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たった一度のカウンセリングが私にもたらした、とても大きな変化

なんだか最近よく見る系のタイトルになってしまってなんか自分的にいやなんですが、もうわかりやすいのでこれでいきます。笑

前回はなぜカウンセリングを受けようと思ったかや、カウンセリングの詳細、その後の変化などを書きましたが、
今回は親子関係に限らず、色んな変化について書こうと思います。
正直、こんなに全体的に生きやすくなるとは思わず、なんというか、
「世界がわたしに優しくないんじゃなく、わたしが世界に優しい目をむけられていなかったんだな」という感じ。
分かりにくいかもしれないけど。笑
要は自身の捉え方でこうも人生は変化するのか、と感じる日々です。

私は小さい頃からいつも何かに遠慮して生きていました。
それは、長女だったから、というのもあるかもしれません。
自分のしたいことや、思うこと、意見を素直に言うことができない。
否定されるのが怖い。
他人に認められないと不安でしょうがない。
なんとか人と「同化」しようと生きて来たんですね。
そんなことできるわけがないのに、無意識にできると信じていました。

もちろん、他人はそう思っていないので、私が合わせるしかありません。
そうやって、無意識のうちに人の影法師のように生きていました。
それは単純に「大人しく、ひそやかに生きていた」というわけではありません。
人に合わせて生きている人の多くはきっと、
「気立てが良く、明るく、楽しい雰囲気の人」
であるような気がします。
なぜなら人に嫌われないためにはそれが一番手っ取り早いからです。
雰囲気さえ明るければ、ニコニコ笑顔でいれば、と、無意識に培ってきた処世術のようなものですね。
もちろん、それが悪いことであるとは私自身全く思いません。
現にその処世術で助かる場面は多いし、そのために人に好かれることもたくさんあります。

良くないのは、そのためのしわ寄せがどこかにいくこと、です。
この「どこか」とは、自分自身も含まれています。
というか、自分自身が受けるしわ寄せが一番多いのがこの手の人だという気がしてなりません。

カウンセリングを受けて、私が一番大きく変わったことは、
親子であれ、恋人であれ、夫婦であれ、
「人は人である」
という、ごくごく単純なことです。

その違いを認め、受け入れることが、私はできていませんでした。
なぜなら自分がずっと誰かに合わせて生きて来たからです。
「私はこんなに自分を押し殺して、人に合わせて生きて来たのに、
どうしてみんなは私に合わせてくれないの!?」
という怒りが小さい頃からずっと溜まっていた気がします。

治し方は簡単で
「人に自由を認める代わりに自分も自由になる」こと。

今まで、やりたいことを全て我慢していたわけではありません。
やりたいことはやってきました。
だけど、その時常につきまとっていたのは「罪悪感」です。
家事をしないで、子育てしないで、仕事しないで、
「やるべきことをしないで好きなことをしている自分」
という足かせを、常に自分で自分の足に付けながら好きなことをしていました。
もちろん、そんな中でする「好きなこと」はもはや楽しい時間ではありません。

自分に自由を許してあげると、私は驚くほど自分にたくさんのルールを設けていたことに気が付きました。
そのルール外のことをするたびに謎の罪悪感に苛まれ、その不安やイライラを鎮めるために過食のような状態になってしまっていたこともあります。
だけど今は衝動的に手あたり次第食べる、みたいなことは無くなりました。
普通にお菓子は食べますが。笑
なぜなら「ストレス溜まったから食に走ること」自体にまた罪悪感を感じてしまうから。
ストレス溜まってお菓子を食べること自体悪いことじゃない。
ストレス溜まってお酒飲むことも悪いことじゃない。
運動も「しなきゃいけない」ものじゃない。
夜は少なめに「しなきゃいけない」
睡眠をたくさん「とらなきゃいけない」
タンパク質を「とらなきゃ」脂質は「はぶかなきゃ」

こういうのって本当にSNSの弊害というか、情報過多の弊害というか。
怖いのは「無意識である」ということ。
なんとなく無意識に、たくさんのルールを設けてるんですよね。
多分、普通の人は私のように普段から自分に様々なルールを設けていないというか、
いうなれば「我慢メーター」が低いんですよね。
ちゃんと自分の意見を言えたり、やりたいことをしたりできてる人。
だから多少自分に負荷をかけることができる。

だけど私のような人って普段から「我慢メーター」がいっぱいいっぱいになってるから、
それ以上我慢を重ねるとメーターがすぐ振り切れちゃう。笑
イコール、過食に走ったり、アルコールに走ったり、ダイエット自体をもうやーめたってなっちゃう。
そりゃそうだよ、毎日人より頑張ってんだから。笑
でもその「頑張り」って、人には全く伝わらないんですよね。
なぜなら「自分が自分に勝手に課してる課題に対しての頑張ってる」だから。
いわば「勝手に一人で頑張ってる」状態。

繰り返しになりますが、それ治す方法はひとつ。
「がんばらない」です。笑

私はこれ意識しだして本当に楽になった。
ダイエットも、仕事も、夫婦関係も、子育ても、家事も、全部「がんばらなくなった」
普段頑張りすぎてた(できないのに頑張ろうとしすぎていた)から、
がんばらなくなっても誰も気づかないんですよね。笑
ほんといかに自分が「無駄に頑張ってたか(頑張ろうとしてたか)」がわかる。
わかってあほらしくなる。
「人は人なんや」ってことが、めちゃくちゃ、目が覚めたように分かる。
みんなはちゃんとこうやって線引いて生きてたんや、
わたしが上手に線引かれへんかっただけなんや、
「わたしはみんなを入れてあげてるのになんでみんなは入れてくれへんの!?」って。
勝手に怒って傷ついて。

今でも線は上手には引かれへんけど、ガタガタやけど一応線は引けるようにはなりました。
まだドキドキするけど。
あってるんかな?とか、「ごめん!」とか思うけど、
でもそれがいかに楽に生きられる方法かを、日々職場で実感してます。笑

職場でのことも書きたかったけど、とてつもなく長くなってきたので一旦終わります。

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