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6年間応援したアイドルの卒業コンサートに行った話

2024年3月31日 2018年から約6年間応援していたアイドルがグループから卒業しました。
推しメンの名前は今村美月ちゃんと言います。通称みちゅ。
彼女は瀬戸内で活動しているアイドルグループSTU48のキャプテンでした。
そんな彼女のSTU48として最後のコンサートである今村美月卒業コンサートに行ってきたので、備忘録としてここに記録しておこうと思います。


コンサート前の心情

コンサート開始前としては、楽しみな気持ち半分、始まってほしくない気持ち半分といった感じでした。
推しメンからは「悲しいとかではなく楽しいセトリ」と聞いていたので、絶対楽しめるだろうなあと思っていましたし、ステージで輝く推しメンを笑顔で送り出したいなという気持ちが一番大きかったです。
ここからは1曲ずつ感じた感想を書いていこうと思います。

セットリストについて

全曲書いていこうかと思いましたが、果てしないので一部割愛しつつ、特に印象的だったところについて書いていこうと思います。

SE.? 瀬戸内の声(BGM)

影アナ(今村美月)の後、少し壮大なアレンジの瀬戸内の声のBGMが流れ始めました。
この曲はSTU48の初めてのオリジナル曲であり、しっとりとしたメロディということもあって、「泣かせにこないって言ってたのにいきなり泣かせにくるやん!!」と思いました。

M00. Overture
48G定番のやつです。
これ聴くのもコールするのも最後かもなと思って声出したような気がするのですが、感情的にはそれどころではなかったので記憶がないです。

M01. サングラスデイズ
夏のツアーだったりでたくさん聞いた大好きな曲です。
推しメンがセンターということもあるとは思うんですが、なによりSTUでは珍しい盛り上げ曲ということもありお気に入りの1曲です。
1曲目から盛り上がる曲が来たのでこれは絶対楽しいライブになるぞと確信しました。
この曲をひっさげて"サングラスデイズツアー"というのを過去していて、そのツアーでは最初と最後にこの曲をしていていたんですが、1回のライブで2回聴いても盛り上がる素晴らしい曲なので聴いたことなければ是非聴いてみてください。
個人的には、曲の途中にセンターの方をみんなで指差す(?)振り付けがあるのですが、その時のセンターの振り付けがかわいくて好きです。

M02. 夢力
この曲もSTU屈指の盛り上げ曲。
当時CMソングになってた曲です。
盛り上がる曲が続いてテンションがとても上がった反面、この楽しさも今日が最後か…と少し悲しくもなりました。
あとこの曲で印象的だったのは、アウトロにガチ恋口上をいれるのが定番になっているのですが、それを推しメンがイヤモニを外して聞いていたところです。
当日個人配信をしてくれたので、この時の話を話題にしたところ、「最後だから直接ファンの声を聞きたかった。」と言っていました。
(うまくイヤモニをつけられなくなってこの曲以降は外さなかったそうですが笑)
この曲から次の曲に行く間の暗点の時間に少し推しメンが泣きそうになっていた気がしたのですが、おそらく気のせいだったと思います。

M03. 無謀な夢は覚めることがない

M04.〜M09.(ユニットブロック)

M04. 夏の“好き”はご用心 M05. 恋は仮病中
この2曲はとにかくかわいさ全開でした。

M06. 海の色を知っているか?

M07. ポニーテールをほどいた君を見た
この曲は「胸がキュンとするよ」ってところが好きです。

M08. 幽体離脱と金縛り
3期生楽曲。シンプルに曲が好きです。
衣装が違うのもあって異物感というと言い方が悪いですが、紛れ込んだ感というか節目のコンサートとかでOGが一緒に披露する時みたいなそんなふうに見えてしまいました。
3期生のフレッシュ感も相まって、世代交代、新時代を感じました。

M09. 楡の木陰の下で

2.5期生楽曲。何気にこの曲のときASHの先輩後輩で披露していたってことにこの文章を書いているときに思いました。
この曲の時も前曲の時に感じた世代交代を感じ、「今日で終わりなんだなあ」と思ってうるっとしてしまいました。
「未来の一歩目を引き止めちゃいけないと思う」って歌詞がタイミング的に絶妙だなあとも思いました。

VTR
ユニットパートで普段披露できなかった曲をやったことで、STU48の全楽曲を全披露したとのお話。
これは推しメンが色んなところで信頼されてきた証だとも思っていてやっぱり自慢の推しメンだと思いました。
裏話?としては、卒業までに全披露するためにソロツアーだったりで少しづつ未披露の曲を消化していってたらしいです。

M10.〜M14.(STU人生を作ってくれた曲ブロック)
M10. 大声ダイヤモンド
オーディションで歌った曲。
昔からライブで何度も披露していて、盛り上がる曲なので私も好きです。
私含めて、「好き!」って全力で叫んだオタクは多かったと思います。

