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メモ魔フェスイベントリーダーインタビュー vol.9 まっさん@リアROOMSHOW

はじめに

メモ魔フェス広報では、当日イベントを行う各チームのリーダーにインタビューを行い、深堀して見えてきた人となりをお届けしていきます。
最終回は、「リアROOMSHOW」リーダーのまっさんです!
人生に大きな影響を与えた大切な人、意外な過去の影、そこから這い上がる雑草魂についてなど…
まっさんのパワーがたっぷり詰まったインタビューとなりました!


7つの質問

『1.自分を一言で表すと?』
まっさん(以下 ま):
なんかね、動物の入った四字熟語あるじゃないですか。「猪突猛進」みたいな。自分では「虎視眈々」って思ってたけど、「特進科のMVPに俺はなる‼」って思った時に、「全然、虎視眈々じゃねーな」って(笑)。それで、特進科の人事室の皆さんに聞いたんです。「虎視眈々の反対って何?」って。そしたら、ユコーンさんが「獅子奮迅じゃないですか」って言ってくれて。自分でもすごい納得したので、「獅子奮迅」です。


『2.愛用しているペンとノートは?』
ま:何年か前にプレゼントしてもらったペンを使ってます。思い入れがあって、それがないと落ち着かない。今では、それ以外で書きたくないくらいです。ノートは前田式にインスピレーションを受けてますね。自分でまとめが書ける方眼タイプです。紙質にはこだわりがあって、破れにくいけど厚くない、みたいな。一冊1000円以上するんですけど、それを使ってます。

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『3.メモ魔塾に入ったきっかけは?』
ま:前田裕二さんという人を知ったんです。…そりゃそうか(笑)。元々僕、起業したかったんです。事業プランを考えて、とある人に話したら「それ前田裕二のSHOWROOMじゃん」って言われて。僕はアスリートの分野であれに近しい事をしたかったんだけど、もう既に前田さんが始めてた。それで、SHOWROOMの成り立ちが書いてある「人生の勝算」を読むと「(自分がやりたかった事は)まさにこれだ!」となって。何だか鬼畜な事をやってる(褒めてます)上に、石原さとみと付き合ってるなんて!なんだこのスーパーマンは‼と思いましたね(笑)。それでメモ魔塾を調べました。

今、(メモ魔塾共通科)就活部のぐりこさんという方が「絶対内定」という本の感想を書いてるんですけど。当時僕もめっちゃ自己分析してたんですよ。就活の時だけじゃなくて、自己分析の楽しさというか、大切さに気付いて。それで就活塾に入塾しちゃったんですよ。もう就職活動終わってんのに(笑)。大学4年の貴重な遊べる時間に自己分析をしていた経験があるので、前田さんの「自己分析1000問ノック」を見た時に「これめっちゃ良いじゃん!」と思って。当時は堀江さんのHIU(堀江貴文イノベーション大学校)にも入っていたので、前田さんの方にも入ってみた、という経緯です。


『4.人にしてもらうと嬉しいことは?』
ま:期待してもらうこと。今、HIU ZEROCEKTSというプロバスケットボールチームのオーナーをしていて、クラウドファンディングで800万円くらい集まってるんです。それって普通に考えたら、ウハウハじゃん!悪いことできんな…みたいな(笑)。って思うけど、全然そんな気持ちにならなくて。それだけの期待がこの金額になっているので、身の引き締まる思いです。
人に期待してもらう事がめちゃくちゃ好きだし、期待されないと面白くない。ただ、期待されると嬉しいんだけど、いい意味で裏切りたいとは思ってる。その期待を上回りたいですね。
広報(以下 広):今までメモ魔塾内で期待を裏切ることができたというエピソードはありますか?
ま:先月(9月)のMリーグじゃないかな。特進科で毎月行われているMリーグで「アプリの乱」の課題が出て。サルトルクラスの「Booktube」アプリが独走してて、MVPも総ナメにしてたから、「超つまんないじゃん!マジで独走止めてやるから、みんな協力してくれ!」って周りに連絡して(笑)。アンケートをひっくり返して、僕のいる二金クラスが1番になった。前田さんからも「二金のメモ魔アプリ「RENSA」(など)は本気で取り組みたいなと。めちゃくちゃに良かった!」とコメントしてもらえたから、「やってやった感」がありますね。
純粋に負けたくないっていうのもあるけど、予定調和がすごく嫌いなんです。僕らのクラスもそういうブランディングをしてて、「二金が本気出したらヤバい」みたいな。火事場の馬鹿力みたいな感じを、クラス長である僕が体現したいなと思ってます。

今月のMリーグ課題のディベートはやってない。実は、1か月だけ特進科を辞めて、共通科代表として特進科と対抗しようかと思ってました。特進科を負かしてやりたかった(笑)。メモ魔フェスでそれをできないかと思って、おかみさんにも提案したんです。ただ、僕が時間なさすぎてダメだったけど。
この性格に拍車がかかったのは3~4年前からなんですよね。その前は陽気なまっさんだった。その場にテキトーに合わせて盛り上げるような人で、一点突破するようなタイプではなかったです。


