていた講座が、想像以上に素晴らしかったという話。

インタビュー講座(課題)の詳細を、大丈夫そうな範囲で書くと

・KADOKAWAにて新作を発表する著者さんへのインタビュー
・新作発売日に各メディアにパブリッシングする記事を想定し、インタビュー原稿を書く(これが最終課題)
・事前に新作の一部ゲラを共有してもらえるので予め読める
・インタビューは講座内で、講師が著者におこなう
・インタビューの質問内容は、講師案だけでなく事前に受講生からも応募を受け付けてもらえる
・受講生は、全く同じインタビュー素材から、各々インタビュー原稿を書いていく
・優秀な原稿は、実際のパブリッシングに使用される

といった内容でした。

・ベテラン編集さん(講師)の生のインタビューを見学できる
・全く同じインタビュー素材から生まれた、十人十色のインタビュー原稿を見比べることができる


この2点が特に素晴らしい経験でした。
実際「そんな切り口あったのか……!」「この構成上手い~~~」と膝を打つ場面が多々あり、他の受講生の原稿への赤入れの様子は本当に勉強になりました。

前述の通り、全力で挑んだ結果、残念ながら優秀者としては選ばれなかったものの、直接原稿に赤入れをいただき講座内でフィードバックしてもらう機会はゲットできました……っ!

「赤入れが少なく、とても構成が練られたいい原稿です。特に、(他の受講生の原稿と比べ)かなり読み手を意識した記事だと思いました。一方で、やや内容がまとまりすぎていたり、他の原稿より細かく改行(段落分け)されている関係で、ライトな記事に見えてしまう点がすこし残念」

というフィードバックをいただきました。

褒められてうれしい!のB面で、著者の方のリアルな言葉遣いや表現を、悪い意味で「きれいに」し過ぎてしまったのかなと反省!もっと著者さんらしい言葉・絶妙なニュアンスで表現されていた部分を上手に活かせたらもっとよかった。改行や文字の開き具合で、記事が俯瞰して見たときにライト(たとえば、低年齢向けの記事のような?)に見えないようにすることも、注意が必要だと実感。

こういった気づきを得たくて申し込んだ講座なので、結果大満足でした。

学びツイートです


最後に

みんな気になる(?)ちょっと俯瞰で見たスクール情報もメモっときます。

・ライター志望ではない受講生もいます!(もし次回があるなら、そんな方も安心して申し込もう!)
・やはり「KADOKAWA」なのでブックライター寄りのカリキュラムも一部ありましたが、Webライター志望も十分身になる講座でした
・男女比はあんまり覚えてないけど、若干男性多め?
・年上(30代以上)が多い印象でしたが、学生さんもいました!
・オンライン受講で不便さは感じなかった(&Zoom顔出し不要)

KADOKAWA 「仕事につながるライター養成講座」運営の皆様、短い間でしたが約3カ月間ありがとうございました!勝手にいろいろ書いてすみません!とっても貴重な経験をありがとうございました☺


蛇足
noteはひとりラジオな気持ちでとっっても自由に散文書いてるので、講座通ってなおこんなに文章荒れてんのかよとネガキャンになってないか不安っっ。とってもいい講座でしたからね……!(念押し)


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