あなたと過ごした日々を この胸に焼き付けよう 

2月も半ば。もうすぐ、別れの季節。
家族、恋人、友人、恩師。そんな自分にとって「特別で大切な存在」との別れは、人生でいつか必ず来る。

人生とは、別れの連続である。
たくさんの友情や愛情を育んでも、たくさんの想い出を作っても、いつか別れが来る。たくさん作れば作るほど、別れた時の心の傷は深くなる。しかし、その傷を乗り越えることで人は強くなるのだと思う。

ところで、自分の好きな歌詞にこんなものがある。

あなたと過ごした日々を この胸に焼き付けよう
思い出さなくても大丈夫なように
いつか他の誰かを好きになったとしても
あなたはずっと特別で 大切で
またこの季節が めぐってく
果てしない時間の中で あなたと出会えた事が
何よりもあたしを強くしてくれたね
夢中でかける明日に辿り着いたとしても
あなたはずっと特別で 大切で
またこの季節が やってくる
奥華子 ガーネット



良くも悪くも、人間の自我は他人と過ごした時間で形成されると自分は思っている。

自分はまだたったの24年間しか生きていない。そんな自分にもたくさんの出会いがあり、たくさんの別れがあった。色んな別れ方をした。そのたびに心に傷が出来た。そのたびに強くなれた。

だから、自分にとって特別で大切な存在との日々は胸に焼き付けるくらい大切にした方が良い。それが今の日々でも、過去の思い出でも。その経験が、必ず自分を強くするから。

自分は現在大学6年生。たくさんの友人に恵まれ、たくさんの後輩に恵まれた。しかし、3月に卒業する。多くの大切な存在との別れがある。
そんな大切な存在との日々をたくさん胸に焼き付けなければならないと思い、今回文章を書いた。


別れの季節ではあるが、それと同時に出会いの季節でもある。
「この人と悠久の時を過ごしたい。」
そう思えるような出会いもあるだろう。
大切な存在と悠久の時を過ごせる。それ以上に幸せな事はない。そんな出会いがある事を期待して4月からとても楽しみだ。というか普通に早く彼女欲しい。

バレンタインデーが憎い。早く4月来い。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?