『5.自分でも最高だと思うコロナ禍のアイディアは?』
ま:コロナ禍…?オンラインサロン。コロナ前から初めてたけど、コロナがあってハマった感じですね。それまでは仕事で忙しくしてたので。


『6.一か月のお休みと100万円があったらどうする?』
ま:俺ね、暇になると体調悪くなるんだよね(笑)。どっか行っちゃうかな。
一週間なら家族と一緒でもいいけど、一か月だったら一人で行く。持たない(笑)。精神衛生上良くないので。一人で行動するのめっちゃ好きだし。
広:では、もし1日だけのお休みだったらどうしますか?
ま:それなら自分のメンテナンスかな。整体行って、美容院行って、「(えんとつ町の)プペル」観に行って…とかすると思います。
一か月あるんだとしたら、日本中の友達に会いに行く。めっちゃ飲みまくって下らない話で笑ってるか、将来のことを話してるか。地元の浜松で飲むと、野球部の頃のメンバーといつも同じ思い出の話ばっかりしてます。「あの時のアレはヤバかったなー」とか。
関東の友達とはダンスの話するかな。でも最近忙しくてダンス全然やってない。はるちゃん(いわむらはるかさん)にメモ魔フェスのリアルイベントでダンスやろうって言われたけど、マジで30秒(で終わり)だなと思う!
広:30秒、やってくれますか?
ま:わかんない(笑)。まだ何やるかも決まってない!(※取材当時)


『7.リアルで会ってみたい人は?』
ま:おばあちゃんかな。大好きなんです。思い出とか、超弱い…「おばあちゃん」て聞いたら、もうダメです。
広:一緒に住んでいたんですか?
ま:そうです。相思相愛でした。誰もが俺とおばあちゃんの間に立ち入れないの。俺は3人きょうだいの一番上で、一番可愛がられてた。おばあちゃんボケてたから、俺がツッコミやって、漫才みたいだった。東京にダンス観に来てくれたこともあった。
おばあちゃんの愚痴を聞くのは俺だけだったし、俺一回だけ中学で登校拒否したことあるんだけど、それを知ってるのはおばあちゃんだけ。育ての親という程ではないかもしれないけど、一番大事な存在だった。

おばあちゃんは亡くなる10年くらい前から俺のことわからなくなってて、施設に入ってた。でも、おばあちゃん本当は「施設に入ってまで迷惑かけたくない」って言ってた。俺はそれを知ってたけど、親戚は「そういうわけにはいかない」って。
おじいちゃんはもっと前、俺が小学校の時に亡くなってて。その時に「生きてる間に恩返ししないとダメなんだ」と強く思った。だから、自分にできるおばあちゃんとのコミュニケーションは最大限やってたし、ボケた後のおばあちゃんにはあまり会いに行かなくても後悔はなかった。
周りの親戚からは、俺が行くのを一番に喜んでたって言ってもらったけどね。最期の瞬間も、俺が東京からレンタカーで駆け付けてから息を引き取った。「待ってたんだね」と言われたけど、本当かどうかはわからないよね。
だから、ボケる前のおばあちゃんに会いたいな。

これ、ちょっと面白いエピソードがあって。うちの嫁は俺の母と合わないんですけど、何年か前に「もう許せない」ってLINEが来て。俺は事情を知らないから「ヤバい、何がバレたんだろう⁉」と思ってたら(笑)、母の事でめちゃくちゃ怒ってた。嫁はめったに酒飲まないのに、ウイスキーのボトルを空にしてました。その時に「おばあちゃん、なんでボケちゃったんだよー!おばあちゃーん‼」って叫んでて(笑)。それ、俺が言いたいわって(笑)。俺があまりにもおばあちゃんを良く言ってたから、嫁にまで影響してました。

おばあちゃんには「ダンスなんていつまでやるだね」って言われてたけど、2024年オリンピックの正式種目になるし、もし会えるなら「時代が俺についてきたんだよ、おばあちゃん!」って言いたい。


雑草魂

ま:ダンスが正式種目になる事に関しては、「ダンスは単純なスポーツと呼ぶべきか、呼ばざるべきか」みたいな議論を含めて、認知度が上がってきていいなと思う。古き良きヒップホップカルチャーを継承しつつ、他の何かと融合して新しいカルチャーを作っていけたらいいかな、なんて個人的には思ってる。

東京オリンピックが延期になった頃、色々あって心に穴が開いたような時期もあったけど、切り替える力は西野(亮廣)さんから学びました。「悔しい」と思ってるだけじゃ時間がもったいない、何かしないと何も生まれないんじゃないかと。
さっき言ったように、ボーッとしちゃうと体調崩しちゃうしね。忙しい方が家事をやる。やる事があれば「出かけかなきゃいけないから」と、食器洗ったり、洗濯したり、飯作ったり。じゃないと申し訳ないし、嫁の機嫌も悪くなるしね(笑)。自分だけ好きな事やってるのも嫌だから。それが根底にあるのでボーっとできないのかも。

