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考えるための大事な視点・考力

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考えていること、思考のヒントなどのnote
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セミナー参加者の心理モデル:あなたはどの段階にいますか?

先日の土曜日の午後、富田直美さんの「考力塾」にオンライン参加し、富田さんと参加メンバーでディスカッションしました。 私は「考力塾」にはもう5〜6年参加しており、私の1つのライフワークになっています。富田さんからキュレーターという任務も授かっています。さて、その時のテーマの中で1つ大事なものがあったので5年ほど前に書いたnoteを再編集して掲載します。色々な人に読んで考えて欲しい。 セミナー参加者の心理モデル:あなたはどの段階にいますか?セミナーに参加するとき、私たちはどの

企画者の7つの習慣

アイデアを出すためにも、企画にまとめるためにも、いくつかの習慣が必要だ。これらはすべて、私が日々実践していることだ。 目次 メモを取るアイデアはすぐ忘れるもの。だから、メモを取ることが大事。紙でもスマホでも、手の届くところにメモを常に用意しておこう。枕元にもメモを置いておくべきだ。 情報を保存する場所を作るメモやブックマーク、写真、PDF... これらを一箇所に保存する。私はGoogle ドライブを使っている。自分に合った場所を見つけよう。 情報を定期的に整理するただ

組織図のない職場にエフェクチュエーション理論の応用を

ソニックガーデンの倉貫義人さんと組織のネコナイトの仲山進也さんの「雑な相談」をするポッドキャスト『ザッソウラジオ』。木村祥一郎さん会「組織図の無い話し」の考え方が面白かったので、私が設計したGPTs「エフェクチュエーション記事執筆の伴走AI(β4)」と対話をしながら「組織図のない時代のプロジェクトマネジメント:エフェクチュエーション理論の適用」というnoteを50%くらい書いてみた。残りは自分で修正。 logmi「なぜ「組織図」は作った瞬間から劣化するのか?組織図を作るデメ

執筆をサポートするAI(ChatGPT)の設計思想と基本となる5つのプロンプト

GPT Storeがオープンするので、私も公開用のGPTs「エフェクチュエーション記事執筆の伴走AI(β4)」を作成しました。今回は私が作成したGPTsの設計思想と基本となる5つのプロンプトを合わせて共有します。 ChatGPT-エフェクチュエーション記事執筆の伴走AI(β4)エフェクチュエーション理論(Effectuation)に関する執筆をサポートするために特化されたAIです。 以下のnoteがその作成事例です。 設計思想はStep by Stepでユーザーの言葉か

2023年11月の生成AIと私のnote

自分自身への2023年11月のメモとして 生成AIの台頭により、noteのような個人を表現するプラットフォームでの執筆に対する価値はどうなっていくのか?という自問自答。 かつての私は自分の経験や思想を整理し共有することが主な目的でした。しかし今日ではAIによる情報の生成と配信が、私の考えをも含めさらに膨らまして執筆まで代わりにしてくれます。この記事は私の記事か、AIの記事か。 この状況の中で、noteを書き続ける価値は何かという問いに対して、考えたことをnoteに書き留

ChatGPTを活用した効果的なワークショップの設計は「良い問い」が重要

2023年9月1日に文部科学省、Scheem-Dのワークショップをやってきました。 Scheem-Dのレポートのこちら ファシリテーターとして AI技術、特にChatGPTの進化に伴い、多くの分野でその活用方法が模索されています。私もグループワークやディスカッションの場での利用価値について活用法を模索しています。今回の文部科学省・Scheem-DでのワークショップはChatGPTを用いてディスカッションを実現するための可能性を探求しました。 1.「良い問い」とは何か:

細部へのこだわり

かつて、とある町に非常に熱心なパン職人、ジョンがいました。彼の店は、いつも新鮮なパンの香りで満たされ、その美味しさは町で評判でした。彼は自分のパン作りに非常に自信を持っており、その秘訣を「細部へのこだわり」に求めていました。ジョンは、パン作りの一つ一つのプロセスを自分の手で行い、全てのステップを完璧にこなすことが良質なパンを作る秘訣だと信じていました。 彼の店が評判になり、日々の注文が増えると、ジョンはスタッフを増やす必要性を感じました。彼は自分の哲学を受け入れ、熱心に働く

