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プロジェクトマネジメントのノウハウ

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プロダクトマネージャー、プロジェクトマネージャー、プロジェクトファシリテーター向けに書いたnote。考え方やノウハウなどを整理しまとめていきます。
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記事一覧

組織図のない職場にエフェクチュエーション理論の応用を

ソニックガーデンの倉貫義人さんと組織のネコナイトの仲山進也さんの「雑な相談」をするポッドキャスト『ザッソウラジオ』。木村祥一郎さん会「組織図の無い話し」の考え方が面白かったので、私が設計したGPTs「エフェクチュエーション記事執筆の伴走AI(β4)」と対話をしながら「組織図のない時代のプロジェクトマネジメント:エフェクチュエーション理論の適用」というnoteを50%くらい書いてみた。残りは自分で修正。 logmi「なぜ「組織図」は作った瞬間から劣化するのか?組織図を作るデメ

不確実性を力に: AI時代のエフェクチュエーション理論によるプロジェクトマネジメント戦略

序章: AIの時代、変革の波を乗りこなす - 未来への航海への準備ビジネスの世界は、今、急激な技術進化の波に飲み込まれ、予測不可能な変化に直面しています。この新たな時代には、従来の働き方やプロジェクトマネジメントのアプローチでは対応しきれないほど、プロジェクトの複雑さと難易度が増しています。このような状況の中、エフェクチュエーション理論が光を放ち始めています。 この理論は、不確実性が高く、複雑な現代のビジネス環境において、新たな意思決定と行動の指針を提供します。未来を予測

AIと共創:Chat GPT-4と執筆する、テーマはプロジェクトデザイナー

Chat GPT-4と共創しながら記事を再編集最近、AI技術の発展により、私たちの仕事やビジネスに大きな変化が起こりつつあります。その中でも特に注目すべき存在が、OpenAIが開発したChat GPT-4です。この度、私はある実験に挑戦しました。それは、Chat GPT-4と共創しながら、これからの新たな職種である「プロジェクトデザイナー」についての記事を執筆することです。 記事を一緒に執筆するとはどういうことか?この実験は、私の考えや知見と、AIであるChat GPT-4

【仕事術】noteに書いた記事のURLをメッセンジャーで気軽に共有すると良い

2年前の記事なのですが、あらためて記事に。参考までに。 私はFacebookメッセンジャーでグループをよく作ります。 そして本当に適当(でも相手の事は考えて) ・思いついたこと / ビジネスアイデア ・面白そうなイベント / 新サービスの情報のURL+コメント ・私が書いたnoteのURL+コメント を貼りをつけます。 理由は、尾原さんと同じ。 尾原和啓さんが語る「知識をオープンにすることの明確なメリット」誰にとっても、もっともギブしやすく、また受け取りやすいのが「知

PMOとは何か?- 役割の考察 -

PMOとはProject Management Officeの略。PMOの需要は凄くあるんじゃないか?って肌感覚があるので、過去のnoteを再整理・編集して本日のnoteにします。 全ての能力を兼ね備えるスーパーPMは希少 「ビジョナリー、先見性」「マネジメント」「ファシリテーション力」「リスクへの感度」「専門家と対等に対話ができる」「プロジェクトの作法を理解して実戦経験も多数」「コスト管理得意」「経営者とのネットワーク」など。そんな都合のよいPMは普通いない。 プロジェ

プロジェクトの「キックオフミーティング」の押さえるべきポイント

「キックオフミーティング」とは何か?一言で言えば「プロジェクトの最初の公式なミーティング」だ。「キックオフ」というサッカーの試合開始時にボールを蹴り出すとことから来ている。 キックオフは非常に大事。その意味を改めて考えてみたい。本日のnoteは、今の私自身の現状に合わせて再編集・加筆しています。 もし貴方がプロジェクトマネージャーだったら? 1 キックオフミーティングの準備の前にキックオフミーティングを準備する前に、押さえておきたい貴方自身とプロジェクトメンバーの心構え

プロジェクトマネージャーの心構え - プロジェクトを立ち上げるタイミングあたりの話し

プロジェクトマネージャー初心者、特に初めて抜擢された人向けへの心構えのnote、プロジェクトを立ち上げるタイミングあたりの話。 もし貴方がプロジェクトマネージャーになったら?。 プロジェクトマネージャーへの期待値は沢山あると理解するプロジェクトマネージャーへの期待値は基本的にてんこ盛り、新人だろうが、ベテランだろうが関係無い。基本的にてんこ盛り、何があっても何とかしてくれる。だって責任者。ほんと色々な事を乗っけてくる。例えば、 スケジュールや予算の管理 ビジョンや企画

