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天使と呼ぼう。

彼女は忙しい。仮にゆかりさんと呼ぶ。未亡人で子供たちの世話だけではなく、今は召されたお父さんや叔母上、たくさんの甥姪のケア、制服店のお仕事と多忙を極めているようだった、いつも。のんびりお茶したり出かけたりしている印象はまるでない。

子育て世代(今は思春期後期かな)は自分の時間もままならないと覚えているけど、ゆかりさんはいつも、私が精神的にダウンしているとき(そう言う時は体もダウンしているのだけど)、ホームメイドのクッキーやケーキ、おいしいからってお裾分けの野菜やスプレッドや、小さなブーケを、ウオーキングの途中だとかついでだからと言って届けてくれたのでした。恐ろしくなるほど絶妙なタイミングで!

自分の窮状をなかなか言えないし言わない。人前では元気そうにしてしまうので誰もわからないはずなのに(大概いつも楽しそうとか元気とか、果ては、何を言っても怒らなさそう気にしなそう、だからなんでも言えるさーとか言われる程なんだけど)、ゆかりさんはピンチの時に目の前に現れるまるでエンジェル🙂。

その彼女とは、この数年も疎遠になっていて会うこともなくなり、多忙な彼女に時間を割いてもらうのも気が引けていて、いつか、自分の問題が落ち着いたら会ってお礼に行こうと決めてはいました。

ここ数日何回かゆかりさんのことが心に浮かんできて、久しぶりだなぁ、でも、まだ問題は解決していないし、もうちょっとしたら終わるから、そのときに会いに行こうっと。と思っていたところでした。すると、先日、数年ぶりに彼女から、これ見てー。って感じで動画が送られてきたのでした。何年振り??ってぐらいに。

ゆかりさんとは、ある時期行き来したり客観的な意見を聞きたくて相談したりしていたのだけど、それも途絶えて久しい時だったので、まだラインで繋がっているのも珍しいというか稀というか、という関係性というのが妥当なところで。

そんな中でのラインでの再会は相変わらずの存在感で、思わず現況をあれこれテキストで報告できたのでした。かなりストレスフルで心身のコンディションが最悪の時だったので、天の助け!って感じ。

そして、いまも、タイムリーな言葉を告げてくれる。教えてくれる。潤してくれるという天使性は健在で、今日も外出先で開いたラインに涙ぐんでしまった。

このタイムリーさを、そこまでいうほど不思議じゃないよ、たまたまだよ。って思う人がいるかもだけど、私にとっては天から送られた天使じゃないかなって思えるほど。

今も窮地の私が倒れてしまわないように、深い闇に飲まれてしまわないように、そっと支えてくれるのを感じている。もうすぐ背中に天使の羽が見るかもしれない。心の目が開いたら(笑)

#友人に感謝 #タイムリー

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