見出し画像

皿洗いの時間が好き

親にスマホの通信料を払ってもらうかわりに皿洗いや洗濯、風呂の掃除などの家事を手伝うというシステムが我が家にできて、早4年。

平日でも休日でも、朝昼晩のできるときはいつでも。

そして、皿洗いをするときは大体音楽を聴く。

無理矢理にでも気分を上げたいときや、疲れているときに聴くし、反対にめちゃくちゃテンションが高いときも聴いたりする。

そして、音楽のジャンルも気分によって変える。

たとえば、わりと元気な月曜日は邦楽多め。backnumberの「高嶺の花子さん」とか水曜日のカンパネラの「聖徳太子」とかとか。余裕があれば、聴いてて思わず口ずさんでしまう曲が多い。そして母曰く、ハミングがいつの間にか熱唱に変わっているらしい。恥ずかし。

ちょっと疲れたなぁってときの火曜日、水曜日あたりはジャズとか。ドラムとウッドベースとサックスのシンプルな編成のやつが特に好き。
ジャズ好きは完全に父の影響だと思う。小さい頃から出かけるときは、常に車の中にはジャズが流れていた。

木曜日は女王蜂。どの曲を聴いても、歌詞の美しさに毎回泣きそうになる。自分が女王蜂について語るにはあまりにも拙い言葉しか紡げそうにないから今は話せない。でも、いつかちゃんと、女王蜂に対する気持ちを残したい。アヴちゃん、本当に本当に大好きです。今はこれしか言えない。

週末になるにつれて疲れが溜まってくると、自分はそれに反比例してテンションが変にハイになる傾向がある。

というわけで、金曜日はラテン系か中華系。毎週めちゃくちゃノリノリで皿洗いをする。ラテン語は喋れないくせに響きがめっちゃかっこいいなって思いながら毎回聴いている。

曲調で言うと、中華曲はダントツで大好きだ。大音量で音楽をかけ、皿洗いをしながらカンフーまがいのステップを踏んでしまう。ちなみにカンフーは未体験。歌詞がないのでリスニングはできないが、中国の料亭の皿洗い係になった気分だ。仕事が終わると、上司ならぬ母に報告。「妈,我洗完了腕!」たぶんスピーキングはできたはず。母からの「辛苦了〜」はもちろん日本語で返ってきた。

土日は、気分的にはふわふわしているので、相対性理論の「気になるあの子」や「スマトラ警備隊」とかインドネシアの音楽のガムランとか琉球音楽を聴いたりしている。たまぁに洋楽とかケルト音楽。
ジャンルはもう、ごっちゃごちゃ。気の向くままに、色々聴いてみる。


皿洗いの間のたった15分、されど15分。自分の気分や感情を素直に聞いてあげてから曲を選ぶ。

これが、最近の自分の機嫌の取り方。


ご清覧ありがとうございました。
自販機のコンポタでした🌽

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?