こうなるには、覚醒した瞬間があったんです。
こんな僕でも、病んでた時期があった。4~5年前かな。いわゆる大企業の歯車になった経験があって。見えない歯車が動かなくて、やきもきしてた。
それまでは自分に自信もあったし、成功体験もあった。でも同期にはやりたい事を実現させてる人がいて、「自分と何が違うのか?」と病んじゃった。嫁からも「あんなの初めて見た」「帰ってくるかわからないくらいボーっとしてた」と言われました。
そんな時、ゴールデンウィークに入って、何もやる事がなかったので家の草むしりをして気晴らししてたんです。カラスノエンドウっていう根が長い雑草があるじゃないですか。それを見て「雑草ってすげーな」と思った。抜いても抜いても、また生えてくる。「どっからこんなパワーが生まれてくるんですか、雑草さん」みたいな気持ちになっちゃって(笑)。結構スピリチュアルなの。
これが本当の雑草魂なんだ、って気づいて。そしたら目の前に木があって、大きな根っこにバンと当たる。そこで、この木はいわゆる大企業なんだなと思った。大企業には、雑草なんかがいくら行っても太刀打ちできないような根っこが埋まってる。俺は大企業の根っこの部分を何も知らずに、上の幹の部分と枝葉の部分だけ見てたんだ、と。小さい事で悩んでたんだな…と気づいて、そこから復活しました。

それからは「どうやって歯車を回せばいいのか」と考えられるようになった。小さい歯車でもいいけど、錆びてるとダメ。油を差さないといけない。
油っていうのは、ビジネスで言う根回しのこと。上に上がっていった同期は、それをやっていた。
スーパー強い歯車と、油の差し方。根本原理を理解できて、その2パターンさえあれば俺は大企業でもやっていける、と立ち直り、そこで自信を持った。

病んでた時期にカウンセリングを予約してたんだけど、1か月後の予約の日にはもう立ち直ってたから、「こんな事がありました」と話したら、カウンセラーに「基本的にあなたは絶対に鬱にならない人です。自分で解決できる人だから」と言われました。それを聞いて尚更自信になっちゃった。
そこから、この性格が一気にグンと跳ね上がった。


覇王色の覇気

ま:元々は気を遣うタイプなんですよ。俺はBOの方のB型だと思ってるから(笑)。地球の中心にいると思ってるタイプじゃないけど、BBのB型を演じることもできる!だからオンラインサロンで自分を試したくなる所もあって。
仕事の中ではある程度できるようになったけど、外界ではどうなのかな、と。意外と通用するんだなとわかってきたけど、それに慢心してないかって、どっかでもう一人の自分が見てるところもある。
広:以前は陽気なまっさんだったとお話されていましたが、今の強気なまっさんに変わったきっかけは何かあったのでしょうか?
ま:これはね、「覇王色の覇気」って言ってるんですけど。
以前福島のイベントに行った時に、女性の社長に「平野さんはどうしてサラリーマンやってるんですか」って言われたんです。「発想が経営者です」と。それまでは、裏方向きだと思ってたんです。誰かを支える役割とか、みんなが楽しんでる中で片付けとかをやる方が向いてると思ってた。でも、そう言われた時に「そっか、俺1番も向いてるのかな」と思い始めちゃって。「意外と俺、覇王色の覇気まとってんだな」って(笑)。

それで言うと、労働組合の委員長をやってた頃、全社の実質的なNo.2は自分の立場だと思う事があった。それに奢らないようにしつつも、会社の改革をめちゃくちゃやった時期があったんです。言葉を選ばず言えば、独裁できた。「絶対こっちの方がいいから、こうしましょう。その理由はこうです」と言ったら、誰も論破できない。熱量も背景知識も違うしね。そういう経験をした時に「覇王色の覇気は、やればもっと強くなれる!」と思えるようになった。

影響力のある立場を与えられたこと、その立場が向いてると言われたこと。
その2つの事が、自分を変えてくれたと思います。
立場がアップグレードされて、より課題が出てくると、より課題と向き合って、より期待値が上がる。それに対して応えよう、とやっていくと、成長が段違いに上がっていく。成長曲線に入った気がして、今一番楽しいです。


おわりに

メモ魔塾の盛り上げ隊長であり、メモ魔塾生を牽引するリーダー的存在のまっさんですが、意外な過去のエピソードが飛び出しました。
そして、意外な視点から立ち直り、自己肯定感を上げていく術を今回聞かせていただいた事は、全てのメモ魔塾生にとって貴重な機会になったと思います!

まっさんの雑草魂に触れたいあなた、そして覇王色の覇気を浴びたいあなた!メモ魔フェスの「リアROOMSHOW」をぜひご覧下さい‼


イベントリーダーインタビューは今回で最終回となりますが、広報チームはまだまだ走り続けます!
メモ魔フェス当日のイベントの様子を体験取材し、後日noteでお届けする予定です♪
お楽しみに!

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