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父の問題が一段落

父の認知症は日に日に進んでいるし、現時点で心臓に負担をかけない認知症薬として使用できるメマリーもさほど効果が感じられない。けれど私に関わる大きな問題であった父の愛人、および債務の件は一段落がついた。

前回noteをつけた翌月に愛人から父に電話があり、送金をおこなうも迷子で家に帰れなくなるできごとがあった。正確には車を停めた駐車場がわからなくなったのだけれど、自分がどこにいるかもわからなくなっていたので間違っていない。

その際、私は愛人と電話で話すことができ、相手方に配慮する必要性が皆無だと判断し法律事務所に相談を持ちかけたのだ。

法律事務所から提示された解決策は想定通り「成年後見制度」だったが、二件目の法律事務所では「金銭要求の根拠は要求側が示す必要があるので、要求は対話ではなく書面で送って欲しいと伝える。前置きで『支払う義務はないと考えている』としないと『払うと言うから送った』と解釈されるため慎重に行う。支払いは届いてから検討するが、法的に支払い義務が発生する書面は来ないだろう」という回答を元に行動した。しかし先方が無視するようになったのだ。

それには理由があって、初回の通話後に父の預金口座が0円になったと私が勘違いし、父に伝えたからだ。実際にはキャッシュカードをキャッシングの向きで確認しただけだったのだけれど、父は預金口座に愛人が触れられる仕組みを作っていたので信じ、かつ記憶されたのだ。

父は愛人に電話で抗議しつつ自発的な送金である「贈与」をやめる事ができ、愛人は父の認知症が進んでいると判断して無視を決め込んだ。私からの電話とメールにも答えない。こんな解決に導かれるとは思わなかった。

父が抱えている億を超える債務についても法律事務所に相談していたが、こちらは当初予定の相続放棄、場合によって生前に自己破産の路線は変わらず。想定外だった連帯保証人の母の相続放棄も家庭裁判所で認められた。

心臓、腎臓、糖尿の病状は良くはならずとも安定し、足の不調もデイサービスの運動で軽減された。歯の定期的なクリーニング、および治療も緩やかに進んでいる。

次に取りかかるのはこの1年で深刻化している、私自身が抱える問題だ。当初noteのアカウントを作ったのはそのためであったのに、父の問題・課題が大きすぎて後回しになっていた。さて、どうするか。

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