マガジンのカバー画像

研修の時に話すnote

46
プロジェクトマネジメント、リーダー育成、企画者向け研修を行うときに、参加者に話すnote
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事

リーダーが”育たない組織”から”育つ組織”へ変革するための考察

今回のnoteは組織の中にリーダーがいないと感じている経営者やマネージャー、人材育成担当向けに「リーダーが育たない組織から育つ組織になるために必要な事」を書きました。 最初に結論です。 「リーダー育成パート」「環境変革パート」この2つの視点を持っていないと「リーダーが"育たない組織"から"育つ組織"」に変革はできない。 そして「環境変革パート」の方を先にやらないといけない。 また今回noteを公開する前に、大学で教員をしている方や経営者、リーダー育成を実際に考えている、

デザイナーとかエンジニアの人に頼むときの基本中の基本

デザイナーとかエンジニアの人に、修正やデザインなどの作業を頼むときのポイントについて整理してみた。ゼロから始めるプロジェクトではなく、既にある程度出来上がっているもの運用的な作業。簡単に見えるかもしれないけど結構できていない人も多いので、noteに整理しておいた。 1. 目的を伝える。この日までに何を達成したいのか?どういう状態にしておきたいのか?を理由も付けて伝える。今回の目的を伝えるのだ。 例えば、7月7日は七夕だから、7月1日からは七夕キャンペーンを開催したいので、

ワークショップ終了後の成果を意識しながら、プログラムデザインをしている。

過去のnoteを再編集しています。 最近依頼が来た講演会はワークショップスタイル。一方的な講演ではなく参加者とのコミニケーションデザインが重要だ。2017年のタキザワケイタさんの記事が整理の役にたつ。 大企業が陥る、ワークショップの落とし穴とは?タキザワケイタさんに聞く 1. 参加者のモチベーション・会社として本気で取り組んでいるメッセージを発し、いかに参加者のモチベーションを高く保てるか。 ・ステークホルダーをどこまで巻き込めるか。 ・特別感を情勢できるか。 2.

アイデアを形にするための7つの「問い」

3回目の再編集、都度自分で振り返るnoteです。 ”ふわふわ”した相談(雑談)の中で「あれしたいこれしたい」という話を聞きます。そんな相談(雑談)から一歩先に進むための「7つの問い」。 1. 貴方は何者? ・強みはなにか? ・具体的なスキルは何か? 2. 具体的に何か持っているの?・例えば会員が既に沢山いる。 ・例えばSNSなどのファンが多い。 ・例えば特許を持っている。 「やる気」など客観的に判断できないものは聞いてない。 3. 持っている資産を活かせる?つまり ①

なんで働かないといけないの?

2年前のnoteの再編集です。 「なんで働かないといけないの?」「何のために働いているの?」「働くって何だろう?」、多くの人が自問自答している問い。 この「働く」ことに対して、非常に分かりやすいブログ記事を紹介します。2014年の記事ですが、このブログ記事は、私も色々なところで話しをしています。自分の解釈も交えてね。 「なんで働かないといけないんですか?」と聞いた学生への、とある経営者の回答。 6つの項目でまとめられています。 1.働くことは、お金をもたらす 2.働く

プロジェクトワークに必要なスキルを選んでいる。

プロジェクトに関する講座依頼がきました。ここは押さえて欲しいスキルを選んでいます。 特にテーマとしているのはこれ 「プロジェクトマネジメントにあったらいいよね、なスキル」と「プロジェクトマネジメントに絶対に必要なスキル」 さて、どうやって整理していくか。 会議と議事録 期待値をコントロールするスキル プロジェクトアプローチ図とWBSを作るスキル Risk / Issue / Todo を整理して考えるスキル プロジェクトのライフサイクルをコントロールできるスキル KP

「プロジェクトとは何か?」と「プロジェクトのお作法」についての講義の目次

プロジェクトの作法、それも基本中の基本とは何か?について、講義をして欲しいという話しをいただいたので、2〜3年ほど前にまとめたのを再編集しております。90分という時間なのですが、一旦それは抜きで書き出してみました。 1章 そもそもプロジェクトとは何か? ・貴方は本当にプロジェクトをやったことがあるのか? ・プロジェクトの難しさについて ・プロジェクトを3つの視点で理解する ・プロジェクトを定常業務との違いで理解する ・プロジェクトは難しい 2章 プロジェクトの成功確率をあ

