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新しい催眠誘導法を思いついた経緯

日本催眠術倶楽部のブログに書いたものを、下の方で解説しています。

近ごろ虚数意識仮説を研究し、エリクソン催眠をそれで解釈しました。
その話は後日掲載しますね。

そのときふとNLPのVAKに思いが至りました。
あまり関係ないことをふと思いつくのが、無意識の自己組織性です。
(わざと難しく言っています)

それでVAKでは、人は記憶を辿る際に、
左上を見る人はV(Visual)優先
左横を見る人はA(Auditory)優先
左下を見る人はK(Kinematic)優先
と言われています。

それはともかく記憶を辿っているときは、
VAKいずれでも無意識優先になっています。
すなわち「記憶を辿ると無意識優先になって左を見る」です。

次にふと思ったのが「口角を上げると嬉しくなる」です。
嬉しくなくても口角を上げると嬉しくなるという、
俗な心理学の本にある通説です。

つまり「記憶を辿ると無意識優先になって左を見る」なら、
「左を見ると無意識優先になる」だろうということです。
やってみるとビンゴでした。

ということで左を見つめさせつつ、
リラックスするといった暗示を言うと良いです。
または凝視法のときに、水晶とかを相手の左に動かしても良いです。
ちなみに左でなくて右でも効果は同じです。
右の場合は、未来を辿っています。

発明の仕方にはいろいろありますが、関連性の低いものの組み合わせが代表格です。さほど関連性は低くはないですが、あんパンとかカレーパン。昔のタイヤは三輪車のタイヤみたいに硬かったのですが、サッカーボールを組み合わせて、今の空気入りゴムタイヤ。

連想もあります。物を持ち上げるクレーンですが、クレーンって元々は鶴のことで、鶴が餌でも咥えて持ち上げるところからの連想です。

今回はエリクソン催眠からNLPを(連想でもないが)連想し、次いでVAKも想起しています。VAKの理屈は知っていて、口角の話も知っていて、それらを組み合わせたということです。

慣れれば、この程度のことは簡単にできます。

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