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【催眠講座】自己催眠

 はっきり言って自己催眠は難しいです。だって意識を休ませるために、意識を使って自分を催眠誘導するのですから。
 これが大変なのでJ・H・シュルツは虚心・持念・留意・受動的注意集中が大事と言い、エミール・クーエは「努力しない」と言い、それをシャルル・ボードゥアンは努力逆転の法則と言いました。
 それなのに実に簡単な方法を古典催眠術の理論と実践に書きました。本を買って下さいでも良いのですが、もっと簡単な方法をここに書きます。
 オブラートに暗示をチョコペンで書いて飲む、それだけです。オブラートで書きにくいなら、ウエハースでも良いです。それも面倒くさいというのなら、手の平に指で暗示をなぞって飲んでください。要はおまじないなのですが、効きます。
 なぜ効くのでしょう? それは無意識の中には効いてほしいと思ってる部分もあるからです。無意識は多層構造なので、病気の原因になっている部分もあれば、治りたいと思っている部分もあるのです。その治りたいと思っている部分に働きかけるのです。
 暗示はエミール・クーエの標準暗示「私は日々良くなっていく」で良いですし、もしくは特に叶えたいことでも良いです。寝る前に寝床で行うのが良いですね。

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