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M-1グランプリ 最終決戦

敗者復活戦はこちら💁‍♂️
決勝戦はこちら💁‍♂️

令和ロマン

もう2回目見ても思わず『いやぁ〜面白い!』と声が出たね…笑

まず決勝戦でもそうだったけど、まーくるまさんの観客の掴み方が上手い上手い。
『お久しぶりですね』からの、ヒゲの土手の復習。
もう逆に嫌味なくらい観客を味方につけてる。笑
ずっとM-1を見てきて、こうして感想を毎年書いていると
まじでM-1でのウケって、いかにお客さんをリラックスさせてお客さんを取り込むか、
にかかってる気がする。
特に最近のM-1はそう。
昔(それこそ松っちゃんが60点台とか出してた頃)は
お笑いという『作品』を『評価』するみたいな傾向が強かったから
それこそつかみから始まって助走があって、展開があってオチがある、
みたいなガッチガチの『漫才作品』を『鑑賞』する場所だったけど
最近はその空気を破ったもん勝ちというか。
かといって去年だったかな、最終決戦のロングコートダディほど緩くても取れなかったりするから本当に塩梅が難しいけど…

なんか、全ボケ無駄にしてないところがすげぇなぁと思った。
最初のちょっと長くて(大丈夫か…!)と思った機械のジェスチャーも
まず一回目に『単純作業ばっかりでつまんねぇなー』でドカンといって
その後もケムリさんは特につっこんで無いけど
あんな複雑な機械なのにクッキー工場、ってのがじわじわ来る。笑
トヨタの社員ボケが後の吉本の社員ボケのフリになってたり。
全体的にボケの数はそう多くはないけど(というか他が多すぎ笑)
全ボケがハマってて、しかも序盤のボケが後半につながっていって、
最後綺麗に右肩上がりになるっていう、
まぁM-1の理想型のようなネタでした。
まじでお見事としか言いようがない。


ヤーレンズ

まず、オチの部分の素晴らしさに一体どれほどの人が気づいているのか、という。
山田邦子はぜってー気付いてないね!!笑
(去年の恨みがまだ消えないのや!!笑)
そこに気づくか気づかないかで、このネタの評価だいぶ変わるぞ!と。
変なキャラネタなのに、こうして構成がしっかりしてるからあんなに見れるんだろうなぁ…
千鳥とよくいわれるらしいけど、千鳥というよりはアンタッチャブルに近い気がする。
もしくはサンドウィッチマン。
あとは、ヤーレンズも令和ロマンと一緒できっちりつかみ入れてますよね。
君たちの名前は?と。
やっぱなんつーか、客目線で見た時、そういう一言ってあるなしでぜんっぜん違う。
やっぱ、確実に審査員に向けてしかやってない漫才と、
観客に向けてやってる漫才って、客からしたら全然受け取り方というか、
見る目の温かさが違いますよね。

ただ、ボケの方がちょっと要所要所甘噛みしてたような…?
気のせいかな?
ところどころリズムが崩れた気がした。
とにかく、オチ聞いた瞬間『くあぁぁああああ!!!かっけーーーーーー!!!!!』
ってなりました。痺れた。笑


さや香

元々の私のさや香さんのイメージに戻った、って感じでした。笑
元々新山さんがガーーーーっと持論というか変なこと言うって感じだったのを、
去年のM-1でガラッと変えはって、いやー!さや香すげーーー!!!!ってなった派だったので、
ほんまにベタやけど2人の掛け合いが見たかったー!!
あとはやっぱね、小難しい入りって客引いてまうねんなー!泣
私のようにお笑い好きでかじりつきで観てるやつ等はワクワクしかないけど、
小難しい話って客離れのリスクが高いんよなぁ〜
小難しい入りからの、くだらん話ってギャップが効いてる気もしたけど
眼のくだりは要らんかったと思うー!
元々、芸人さんを笑わせるために作ったネタというだけあって、
少々マニアックというか、いや眼がオモロいんやけど、
四則演算のワードとか眼の説明とかが無意識に『あ、難しい話や、聞きたくない!』って客の脳がなる気がする。笑
他の2組がどっちかというとゆるい空気の漫才コントネタだったからこそ、余計に。
客の脳がついていけてない感じだったなぁ〜。


でもいやはや、今年もすごかったですね。
令和ロマンは伝説を作ったな〜!
最後の交互のやつまじで叫んだ!!笑
まぁ、その後の松っちゃんの件で全部持ってかれたのマジで気の毒やけど…
まじで何やってんねん松っちゃん…!!!!

何はともあれ、令和ロマン、おめでとうございました!!!!!!!

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