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脳波の意味

 参考文献①の第13講を読むと、脳波への理解が深まります。
 例えばγ帯域の振動(γ波)は、抑制性細胞と興奮性細胞による神経回路の共振周波数です。つまり神経回路が作動し、情報処理を行っているサインでして、コンピュータのクロックです。そしてこのγ波は局所的なものです。
 脳内の離れた部位で行われる異種感覚統合、予測はθ波がクロックとなります。
 参考文献②によると、意識レベル低下とともに脳波の周波数が、下がります。これは一般的な解釈と同じです。と言いましょうか、参考文献②が大本です。
 ここからは私案です。γ波は局所的であり、かつ意識レベルの高いときに発現するものなので、「意識」ないしは「計算」そのものと関連し、θ波は脳内の離れた部分で統合的に発現するので、「無意識」そして「無意識の自己組織性」を思わせます。
 アイデア発想法的に言うと、問題に集中し局所的にγ波を出して、そのうちにその部分の脳細胞が疲れますので、そのままθ波になって、脳のあちこちを統合させて、問題を解決します。
 催眠的に言うと、何かに集中させて脳の局部を疲れさせ、意識レベルを下げ、脳全体が統合した際に、暗示を入れ(例えば)病気を治します。
 ちなみにシューマン共振周波数は7.83 Hzです。これがどう脳波に絡むかは誰にも分かっていません。

参考文献①の125ページ
 δ波(1~3Hz);睡眠中に出現
 θ波(4~7Hz);他領域との同期、記憶、トップダウン信号
 α波(8~13Hz);他領域との同期、トップダウン信号、注意、意識
 β波(14~25Hz);他領域との同期、注意、運動
 γ波(26~70Hz);知覚、注意、記憶、意識

参考文献
 参考文献①;高橋宏知『メカ屋のための脳科学入門
 参考文献②;時実利彦他『新脳波入門

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