「と思います」禁止令|思考を鍛える|ファシリテーターの雑談

面白かったのでメモとして
電通、梅田悟司さん(コピーライター / コンセプター)

「と思います」禁止令

「人の心に響く言葉とは何ですか?」

そんな質問に対して、私は答えの一つとして「明確に未来を打ち出す言葉」と答えることがあります。学校の教科書では断定として登場する表現方法です。

断定は言い切ればいいので簡単なように思えます。しかし、実生活において言い切ることは非常に勇気がいることです。

通常の会話で考えれば、文末に何となく「と思います」や「のような気がします」といった言葉を入れることで、あえて断定を避け、内容をうやむやにしたり、言葉を濁すことがあります。人は無意識のうちに断定を避け、そうではない可能性を残しておくような言い方をしているのです。

これは一種のリスク分散と言えます。

「いやいや、断言はしていません」「その可能性があると言ったまでです」

こうした逃げ場をつくっています。だからこそ、断定できる人は強いのです。

自分の会話・メールも注意してみようと"思います"
と書いてはいけないのですね。


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