M11. ”好き”のたね M12. モニカ、夜明けだ
M11.はSHOWROOM選抜、M12は48の次世代選抜?の楽曲で、どrちいらもAKBG全体から推しメンが選抜された楽曲でした。
どちらの曲も披露する機会が少なくて直接観たことがなかったので観られて良かったです。

M13. 手遅れcaution
STU48号という船上劇場があった頃の公演で披露していた1曲で、=LOVEの楽曲です。
この曲の公演をしていた頃、私自身が大学院に通っており私生活に余裕がなく一度も観られないまま公演が終わってしまったため、ずっと観られなかったことに悔いが残っていた楽曲でした。
そんな1曲を観ることができて、残っていた未練が1つ解消されました。
感謝。
(ペンライト赤色にするものと思っていたら意外としてなくてびっくりしました。)
この曲から歌唱力を認めてもらえたということで推しメンにとっては思い出深い1曲だったとのことでした。

M14. NO WAY MAN
AKB48の表題曲でIZ*ONEの関連で元の選抜メンバーが抜けることとなったため、ベストヒット歌謡祭でのセンターをAKBGでダンスオーディションして決めた曲です。
推しメンはこのオーディションで見事センターを勝ち取り地上波でAKBのセンターを務めました。
当時めちゃめちゃ嬉しかったのを覚えています。
この曲も実際に観ることはなかなかできない楽曲でしたので最後に観られたのは嬉しかったです。
この曲はM13.に対してダンスを認めてもらえた曲として印象深い1曲だったとのことでした。

M10〜M14では今村美月を語る上では欠かせない曲がまとめられていて、披露が少ない曲も多くて私のような観られなかったオタクの未練をすべて取っ払らってくれるようなブロックでした。
そういうオタクのことも考えて披露してくれたとしたら、さすがに偉すぎますね(推しメンならありうる)。

M15.〜M19.(The アイドルブロック)
M15. ハートの独占権 M16. ギュッ
M17. ハグ友 M18. 希望山脈
アイドル曲連発。
やっぱりこういう曲やりたかったよね〜。。。と思わされるブロックでした。
このへんからもうすぐ終わりが近づいている気がして1秒でも長く目に焼きつけようという気持ちが強くなっていた気がします。

M19. ハート型ウイルス M20. 誰かといたい
とろみちゅこっこ!
卒業生の田中皓子さん、土路生優里さんの登場でした。
当時の仲良しグループで、それが認められて(?)"誰かといたい"という楽曲が作られ、AKB48showという番組でも披露していたのが懐かしくもあります。
昔から"誰かといたい"は3人揃って卒コンでやると宣言していたので絶対にやると思ってはいたのですが、卒業公演だったり卒コンのアンコールでやると思っていたためこのタイミングでしたのには少し驚きでした。
またちょうど1年前のリクエストアワーセットリストベスト20(楽曲のファン投票コンサート、通称リクアワ)で披露した際には、推しメンが1人で披露したこともあり感慨深かったです(披露する時は絶対に3人で!という想いがあったそうです)。
ちなみに前述のリクアワではこの曲に1票投票しました。
ハート型ウイルスについてはまさかこのメンバーでやるとは思っていなくてびっくりしましたが、大歓喜なファンは多かったと思います。

M21.〜M23.(最終ブロック)
M21. 君は何を後悔するのか?
瀧野由美子さんの卒業曲ということもあって、すっかり卒業曲だなあと思う1曲です。
この曲は特に推しメンがセンターをした時に全体がまとまるというか完成度がグッと上がる気がしています。
推し補正はあると思いますがめっちゃ良いです。
(瀧野由美子さんがNG出したことでコールしない曲になってた記憶なんですが、卒業したからかみんなコール入れまくり、なんならミョーホントゥスケ広場まで入れる人がいるのは笑いそうになります(後者は必要なのか?と思いますが)。コールが合うメロディだと初披露の時から思っていたのでコールに反対とかではないです。)

M22. 瀬戸内の声
曲に入る前にこれまでの活動(?)の写真が流れて、最後っぽさもあり悲しくなってきていました。
もちろん曲を聴くとなおさら。
この曲の「時が過ぎ去っても」って部分の時計の針が動くみたいな振り付けがとても好きです。

M23. 後悔なんかあるわけない
STU48楽曲の中でも特に好きな1曲で、もちろんリクアワでも投票しました。
この曲は披露することが本当に少なくて、正規メンバーのライブだと岡田奈々さんの卒コン(?)くらいでしかやってないんじゃないかって気がします(知らないだけかも)。
この曲では練り歩きかつ撮影可能でした。
開演前の影アナで何度もスマホの電源は切らないようにアナウンスしてくれていたのであるんだろうなと思っていたとはいえ嬉しかったです。
少し撮影に失敗した部分もあるのですが、近くで推しメンを撮影できたのも、大好きな曲の映像を自分の目線で残すことができたのも(まして卒業コンサート)とても嬉しかったです。
一生の宝物になりました。

