11年ぶりの南長野での信州ダービーから帰って思う事

日曜日の信州ダービー第二戦を終えて様々な感想を見て聞いて、思った事を書いてみます。
長くなるので長文無理な方はここで読むの止めて大丈夫、ただの個人的な呟きです。

まずは信州ダービーという舞台を、素晴らしい運営で盛り上げて下さった関係者の皆様に感謝致します、ありがとうございました。

試合を終えて様々な感想を見聞きする中でまず思ったのが、当時のいざこざを松本長野共に知らない世代が増えてなぜこんなに仲が悪いの?という部分なんですよ。成り立ちの部分抜いたらダービーに対する感じ方は永遠の平行線、両クラブや同じクラブのサポ同士でもすれ違ったまま理解出来ないと思うんです。廃藩置県からの対立なんて話で語れば何のリアリティも生まれない。


まず自分がパルセイロに対する嫌悪感を強烈に意識させられたのは2007の地域決勝ですね。
アルウィンでパルセイロのコールリーダー率いるグループが不祥事を起こしたのがバレてグループを解散した事を知った時です。

当日彼らを目の前で見てましたし、関西のサポーターは怖いねって仲間と話してましたから、長野のCLだったと知った時は本当にびっくりしましたし、同時にやばい気持ち悪いって思っちゃいました。松本と長野が決定的に仲違いしたのはここからだと自分は思ってます。

当時はJ規格のスタジアムがアルウィンしか県内に無く、先にJFLに昇格したチームで県内を一本化するってなってましたからパルセイロとの試合はいつでも負けられ無い戦い、なおかつ全社、地決、県決勝など一発勝負の試合で負けたら終わりが多く、自然とサポーターもヒートアップしますよね。

2009は全社北信越予選、前半0-2で追い込まれてからの大逆転、市原臨海での全社で決着をつけて地決で金沢とJFL昇格を決めた時には全国リーグに上がった喜びよりも、長野との熾烈な争いがやっと終わるんだとホッとした思いが先にたったものです。

ところが翌年には、先にJリーグに上がったチームで県内を一本化するって話になります。

その後も長野市からの合併提案などある中で自力でJ2昇格を決めて、いよいよこれで長野県を代表したJクラブに!

と思いきや今度は長野市が自前で素晴らしいスタジアムを建ててJリーグ参入。まさに千尋の谷に何度突き落としても這い上がってくる獅子、松本の人間としては恐怖しか無いですよ。何度トドメを刺してもその度に不死鳥の如く更に高く舞い上がってくるんです。こんな恐ろしい事有りますか?

それでもパルセイロが9年間J3で足踏みしてくれたおかげで直接対決も無く特に意識せずに済んで、その間に圧倒的な差をつけたつもりで居たんです、日曜日までは。

自分、満員のスタジアムは過去に日本では国立のトヨタカップと埼スタのワールドカップ、リーガでのカンプノウくらいかな。
Jリーグではアルウィンでの数試合しか経験が有りません。初めてアウェイゲームを完売で見られて、またその運営も素晴らしいものでした。11年の間に差を広げたつもりが、実はすぐその背中まで迫られてたんですよね、再度言います、こんな恐ろしい事ありますか?

気を抜けばあっという間に長野県を代表するクラブは長野パルセイロになりますよ。危機感を持って今年、昇格決めなければならないと改めて思いました。勝ちたかったな。

とりま明日にお仕事の都合で大月会長とお話し出来る機会が有りますので思いの丈を思いっきりぶつけてきます笑

皆様も何か伝えて欲しい事有れば聞かせて下さいね。

この信州ダービーの経験を自分達の糧に、さらなる頂きへと登れるようにしなきゃいけないなって思った試合でした、以上!

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