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ビタミン・ミネラルの話 その1


うつ病とビタミンやミネラルなどの話です。

でもこれは、「風邪を引いたら、栄養を」程度の話です。 薬や心理療法には及ばない話です。 治療ではなく、心と脳を含めた身体を整えるのにサポートの役目をするだろうと思われるものの話です。 だから、雑学物として読んでください。

どうしてうつ病になるか? これだ!というような原因となるものが確定しているわけではないそうです。 でも、うつ病になったとき、身体の中でドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリン、セロトニン、ヒスタミンなどの神経伝達物質のバランスが崩れてしまうことはわかっているそうです。 特にセロトニンは気分や睡眠にも大きく関わっていて、うつの時はセロトニンが枯渇している状態だと言われています。 抗うつ薬の多くは、セロトニンを増やす事を目的として作られているそうです。 SSRI、SNRIなどがそうです。

セロトニンは体内で作られます。 その原料のなるのが、

☆必須アミノ酸のトリプトファン
☆ビタミンB6、B12、
☆鉄、カルシウム、マグネシウムなど。

特にトリプトファンとビタミンB6は主原料になるそうです。 

トリプトファンが多く含まれるのは、卵、豆腐、豚肉、牛肉(どちらかというと赤身)、マグロ、牛乳、バナナ、ヨーグルト、チーズ、アーモンドやナッツ類などなど。
ビタミンB6は,かつお、まぐろ、レバー、バナナ、にんにくなどなど。
ビタミンB12は、しじみ、あさり、牛レバー、海苔などなど。

いろいろな食品に含まれていますが、うつの時はどうしても食欲がない事もよくありますよね。 そんな時はサプリメントでOK! 場合によっては、サプリメントの方が効率よく吸収できる場合もありますから。 高額なものでなくてもぜんぜんOK! DHCやネーチャーメイドなど、ドラッグストアでよく売っているもので充分。 時々「病気に効きますよ」と高価なサプリメントを勧める広告などもありますが、大差はないと思います。 また、大量に飲んでも効果は変わらないどころか、逆に消化臓器に負担になることもあると思いますから、それは止められた方がいいです。

トリプトファンですが、これがアミノ酸の一種。 アミノ酸はちょっと面白い性質があって、例えば「トリプトファンが良いなら、トリプトファンだけを」と摂取しても、あまり効果はないそうです。 必須アミノ酸はイソロイシン、ロイシン、メチオニン、トリプトファン、リジン、バリン、ヒスチジン、トレオニン、フェニルアラニンですが、これらはお互いがバランスよ存在しないと、うまく働かないそうです。 これを、一つ一つのアミノ酸を縦の板になぞらえて、板と板が組み合わさってできている桶のうようだということで、「アミノ酸の桶」と呼ばれているそうです。 一つの板が下がっていれば、そこから桶の水は漏れていく。 もしアミノ酸のサプリメントを選ぼうと するなら、アミノ酸の含有量が良いバランスなっているものを選ぶといいと思います。 このバランスの事は「アミノ酸スコア」と呼ばれています。

セロトニンはうつの時だけに良い訳ではありません。 躁の時にも必要な神経伝達物質です。 双極性の場合、ドーパミン仮設というのあって、躁状態の時にはドーパミンが過剰に出ているそうです。 このドーパミンの調節を行うのが、セロトニンだそうです。  セロトニンを増やす事により、躁状態の波を穏やかにすることにつながるそうです。

余談ですが、リーマスを服用している時は、体内のビタミンB6やB12がとても少なくなる傾向があるそうです。 だからリーマスを飲んでいる方は、ビタミンB群のサプリメントがおすすめです。


初めての投稿はメンタルとビタミン・ミネラルの話になりましたが、また調べて書いていこうと思います。

無理しすぎないで、ゆっくりいきましょうよ。


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