あとから聞いた話だと、M21〜M23の並びには意味があって、
M21. 君は何を後悔するのか?
→問題提起
M22. 瀬戸内の声
→この曲では非選抜+STU48の代表曲なのでこれまでの活動全体の総括
M23. 後悔なんかあるわけない
→今この瞬間自分の卒コンを開くことができていて、今この曲のセンターとして輝いている、だから後悔なんかあるわけない
というような意味が込められていたらしいです(間違いがあったらごめんなさい)。
ただM23.も歌詞的にはやり残したことがあるといった内容なので、それのアンサーの意味もあってEN.1があるって言ってた気がします。

M24. 大好きな人
卒コンと言えばというこの曲というレベルの名曲。
アンコール前最後の曲ということもあり、「終わらないでくれ…」という気持ちでした。
このへんから悲しくならずに笑顔!と思って必死に笑顔でいた気がします。
歌詞通り「でも 大好きだから 無理に微笑もう」でした。

EN1. 今日までのメロディー
推しメンのやりきったという気持ちが詰まっているような気がして救われたような気持ちになりました。

スピーチ&キャッチフレーズ
「笑顔で終わりましょうね」と言っていたのが印象的でした(本人は流石に泣いてましたが)。
今村美月:瀬戸内からみなさんに会いにやってきました!ないすとぅー?
一同:みちゅーーー!!!
というキャッチフレーズも最後だったので、全力で叫んだオタクも多かったんじゃないかと思います。
もちろん私は全力でした。

EN2. Nice to meet you !
前述のキャッチフレーズの終わりとドンピシャで曲が始まり、最高の入りでした。
少し前に配信でも、自分のアイドルコンサート(ソロコン?)をするならやりたい曲と言っていたので、これまで未披露の曲ではありましたがやるんだろうなと思ってました。
最初かアンコール明け1曲目にやると予想しており、もうやらないかなと思った直後だったので度肝を抜かれました。
ただやるタイミングとしてはこれ以上ないタイミングだったので、推しメンには1本とられましたね。
曲は推しメンにも卒コンにもぴったりで感動的でした。

ユニット新リーダー、新キャプテン発表
新キャプテンが岡田あずみさんになったのは予想できなかったですが、良い選択だなと思いました。
新キャプテン発表の時に、もう推しメンはSTU48からいなくなるんだなって実感が急に湧いてきて、この日一番泣きそうになっていました。(もしかしたら少し泣いてたかも)

EN3. RESET
この流れでのRESETはダメですよ。
このあたりで卒業の実感だったり、新しくなるSTU48を感じました。
数年応援してきたグループなので、今後もがんばってほしい。切実に。

EN4. 思い出せる恋をしよう
コンサートでの最後の1曲。
推しメンが好きと言っていた曲でもあります。
ちょうど1年前の6周年コンサートで聴いた時になぜかとてもこの曲が沁みて、そのときから大好きになった1曲でした。
メロディも良くて、歌詞も全フレーズ良いんですよね。
私は「いつの日にかまた出会って 昔話できたらいい」というフレーズが好きです。
この曲を最後に持ってきたのは好きな曲だからということと、「忘れないよ」という最後のフレーズで終わりたかったからと言っていました。
こういうところも含めて今村美月ちゃんのことが好きなんですよね。

最後の挨拶
最後は期別に挨拶してカーテンが降りました。
カーテンが降りて終わりと思われましたが、もう1度カーテンが開いて最後の最後に全員で挨拶。
「やっぱりみんなで終わりたい。」と口に出すところも推しメンらしくて嬉しかったです。
(カーテン落ちるのがとても早くて人の心はないのかとも思いましたがまあいいでしょう)

終演後
終演後ですが、数分くらい動けなかったです。
楽しかったなとか悲しいなとか色んな感情があったと思いますが、一番感じていたのは、終わっちゃったなという感情でした。
ただその感情には悲しさとかはそれほどなくて、これまでのことも含めた満足感と節目としての終わりを感じているような感情でした。

最後に

総括すると最高の卒業コンサートでした。
私自身ここまで熱心に応援したアイドルはこれまでいなくて、そんな自慢の推しメンを比較的初期から最後まで応援できて良かったです。
この曲も観たかったなみたいな後悔がいくつかあったのですが、それもほとんど解消されました。
きっとそんな後悔を持つファンのことも考えて構成してくれたセットリストだったのだと思います。
ここまで書いていませんでしたが、この日の座席は非常に良く、最前で観ることができました。
この日のために徳を積むとずっと言っていたのですが、無事に発揮できて良かったです。

この公演の約1ヶ月前に推しメンの卒業公演もあって、本人曰くやりたい曲がたくさんあるから卒業公演と卒業コンサートは二つで一つの二部構成と思ってほしいとのことでした。
実際内容としてはその通りで片方でしか披露されなかった思い出の曲がたくさんありました。
なので、機会があれば卒業公演の所感についてもまた書けたらなと思います。

読みにくい文章で誰も読んでいないかもしれませんが、私にとっては大切な時間の備忘録としてここに残しておこうと思います。
大好きな今村美月さんに出会えて、そして応援することができて幸せな6年間でした。
以上。

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