プロジェクト力を向上させるための「10の問い」

プロジェクト力があるかどうか?を確認しアドバイスを行うときに使う私のフレームワーク。プロジェクトリーダー育成の1つ。 順番に質問していくのが基本です。 1.プロジェクトの目的は何か? プロジェクトの目的は何か? 何のためのプロジェクトなのか? 何を解決するのか? シンプルかつ力強い「問い」です。 何の「課題」を解決しようとしているのか?? 2.その背景と課題は何か? 背景を確認することで、そもそも目的の設定があっているか? 合わせて課題設定はあっているか? 「1.プロジェ

プロジェクトのチェックポイント - プロジェクトの成功確率をあげるために必要な5つの要素「社内編」

プロジェクトを進行するとき、注意しておきたいチェックポイントをまとめます。前回の「社外の企業・人とのコラボレーション編」に続き、今回は「社外の企業・人とプロジェクトを行う場合の成功確率をあげるために必要な要素」について考えて行きます。 プロジェクトの成功確率をあげるために必要な5つの要素「社内編」社外とのプロジェクトと比較して、社内のプロジェクト。ステークホルダーも少なく決済や承認ラインが明確で暗黙知もある程度共有されている。では楽かと言われるとそういうわけでもない。 プ

プロジェクトのチェックポイント - プロジェクトの成功確率をあげるために必要な5つの要素「社外の企業・人とのコラボレーション編」

プロジェクトを進行するとき、注意しておきたいチェックポイントをまとめます。本日は「社外の企業・人とプロジェクトを行う場合の成功確率をあげるために必要な要素」について考えて行きます。 プロジェクトの成功確率をあげるために必要な5つの要素「社外の企業・人とのコラボレーション編」 社外の人達とのプロジェクトは難しい。そもそも一緒にやる人の事を通常はよく知らない。またステークホルダーも多く、組織の中の暗黙知も通用しないからだ。 1.目的についての議論をまず行うなぜ?このプロジェク

プロジェクトに必要なスキル - 判断と決断を使い分ける

プロジェクトに必要なスキルとは何か?「1つのnoteに1つのスキル」で整理していきます。 「判断」と「決断」を使い分けるスキル リーダーは常に何かを決める事が求められる。 その「決める」とは「判断」か「決断」か。 「判断」とは何か?「判断」を使うシーンは「過去を正確に評価し判断する」時です。 何をすれば「判断力」が向上するか? 過去を正確に評価するためには ・根拠となる情報を集められる。 ・1次情報にアクセスする手段がある。 ・その情報を客観的に評価できる。 ・客観的に

プロジェクトマネージャー(PM)とは何か?- 役割の考察 -

境界線が極めて曖昧に語られているプロジェクトマネージャー(PM)とプロダクトマネジャー(PdM)の比較を行うことで、プロダクトマネジャー(PdM)の職責の解像度をあげていきたい。その先には私が2017年から名乗っている新しい職種、プロジェクトデザイナー( Project Designer )の解像度をあげていく為でもあります。 プロダクトマネジャー(PdM)についてはこちら プロジェクトマネージャー(PM)が担うべき役割とは何か?プロジェクトマネージャー(PM)ととは何か

プロダクトマネージャー(PdM)とは何か? - 役割の考察 -

2年半前に書いたnote「プロダクトマネージャー(PdM)の職責の考察」。今でも読まれています。当時の私は、プロダクトマネージャー(PdM)という職業がプロジェクトマネージャー(PM)やUXデザイナーと同等くらいの認知になるのでは?と妄想していましたが、まだまだそこまでは至っていない感覚です。あくまで私の感想です。 例えプロダクトマネージャー(PdM)という職種名の認知が広がらなくても、担うべき役割・職責が理解され、活躍できるような状況にすることは非常に大事な事と考えていま

進捗管理と遅延

プロジェクトにおける進捗管理。 現在、進捗率○○% この管理って凄く曖昧なんですよね。プロジェクトマネジメントをやっていても進捗率○○%って管理の仕方が分からない。 進捗率0%は分かります。やっていない。 進捗率100%は分かります。完了しましたね。 また特に問題なく、何となく進んでいるのならまぁいい。例えば4日間の作業工数、今は3日目の朝、進捗率50%。まぁそうだよね。 遅延よくある話しなんですが「予定に対して遅れている」場合。 この場合どうすべきか? 方法は以下