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非言語催眠療法

日本催眠術倶楽部のブログに昨日書いたことの再掲です。

 以前にも書いたかもしれませんが、精神科医の神田橋條治さんによると、2000年以降発達障害が増えてきたそうです。
内訳としては、本当に増えた部分と、従来なら初等教育で収まったものが収まらなくなった分との二つがあります。
 発達障害は、「したいこと」「やりたいこと」が詰まっている『いのち』が、刷り込みによる「しなければならないこと」を拒否することで、『いのち』と『刷り込み』が分離するために起きます。
 例えば『いのち』が、刷り込みを拒否するため、コミュニケーション障害が起こりますし、小脳に邪気を溜めて、余計な記憶をさせません。また『刷り込み』を押さえて『いのち』が剥き出しになるため、非常に敏感で繊細になります。
 そもそも2000年以降増えたのは、初等教育が文科省により、極度にシステム化され、機械的で紋切り型の教育となり、愛情ある教育がなされなくなったからです。神田橋條治さんによると、文科省の支配を受けない塾のほうが、まともな教育をしているそうです。
 対策としては、
1.過度の刷り込みの記憶を消すこと。
2.『いのち』と『刷り込み』の間の壁を消すこと。
3.小脳の邪気を消すこと。
4.余計な刷り込みが入らないように結界を張ること。
非言語催眠をやっている方ならできますので、ぜひお試しください。

 このあとに栗本啓司さんの『人間脳の根っこを育てる』を読んで、僕の考えが正しいとさらに確信しました。栗本さんは非言語催眠ではなく、身体動作から無意識にアプローチしていて、そこは成瀬悟策さんの臨床動作法に近いものを感じました。なお栗本さんの方法では、教える側である親御さんも一緒に育ちなおしをするところもポイントです。
 非言語催眠で、その動作をシミュレーションすることもできます。これですと実際に動作する必要もないですし、遠隔でも実施できますので、便利だと思います。
 この田村道章さんの開発した非言語催眠は、言葉の暗示ではやりにくいことができますので、催眠療法でお悩みの方には試してみる価値があります。

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