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歴一年の新米ぼっちオタク、juice=juiceバスツアーに参戦

2024/3/〜3/3にかけて開催された『Juice=Juice Fanclub Tour Miracle×Juice×Bus4 in IZU』に参戦してきました。
私事ですが、筆者は今年度で就職活動を終えることができました。今回のイベントはそのお祝いを兼ねてノリで応募した部分が大きかったのですが、
このバスツアーというイベントの性質上
・お金がかかる(約7万円)
・ぼっちだと楽しめなさそう
・濃いオタク(?)しかいなさそう
というように通常なら何らかの先入観により申し込みを躊躇ってしまいがちなイベントだと感じています。
結論から言うと

参加を迷う気持ち・愛があるなら参加した方がいい


です。筆者のような低スペオタク(後述)でも行ってよかったと思える内容でした。その内容を自身の備忘録も兼ねて長々と書いていきます。

簡単なスペック紹介
・23歳
・juice歴一年(2023/5/29の武道館公演から)
・基本ぼっち参戦
・他の接触イベント経験なし
といった新米オタク君です。


0日目 前乗り


バスツアーの朝は早いです。地方住みの方はほぼ100%前日に東京に来ておく必要があります。明日からツアー開始という緊張感と激安ホテル環境で結局5時間くらいしか寝れませんでした。ついでに近くの部屋にいた中国人留学生にjuice=juiceを布教しときました。

1日目

6:00〜 起床


オタクの朝は早い。東京駅周りの駐車場集合ということで地方オタク特有の迷子が発動しても大丈夫なように余裕を持って行動しました。

7:45〜8:00 集合〜出発


駅で少しだけ迷いつつ無事到着。異常な長さの列とこんな寒い中でも元気な半袖単色Tシャツの皆様のおかげですぐ気づけました。いつも助かります。
 今回のツアーはバスが14台も出てて修学旅行みたいでした(小並感)。私は3号車で、歴戦のオタクしかいないと思ってたら、意外と同年代っぽい方が多くて一人で安心してました。

当日の集合場所 東京駅が思ったよりでかいので田舎民は下調べしておくと安心できるかも

〜11:40 バス移動


東京駅から伊豆まで3時間のバス移動。途中で2回の休憩があり、隣の席の方と親睦を深めつつバスツアー限定VTRを見て移動する形でした。自分より若いやつなかなか居ないだろと思ってたら隣が4個下とかで驚きました。
ここで添乗員のはまちゃん(ちょうだい)さんから今後のスケジュール表やスペシャルライブでのサプライズ企画(後述)の概要が伝えられました。

11:40〜12:40 昼食


事前調査では昼飯の時間はあまりないとのことだったのですが、思ったよりゆっくりできました。1回300円でできる海の生き物ガチャのラインナップにタコ🐙が2種類あったので、1回だけ回しました。結果はイカでした🦑惜しい(?)。 後半はずっとこの直後に控える記念撮影会の緊張と闘ってました。

記念撮影会


いよいよメンバーとご対面。私の1推しこと工藤由愛さんの髪型が優勝してました。メンバー10人に対してオタク1人の構図になってて、オンライン含め接触イベ未経験のオタクには刺激が強すぎた。600人のオタクがホテルに到着した順に撮影を行っていくので待ち時間はそれなりにあり、半殺し状態が30分くらい続きました。
 3号車まで順番が回ってくるときはもう緊張感maxでやばい(語彙力)。まずは、メンバーがくじで撮影の座席決定。両隣でいちさくで脳内フロア熱狂。
いよいよ撮影が近づいてきて、指定のポーズを伝えてそこで一息つけるかと思いきや、20〜30秒後に撮影開始で心の準備をする余裕がなかったです。正直ガチガチすぎて何も覚えてない。メンバーが何か言ってた気はするけど、それどころじゃなかった。申し訳ない。


記念撮影(4のポーズ)