プロジェクトデザイナーのUdemy動画の概要と目次の紹介

プロジェクトデザイナー:成功へ導く新たな役割:プロジェクトを成功に導くための新たな役割として「プロジェクトデザイナー」という職種を定義して広めようとしています。プロジェクトデザイナーは、デザインの力を活用してプロジェクトを「管理から共創へ」と導く役割であり、プロジェクトに対する“腹落ち”を促進し、推進力と成功確率を上げることを目指します。 本講座では、プロジェクトデザイナーの役割やプロセス、具体的なノウハウとしての道具箱、そして関連する理論について包括的に学べるように整理し

AIを使ったアイデア生態系の考察

AIを用いてアイデアを生態系のように扱えるのではないか?というテーマでChatGPT4とディスカッションしながらまとめたのが本日のnoteです。 前提条件と2つのアイデア10,000人がさまざまアイデアを提案しています。 これをAIを使ってアイデアのマネジメントを行いたい。従来の一般的な考え方はカテゴリー分けや評価軸、キーワードを設定するものが多い。例えば評価軸や共通のキーワードをベースにした人と人のマッチングもこれに当てはまるのではないでしょうか。 しかしAIの計算能力や

AIを活用したワークショップの概念拡張について、7つの構想 - ディスカッション資料編

AIを用いたワークショップの概念拡張についてのnoteです。 noteは2部構成で、本noteの「コンセプト編」を読んで、興味を持ってくれた方々とディスカッションを行うための「ディスカッション資料編」となっています。 ChatGPTを既にたくさん遊んでいる方は以下の「コンセプト編」のみで良いと思います。 AIを活用したワークショップの概念拡張について、7つの構想 - ディスカッション資料編 本note「ディスカッション資料編」は ChatGPTをあまり触っていない人向

「巻き込まれる」から始めよう

行動力が大事だ。行動力を身につけよう!やりたいことを見つけてどんどん行動していこう!そして、人を巻き込んでいこう!「これをやりたい」と声を出して行動を始めよう! これ勇気がいりますよね。「これをやりたい」と声を出して行動を始めよう!って勇気がいりますよね。 私は思いついたら「これをやりたい」って会社に無謀なことも提案してしまう人で、社内に比較対象はないけど結構「やりたい」は通っている。例えば所属会社のNHN PlayArtではコーポレートエバンジェリストを名乗っているんで

年末に自分を閉じ込めている「壁」について考える

プロジェクトデザイナーを名乗っている柏木です。また所属しているNHN PlayArtでは、プロジェクトマネージャーやPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)として様々なプロジェクトを推進・支援しています。難しい案件は割と好物です。また2021年9月からコーポレートエバンジェリストもやっています。 2021年、Filament / QUMZINEさんとの関係を振り返ると、公式雑談タイム「フィーカ」に呼ばれ「プロジェクトを通してリーダーを育てる!」という話しを熱く語ったら見事

大きな構造変革をいかにリードするか?リーダーに必要な10の行動指針

既に絶版になっている「BCG 未来をつくる戦略思考: 勝つための50のアイデア」という本。私に色々なヒントを与えてくれる。その中にあるリーダーについての記述。私のnoteでも何度も引用している。自分自身に繰り返し確認している。 これは基本的なことかもしれない。しかし多くのリーダーと言っている人は、本当にできているのか?特に大きな構造変革に対応する人はできているのか? 1. 大胆であれ大胆な動きは組織に強力なシグナルを送り、信頼を育む。信頼はチェンジ・マネジメントに欠くこと

「不快」にこそ新しい自分を開く可能性があるのではないか?「違和感」が大事ではないか?

昨日(9月19日)越境人材の祭典「インタープレナーサミット」のお手伝いをしていました。自宅から配信を見ながら14時から20時20分までぶっ通し。SUNDREDのTwitterアカウントでリアルタイム投稿をやってみました。 投稿数は100くらい、対した数じゃないかもしれないけどね自分なりに頑張ってみた。言っていることを咀嚼して言葉に変換するって難しい。ライトニングトークは皆さん早すぎて追いつけなかったで、早々にここは諦めた。どこまでイベント登録者数などの成果に結びついているの