企画者の7つの習慣 2021

1年前に書いたnoteを再編集。 アイデア出すためには習慣がある。アイデアを企画にまとめるのも習慣がある。その習慣についてが本日のnote。いずれも私が習慣にしているものだけど、この1年で自分自身もアップデート。 メモをとるアイデアはすぐ忘れる。だからメモをとろう。そしていつでもメモを取れる状態にしておこう。メモは紙でもスマホでも何でもよい。とにかくメモをとる。すぐにメモをとる。どこでもメモをとる。メモは常に持ち歩く。枕元にもメモをおいておく。 分類と名付け。情報を保存す

違う年代との対話の機会と問題意識を共有する会

20歳以上離れた人との対話の機会を得た。(仲間に加えていただいた。) 世代は違えど共通の部分も多い。「つくりたい世界」で共感できる部分が多い。 とはいえ、問題意識も微妙にずれていたりはする。 なので最近開催していない「問題意識を共有する会」でも企もうかな。 問題意識を共有する会について概要 ・同じ職種や同じ職責の人を集めて、問題意識を共有するだけの交流会。 ・または同一のテーマの問題意識を共有するだけの交流会。 ・答えは出さない。 ・参加者のレベル感を合わせるため基本は招

資料作りに利用しているイラスト素材サイト

資料作りに利用しているイラスト素材サイト、主張しすぎないクールな感じが好み。 storyset linustock Loose Drawing ソコスト ManyPixels

定期的に自分の仕事を整理する私のやり方

定期的に自分の仕事を整理している。私の場合はプロジェクトデザイナーの定義についてノートに書いていく。これもその整理の一環だ。 プロジェクトデザイナーを名乗って3年以上、試行錯誤と言語化の繰り返し、この半年でも大きくアップデートしてきた感覚もある。 本日のnoteは「定期的に自分の仕事を整理する」私のやり方 1. 過去のnoteを読み直し思考の過程をなぞる蓄積されたnoteがこの作業を可能とした。自分の思考の過程も読み取れる。最初の頃はそんな意識はなかったけど時系列で自分

体験談を語るのが一番大事と考えている。そんなに輝かしいもの無いけどね。

田中 聡さんがこんなつぶやきをしていた。 私にもたまに「プロジェクトリーダー育成」について相談がくる。話す機会を頂いたりする。 その時の話すのは、 ・私自身がどうやってプロジェクトリーダーシップを獲得たか、またはリーダーシップを活かしてどうやってプロジェクトを乗り切ったか。 ・その経験を活かして「実際にどう育てたか」を事例と共に話す。 自分でやったこと、現場の話しを交えて語る。これを大事にしている。 半日とかのワークショップで伝授して欲しい、リーダーを育成して欲しい。

ビジョンは大事。でもビジョンに頼り過ぎると危険

ビジョンは大事。そこには想いが必要。 スタートアップなら少人数組織ならビジョンが大事だと思う。強いビジョンが必要なのか?弱い緩いビジョンで良いのかは分からないけど、そこに賛同できるからこそ、手弁当でも手伝える。ってシーンもよくある。 でも組織のサイズが大きくなるとどうなのだろう?「ビジョン」だけじゃダメかもね。 大抵のことは、どんなビジョンでもロジカルに説明できる部分はある。例えば、壮大なビジョンにたどり着くためのストーリーはロジカルに説明できる。正しいか正しくないかは

「基礎中の基礎をちゃんとできる人」が次のステージに行くために必要なこと

昨日のnoteでは「基礎中の基礎をちゃんとできる人が重宝される」と言う内容を書いた。 「基礎中の基礎をちゃんとできる人」 この必須条件は「学ぶことができる人」。 そしてこの「学ぶ」の大事なポイントは以下の梅田悟司さんのツイートに凝縮されている。 学ぶって、行為じゃなくて、姿勢であることが大事。行為として考えると、忙しかったり、他にやるべきことが生まれると、学びが疎かになってしまう。でも学ぶ姿勢を持っていれば、目の前で起きるあらゆることから学びを得ることができる。このちょ