じゃぁ「絵を描かないデザイナー」っているだろうか?の話の続きが、プロジェクトデザイナーのデザインの話になってたよ
一昨日書いた記事
こちらに反応があったので自分のための整理をしておく。
以下はキッカケの部分
じゃぁ「絵を描かないデザイナー」っているだろうか?
・絵は描かない
・シナリオと構成のみ
上記の三田紀房さんの仕事をトレースするとすれば、デザインは全部、他人に任せる。
つまりは「UXデザイナー×デザインマネジメント」かな?
と思考を巡らしながら、特に答えは出ないので本日はこれで終わり。
コメント欄より転載
デザイン=見た目(スタイリング)+問題解決 by 各務太郎という定義からすればありえるしいっぱいいると思います。さいとうたかおプロのさいとうたかおさんはゴルゴなどを自ら描く(マジックで眉から描くのですが動画が衝撃的!)が原作はそもそも別の方ですよね。コミュニケーション+ある程度の衝突が可能であれば分業は効率的と思います。
カエルン(楽描士:らくがきし)
「 デザイン=見た目(スタイリング)+問題解決 」とすれば、「問題解決」だけをするデザイナーという存在はアリか?または別の職種か?
コンサルタントとか、UXデザイナーという職種がそれに当てはまるのか?
とかとか、思考が飛び回っています。(今は頭の中は発散フェーズ)
各務太郎さん曰く:問題解決ができる人(すなわちほとんどの人)はデザイナーとのこと。なんでそんなことになるかというと「デザイン」という言葉が日本には二回輸入されており、一つ目は問題解決、二つ目は意匠などの見た目。でどうも後者が優位だが、米国で学ばれた各務さんが受けたデザインの意味が前者なのだそう。
カエルン(楽描士:らくがきし)
デザイナーの言葉の歴史はそうなんでしょうけどね。
これからのデザイナーとは、つまり市場に価値のあるデザイナーとは、どんなスキルなのかな、ってことを考えているんですよねー。
(以下より本記事にて再執筆)
プロジェクトデザイナーのデザイナーは何?
プロジェクトには多数の「課題解決」しなければならないことがある。
「課題解決」には多くの場合「決断」が伴う。
その「決断」のために、決済者・ステークホルダー向けに「意匠などを施した目に見えるデザイン」を用意するのが、一つのデザイナーとしての役割。
これはプロジェクトデザイナーは「課題解決」にどうデザインを使っているか?って話。
また「課題解決」に限らず、プロジェクトを推進する上で必要な、参加メンバーの「理解・共感」を促進させるためにデザインを施す場合もある。つまり「意匠などを施した目に見えるデザイン」で「対話」を促進させて「理解・共感」を促進する使い方。
課題解決への対応
課題解決にはざっくりと3つの型で対応している。
・課題を分解し解決できるパーツに分解する。解決は決済者の決断も伴う。
・課題を課題でなくなるようにする。
・多数の課題を俯瞰的に見て、優先度が低ければ、その課題は一旦忘れる。
さて、この課題解決の方法はデザイナー領域か?
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※通常私は問題ではなく課題という言葉を使います。問題と課題の違いについては諸説あるが言及しない。こちらに関しては「リスク / ISSUE / TODO / 問題 / 課題 / 施策 という言葉合わせ」という記事を見ていただければ嬉しい。
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Photo by Alice Achterhof on Unsplash
アレとソレを組合せてみたらコノ課題を解決できるソリューションができるよね?と言うパズルをやるような思考回路です。サポートして頂いた費用は、プロジェクト関連の書籍購入やセミナー参加の資金にします。