目眩
ここのところ、まるちゃんの話題をnoteに書いていない。
書いていないが、彼女に関するネタがないというわけではない。
毎日のように彼女のネタはあるのだが、まるちゃんのことを思い出して書いていると、ネガティブな気持ちになって、入力をやめてしまう。
こんなこと書いたところで、彼女が変わるわけじゃなし。
思い出して言葉や文章にする労力と、それに対するイライラを呼び覚ますことなんて、くだらねえ。
そう思ってやめていた。
3年心理学を学んでいると、ちょっとだけ自分の事がわかってきて、感情のコントロールを無意識にするようになったような気がする。
3年心理学を学んだとしても、全く他人の事はわからない。
いや、ますますわからないと思っている。
だが、今日は彼女の事を書く。
もう、書きたい。
2022年(1年半前)の記事を引っ張り出してきた。
今も、何も変わらずまるちゃんは愚痴と悪口をずっと喋っている。
1年半前の記事が、まるで昨日今日の事のようだが、実際、これである。
口を開けば、誰かの悪口を言ってさらに、その相手のちょっとした失敗や不幸話を必要以上に悪意を込めて笑って話す、そのさまがもう、ホラーでね。
シャーデンフロイデの本を読んだばかりで、リアルにまるちゃんの表情がその「人の不幸は蜜の味」を体現していて、怖ってなる。
(シャーデンフロイデは誰しも持ち合わせている感情なので、それ自体を責めることではない。もちろん私もえげつないほどのシャーデンフロイデはある。)
毎日のように彼女と帰りが一緒になるもんだから、私の感情は疲弊していた。
先週の木曜、死んだ目をして私は内心どうでもええねん、と思いながら彼女の話を会社を出た先の道端で、立ち止まって聞いていた。
まるちゃんの悪口ネガティブ愚痴の数々、あまり真剣に聞かない様にしようと思っていてもだ、耳から音は入ってくる。
そして、私はいっぱいいっぱいになっていたんだろう。
クラッ・・・・
めまいだ!と感じた瞬間、体が右側に倒れそうになる。
これはいかん!と、すぐさま右足を前に踏み出した。
その時、まるちゃんは私がもう帰ろうとしてるんだろうと思ったのか、話をやめて「おつかれ、またあした」と言いながら去っていった。
そして、そこで私は、「助かった」と思った。
めまいはしばらくしたら治まったけれど、つまり、こういうことだ。
まるちゃんの悪口を聞く許容範囲を、超えたんだろう。
脳と身体が教えてくれた。
彼女から発生するネガティブオーラを感じるのが、いやでいやでたまらなかったんだ。
ストレスよねぇ。
困るわ、ほんま。
まるちゃん防御対策(通称まるぼう…w)を検討せねば、精神的にやばい。