撮影終了後はライブの座席抽選とグッズ販売がありました。座席は16列でまずまず。グッズはMFT(工藤由愛さん)とランダムアクリルチャームを購入。

クイズラリー@サイクルスポーツセンター


 ゲキムズクイズラリー。施設内に貼ってあるメンバーに関するクイズを探して答えるといったもの。おそらく正答率3割ぐらいでした。歴戦のオタク達にはわかるんだろうか。

クイズの一例(植村あかりさん)。2問目はまだいけるけど、一問目は無理(植村オタク談)。

16:00~19:00 ホテルチェックイン~夕食


ホテルに到着し、同部屋の方とご対面。バスの中で前後に座ってた同年代の方々でした。巷で希少種だと言われている20代男性、しかも一人参加がこんなに集まることは中々無いし、一人ぐらいは年配の方いるやろうなと思ってたので正直驚きました。
全員集まったところで自己紹介と雑談を少ししてメンバーからの電話を待機。結局色々あって電話がかかってくるのは夕食後になりましたが、このメンバーからの電話を2時間ぐらい正座待機してるときが1番体力使いました。

夕食はかなりボリュームがあって、噂に聞く某バスツアーのとは全然違ってよかった。個人的MVPはお刺身🐟

夕食とシークレットアクリルチャーム(Wあかり)

19:20~ FCイベ×3


3会場に分かれて、3つのFCイベントに参加。それぞれの会場で催し物をやった後、一曲披露。全部降臨ありでした。

①コント(入江、工藤、井上、遠藤、さわやか五郎)
アイドルのオーディションをテーマにしたコント。
日常で出くわす気まずい場面のモノマネをするあかりごんがお気に入り。
ライブコーナーは雨の中の口笛(withさわごろの口笛芸)

②ロシアン質問(松永、有澤、石山)
メンバーがIDと質問のくじをそれぞれ引き、対応するツアーIDの人が質問されます。その質問への回答がNGとなった場合くじを引いたメンバーがクエン酸を飲むという内容。NGだしたらオタクも一緒に飲まされてておもしろ(羨まし)かった。
ライブコーナーは銀色のテレパシー。

③チョコフォンデュ(江端、植村、段原)
チョコフォンデュをメンバーからもらえます。
植村さん大人気。私は段原さんからもらいました。
ライブコーナーはPOPPIN' LOVE。三つの中で一番降臨がアツかった。3人全員が目の前をとおったし、るるちゃんと目が合いました(自意識過剰オタク)。

夕食とFCイベの後は先程色々あったお電話タイムの延長戦。待ち時間に部屋の飾り付けを行うほどの余裕は出てきてて成長を感じた。肝心のお電話はりあいからかかってきました。部屋の人それぞれが2ラリーくらいの会話ができたと思います。

(バスツアー恒例?)部屋にMFT飾るやつ
タコ推し、れいれい推し、あーりー推し×3のお部屋でした


ここで1日目のイベント終了。ここからはオタク同士のおしゃべりタイム。
同年代ハロプロ好きが五人も集まる機会なんてほとんどないので日付変わるころには寝る予定だったのが、2時くらいまで駄弁ってました。Juice(ハロプロ)にハマったきっかけとして、布教されたルートが多数だったのが印象的でした(春ツアーで布教頑張ろうと思います)。この界隈では若めの人間なので、将来のことについての話も盛り上がりました。誰一人としてオタクをやめる気はなかったし、やめられないだろうなと思います。オタクのまま生きる術、募集中です。



2日目


6時起床。オタクの朝は早い2。朝食はバイキングで,朝にしてはボリュームたっぷりの食事でした。玉子焼きがめちゃうまでした。(写真なし)

8:00~ バス移動


4時間しか寝てなかったので発車まで爆睡かましてたら周りがざわつき始めたので起きてみると、眼鏡姿の一華氏が降臨してました。さすがに目が覚めた。ホテルから次の休憩所まで一華氏がバスガイドとして同乗。

バス内での会話内容
修学旅行のハプニング
一華氏の学校では修学旅行で広島に行く予定だったのが計画担当の先生が宿とか交通手段の手配を全て忘れていたことが発覚して、担当は飛んじゃって行先は近くのユニバになったというお話。とんでもないなと思ってたら隣のオタクも同じ経験があるらしくびっくりした。そんなありふれた話じゃないですよね??

