にちぺん【日本式ペンホルダーのための卓球道場】

日本式ペンホルダー筆者の経験から、日本式ペンホルダー初心者から県大会優勝レベルへ成長す…

にちぺん【日本式ペンホルダーのための卓球道場】

日本式ペンホルダー筆者の経験から、日本式ペンホルダー初心者から県大会優勝レベルへ成長するためには何が必要か(トレーニング、練習、試合運び、心理状態など)卓球全般の知識をお伝えしたいと思います。

最近の記事

日ペン初心者のための戦術

■フォアハンドで攻めればそれで良いのか 今まで日本式ペンホルダーはフォアハンドドライブやスマッシュで先手を取ると言ってきました。筆者もそのように教えられて勝ち上がりました。 しかし、攻撃すると言っても自滅しては意味がありません。 積極的に攻める姿勢は大切ですが、確実に入るボールが必要です。 そのような『安定したドライブ・スマッシュ』を身に付けてこそ戦術が活きてきます。 また『あえて攻めない攻め方』も存在します。 ですので全てのボールを攻めろというわけではありません。 基

    • 卓球・張本智和、大物中国選手を倒しジャパンオープン優勝!

      ■馬龍、張継科に勝った... 男子シングルス決勝で張本智和選手が、12年ロンドン五輪金メダルの張継科(中国)を4-3で倒し、優勝しました。衝撃が走りました。 試合前に「勢いと実力では負けていない」と話していた通り、力で優勝をつかみ取った瞬間でした。 揺らぎました。 というのも、中国選手この2人には勝てないだろうなと考えていたことが、いとも容易く打ち崩されたからです。 この馬龍、張継科選手はとにかく鍛え抜かれた心技体を併せ持っています。 弱点を見つけるよりも、こちらの長所を

      • 日ペン初心者のためのスピードドライブ

        ■言うは易し行うは難し 日本式ペンホルダーにとってフォアドライブは一番の強みとしている技術です。 しかも卓球と言うスポーツにおいて、ドライブはまさに必須の技術であると言えます。 ドライブは、前進回転がかかっていて安定感のある攻撃ボールです。 ですので一般的な攻撃の手段としてほとんどの選手が使う技術になるでしょう。 この、ドライブの破壊力が一定のレベルに達しているかどうかは、得点力を向上させる上で非常に重要な要素になります。 筆者が考える威力のあるドライブとは... 「強い前

        • 日ペン初心者のためのストップ (基礎編)

          ■ペンホルダーは台上処理しやすい 台上処理は色々なレシーブ技術を使って的を絞らせないようにするのが、非常に重要になってきます。 ペンホルダーは手首を使いやすく台上処理をしやすいです。この強みを活かして、先に攻撃するキッカケ作ったり、相手の攻撃を未然に防ぐことになります。 相手が長く返球されると思っているところに、ストップで短く返せれば脅威です。サーブ権を持っているのにも関わらず、ストップレシーブを意識しなければならないため、3球目を思いきり待てないというプレッシャーになって

          日ペン初心者のためのロビング(基礎編)

          ■ロビングはその場しのぎの技なのか ロビングはただの時間稼ぎ、その場しのぎ... と思われがちですが、ボールに変化をかけることで相手のミスを誘ったり、緩急をつけることで攻撃のチャンスを作ったりすることができます。 相手のスタミナを奪うこともできます。 ■ロビングにおける回転のかけ方 ロビングの回転に必要なのは... 高さとコース取りは重要なポイントです。1つでも欠けていれば相手にとってはただのチャンスボールになってしまいます。おそらく本当にただの時間稼ぎになり、上級者選手

          日ペン初心者のためのロビング(基礎編)

          日ペン初心者のための4球目攻撃(基礎編)

          ■4球目攻撃できればとても有利 卓球ではサーブ権をもった方が基本的には有利です。 日ペンはサーブコントロールしやすいメリットがありますので、サーブ権を取ることをオススメします。 筆者の場合、試合ではいかにサーブで2本取るかをまず考えてプレーしています。 もっと細かくいうと、試合終盤までどうやったら2本取れるかを考えて、試合を組み立てています。 逆にレシーブに回ったときには、2本中1本を取れれば良いという考えです。 そこで有効な練習としてあげられるのが「4球目攻撃」になります

          日ペン初心者のための4球目攻撃(基礎編)

          日ペン初心者のためのトレーニング(基礎編)

          ■卓球にトレーニングは必要なのか 筆者の意見としてトレーニングは必要だと思います。 卓球は見た目以上にハードなスポーツです。 野球、サッカー、バスケなどメジャーな球技と同様に体力を消耗します。 世界選手権大会で常勝している中国選手は筋骨隆々です。 これはなぜかと言えば、40mmのボールを回転コーススピード完璧で打つための対策だといえます。 基礎体力をつけるための有酸素運動はもちろん、足腰のトレーニングや体幹トレーニング、ストレッチを継続的に行いましょう。 持続的な筋

          日ペン初心者のためのトレーニング(基礎編)

          日ペン初心者のためのフットワーク(基礎編)

          ■日ペンはフットワークを鍛えるととんでもなく強い 私は韓国の日ペン選手が大好きです。 劉南奎、金擇洙、柳承敏... このレジェンドの方々はフットワークを徹底的に鍛えた結果、 とんでもない打球を生み出すことを可能にしました。 中学生の頃、動画を見たのですが「同じ人間の動きなのか!?」と 衝撃を受けたことを鮮明に覚えています。 美しいフォームに華麗なフットワーク...あっという間に魅了されました。 近代の卓球スタイルで日ペンの可能性を世界に知らしめました。 ■足の動き 素早く

