戦史に詳しい方なら良くご存知のように、第二次世界大戦緒戦の1940年5月10日、ドイツ軍はオランダ、ベルギー、ルクセンブルクに侵攻し、そのわずか一か月後の6月14日に、パリに無血入城し、そのままフランスを占領しました。
　これほどの短期間でフランスが降伏した理由の一つは、連合軍総司令官でフランス陸軍総司令官兼参謀総長モーリス・ガムラン大将が、あまりにも無能で、ドイツ軍の動きに対応できなかったことです。
　しかしただの無能者なら、大将まで昇進するはずはないのです。事実第一次世界大戦では非常に有能で、フランスの英雄でありました。どうやら1939年11月から無能になったのです。
　なぜごく短期間で無能になったのでしょう？　梅毒のせいという説があります。しかしこれが本当なら、ヒトラー自殺後のイッター城の戦いで指揮をとったり、その後に回想録を書いたりはできないでしょう。
　1939年11月から、モーリス・ガムランが無能になった本当の理由は、ヒトラーによる呪いなのです。良く知られているように、ヒトラーは呪術を身に着けていて、1939年11月からフランスに侵攻する計画でしたので、11月から呪いをかけたのです。ただ実際には、天候不良で延びて1940年5月10日からの侵攻になったのです。
　ここで分かるのは、ヒトラーは天候を変えれなかったということです。このためにソ連に負けてしまうのです。

参考文献
１．ヒトラーのDVD『アドルフ・ヒトラー 狂気の野望』
２．ルイ・ボーウェル『神秘学大全』
３．スーザン・グリーンウッド『魔術の人類史』
４．ベルンハルト・ホルストマン『野戦病院でヒトラーに何があったのか』