留学のお話(うろ覚え)
・留学初日
オーケストラの学校に留学するために単独で海外留学をした一華氏。夜中の一時に現地に到着して寮?に入ろうとするが入れなかったので学校内に侵入。しかし今度は校舎から出られくなり、宿泊先の方へ電話して学校のセキュリティ部門へ連絡を取ってもらい、ガタイのいい男の人に連れられて救出されたそうです。
・登校初日
オーケストラの授業でペアを組んだ一華氏。本人曰く彼女は楽譜が読めないらしく、ペアの人が演奏してるときに楽譜をめくる担当をしなければならなくなった一華氏は、勘で楽譜をめくってしまい「ヤバ目の日本人きた…」みたいな反応をされたそう。楽譜読めない中どうやってバイオリンとかピアノの演奏をしているのか知りたい。

一華氏考案サプライズ
ライブのMCで「~~。有澤一華でした!」のあとに「せーの!」と言ったら3号車の人だけ「いっちっち~!」と言うという企画が実はありました。
ライブ中にタイミングがなく結局やらずに終わってしまったのですが、いろいろ考えてる時間が楽しかったです。



シールラリー@シャボテン公園


動物園内を回りながら5つのスポットを周りシールを集めるやつです。
それぞれのスポットにメンバー、スタッフ、さわやか五郎が配置されていて
シールをもらうタイミングで少しお話しできました。他の方より薄着だったためか寒くないかめちゃくちゃ聞かれた。シールを一通りもらった後は普通に動物園を楽しんだ。


クジャクがその辺歩いててびっくりした。

カメラ目線のサル。ずっと目線くれてました。
エサを求めるカピバラ。かわいい。

昼食は園内でカレーを食べて、その後バスでライブ会場へ移動

スペシャルライブ@伊東市観光会館ホール


キャパ1000人のホール。600人での利用なのでおそらく一回席のみ利用。
私の座席は16列32番と何とも言えない座席。降臨ありだったらハズレだなとか考えてました。

スペシャルライブ セトリ


0.ひな祭り
1.あばれってっか?ハブアグッタイ
2.KEEP ON 上昇志向!!
3.プライド・ブライト

シャッフルユニットコーナー
4.One・Two・Three(井上、松永)
5.行け 行け モンキーダンス(江端、工藤、植村)
6.黄色いお空でBOOM BOOM BOOM(井上、松永、入江、江端、遠藤)
7.大きい瞳(有澤、遠藤、植村)
8.もしも…(段原、入江)
9.青春バスガイド(植村、工藤、段原、有澤、石山)

10.明日やろうはバカやろう
11.Fiesta!Fiesta!
12.Never Never Surrender

サプライズ企画
①代表者→植村さんへお手紙
②Wonderful world合唱
13.ボン・ヴォヤージュ~想いの軌跡~


セトリがいい。自分自身Juice現場経験が少ないので、1,2曲目は初回収だった。シャッフルユニットコーナーも豪華。れいれいとりあいのOTT、安定感がすごい。リーダー+煽りツートップのモンキーダンスはすごい似合ってるなと思った。コール未履修だったのが心残り。大きい瞳大好きオタクなので大きい瞳来たときは声出た。本人がMCでも話してた開幕のソロのあかりごんよかったです。普段自分がやらない+りさちにセリフを全部任せられるということで、るるりさちのもしも…が実現。このバスツアーでりさち沼にはまった人は多いのではないでしょうか。そのほかにもバスつながりで黄色いお空でBOOM BOOM BOOM と青春バスガイドの二曲。後半も盛り上がる系セトリ続行。えばのFiestaのダンスいいなと思ったのと、なんかの曲でさくらちのソロを聞いてめっちゃ歌成長してない?と感じて驚いてました。