          日ペン初心者のためのフットワーク(基礎編)

          日ペン初心者のためのフリック(基礎編)

          ■フリックで先手を取れる フリックとは、短く浮いたボールに対して相手のコートにボールを弾いて(または擦って)入れる技術です。 浮いたツッツキや浮き気味の短いサーブに対して行うことでラリーの主導権を握ることが出来ます。 また、相手に的を絞らせない(ストップ、ツッツキ、フリック等)という意味でも心理的有利に試合を進めることができます。 ■フリックのやり方 下回転が掛かっている場合、ボールの後ろにラケットを当てればボールはネットにあたりミスしてしまいます。 それを避ける方法とし

          日ペン初心者のためのフリック(基礎編)

          日ペン初心者のためのブロック(基礎編)

          ■日ペンは必ずバックサイドを攻められる どんな強い選手と言えどもすべて自分のパターンに持ち込んで攻撃していけません。時には相手に攻められます。 特に日ペンはバックサイドを必ず攻められると言っても過言ではありません。相手が中級者~上級者になるとガツガツとバック側を攻めてくる印象です。 その時にしっかりブロックで相手の攻撃を止めて、守りで得点できるかどうかで試合が決まっていくというような面もあります。 守りが固ければ相手に相当なプレッシャーをかけることができますので、日ペン

          日ペン初心者のためのブロック(基礎編)

          日ペン初心者のためのレシーブ(基礎編)

          ■日ペンのレシーブ事情 卓球の試合で勝つためにはレシーブが凄く重要になります。 特に日ペン選手はレシーブを甘く打つとバックサイドを厳しく攻められてブロック一辺倒になりかねません... しかしながら、多くの人はレシーブが苦手です。 なぜなら、相手の好きなように出されたサーブを受け止めて返球しなければならないからです。 筆者も経験ありますが、シェークハンドのしゃがみこみサーブは横上から横下か分からないことがほとんどです。それを厳しいところへ返球となると技術力と慣れが必要です。

          日ペン初心者のためのレシーブ(基礎編)

          日ペン初心者のためのサーブ(基礎編)

          ■日ペンサーブの強み 最近はシェークハンドのYGサーブが流行っています。少し前だと福原愛さんの王子サーブなどが流行りました。 しかし、ペンホルダーのサーブはメディアにあまり取り上げられることはありません… 気付いた方もいるかもしれませんが、目立たなく特徴が無く地味であるというのが原因かと思います。 私はこの目立たないところが強みだと思います。目立たないということは対策されにくく、(ペンホルダーの総数自体も減っているため)レシーブ慣れしていない選手が多くなります。 さらに、

          日ペン初心者のためのサーブ(基礎編)

          【卓球】日ペン初心者のためのスマッシュ(基礎編)

          スマッシュは決定打として強力な武器になります。派手で魅力的な技です。 スマッシュは腕を振り抜いて力いっぱい打つ… この考えは間違えていませんが、腕だけではボールに威力を伝えられません。 スマッシュは体重移動を利用してボールを相手コートに強く叩きつけるようにして打ちましょう。 基本的にスマッシュの打ち方はフォアハンド打ちと似ているため、難しい技術というわけではないです。しかし打点が悪かったり、力が入りすぎたりするとミスしてしまいます。 試合に焦点を当てると、1試合で2,

          【卓球】日ペン初心者のためのスマッシュ(基礎編)

          【卓球】日ペン初心者のための下回転に対するフォアループドライブ(基礎編)

          日ペンにとってフォアハンドドライブは攻撃の要です。またドライブによって相手に強烈なボールを与えることで、プレッシャーをかけることが出来ます。 フォアハンドドライブには… 回転重視のループドライブ と 速さ重視のスピードドライブがあります。 この2つの打ち分けができれば 試合でかなり効きます。しかし、打ち分けるとなった場合にはかなりの技術力が必要になるため、始めはどちらかに絞って練習しましょう。 私のオススメはループドライブです。 理由はスピードドライブよりも打球点が遅く

          【卓球】日ペン初心者のための下回転に対するフォアループドライブ(基礎編)

          【卓球】日ペン初心者のためのツッツキ(基礎編)

          ツッツキとは、ボールの下を擦るようにして返球する技術です。 それによりボールに下回転を掛けて返球します。 日ペンにとってツッツキは先に仕掛ける為に重要です。 最初は手首のスナップは使わず、ボールの下にグッと入り込む(潜らせる)ように行って下さい。 ラケット位置は身体の正面へ。 そして身体をボール正面に移動してください。 初心者の場合、手を伸ばしてツッツキしがちですが、きちんと足を使ってツッツキしましょう。 そして相手の下回転に対して安定して返球することが大切です。 ツッツ

          【卓球】日ペン初心者のためのツッツキ(基礎編)

          【卓球】日ペン初心者のためのバックハンド打ち(基礎編)

          日本式ペンホルダーにとってプッシュショートやブロックなどの基礎となる、バックハンド打ちをお話ししていきたいと思います。 (右利きの場合ですので左利きの方は逆になります) バックハンド打ちは初心者~上級者まで卓球に関わる方なら必須取得技術です。 ①~③まで順番に手順を踏んでいただければ幸いです。(画像なしですが文章でイメージください。申し訳ありません。) ①バックスイング 両ひざを軽く曲げながら、右ひじを90°に曲げて後ろに突き出す。左手~左腕はバランスを取る役割を担う。

          【卓球】日ペン初心者のためのバックハンド打ち(基礎編)