ネバサレまで終わったところで植村さんへのサプライズ企画(メンバーにはMCを入れるよう伝えられていたそう)。代表者3名がメッセージを読んでいるとき、植村さんが代表者の目の前で座って聞いてて、そういうとこだぞ(泣)となってました。特に3人目の方のメッセージはこちらまでつられて泣きそうでした。

 次のWonderfl world合唱では、後ろのモニターに植村さんのデビューから今日までの思い出を振り返る写真たちを映しながら皆で歌いました。直前の代表者メッセージと歌詞、会場の空気感が相まって23歳独身オタク、号泣。この曲に対して特別な思い入れができた瞬間でした。今後のツアーとかでもこの曲で突然涙を流すヤバいヤツになるかもしれない。やっぱりこういう"濃い"イベントだからこそ体験できる"濃い"体験というのがあって、今回のバスツアーでのそれはこのWonderful worldだったな思います。
 合唱終了後、メンバーのMC。ほとんどのメンバーがうるうるしている中、植村さんがケロッとしていて強すぎん?ってなってました。
最後の曲はボン・ヴォヤージュ~想いの軌跡~。名曲。ツアーの終わりの曲のタイトルが「良い旅を」って意味なの、なんかいいですよね。何かと昔と比較されがちなこのグループですが、こういった曲をやれる、それが似合うグループになっているのが現Juice=Juiceの強みだなと思ってます。MCでいったん感情も落ち着いて、これ以上お見苦しい姿を見せることはないかなと思っていたのですが、再び敗北。さっきは平気そうだった里愛が落ちサビで歌えなくなってしまったのを後ろからゆめあーりーが支える場面は全オタクが泣いたはず。Juiceの未来は明るすぎ泣泣


お見送り会

メンバーとお話しするラストチャンス。最初は緊張でがちがちだったオタク君も話題を考えていく余裕が出てきました。全員にお礼を伝えつつ各メンバーと少しお話できました。ちなみにシャッフルユニット曲の他の候補として
One・Two・Three→笑顔 YES ヌード
もしも…→たんぽぽ
があったそうです。そちらも見てみたい。


ライブ終了後、バスに乗って東京駅へ。帰る途中でメンバーの作ったてるてる坊主や全員のサイン入りグッズをかけたじゃんけん大会がありましたが無事敗北。
東京駅に着いたら、同部屋の皆さんに挨拶をして各自帰宅。

バスツアー最後の飯は同部屋の方に紹介していただいたねぎラーメン。


終わりに

正直ノリで参加した部分が大きかった今回のバスツアーでしたが、ぼっち参加の私でもとても楽しむことができました。今振り返ると当時の自分よく軽々と7万円出したな…と思いますが、素晴らしい選択をしたと思います。
バスツアーに参加する意義としてメンバーとの交流、Juiceのことが好きな人との交流など様々あると思いますが、私は参加者一人一人が(場面はどこであれ)メンバー、グループと普段の活動の中では作れないような思い出を作れる点が魅力かなと思いました。
たしかに参加費は高いし、地方組は前乗りしなくちゃいけないしとても大変です。しかし、この二日間の思い出、記憶は必ずプライスレスなものとなると思います。このバスツアーというイベントは定期的に開催されるものではなく、機会を逃してしまえば二度と行われないかもしれない希少なイベントです。もしこの記事を読んだ方の中にバスツアー参加を迷っている方がいるなら、運命だと思って参加してみることをお勧めします。あなたのオタク人生にとってかけがえのない旅行になるはずです。








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