HSPという言葉が持つオーラを変えたい

みなさんはhspという言葉を聞いた時に、どんな印象をうけますか?

良いイメージなのか?
悪いイメージなのか?

僕たち当事者は、自分についてどう感じているのか?
周りの人は、僕らについてどう感じているのか?

当事者「過敏で生きづらい」 

周りの人「配慮が必要」

恐らく世間一般的には、このように感じられる方が多いと思います。

僕はこれについて、そうともいえるし、そうでないともいえると考えています。

その理由として『過敏さ』の使い方次第では、

当事者「普通の人よりも楽しい」 

周りの人「自分達には無い能力がある」

このように圧倒的にプラスに変えていけるからです。

『過敏さ』は『使い方』次第で長所にも短所にも成り得るものです。

多くのhspの方は、その『使い方』については『未知の領域』だと思います。

私も『使い方』について、全て分かっているわけではなく、恐らく100%あるうちの0.2〜0.3%を開拓できたくらい。

さらにその100%は変化し続けている。宇宙が今も広がり続けているのと同じように、あらゆる可能性が広がり続けている。

未来にはHSPだからこそ出来る、いやむしろHSPにしか出来ないことが増えているのだと思います。

僕は、今の標準的な日本の働き方や教育の在り方について、この時代に果たして合っているものなのか、と疑問に思うことがあります。

その部分がHSPにとって生きづらいと感じる要因となっているのではないか。

会社や学校は、1週間のうち5日以上を『大勢』と一緒に働いたり勉強したりする場所です。

加えて、時には理不尽さに耐え、自分のやりたいことが出来ないこともあるでしょう。

それは、HSPの『過敏さ』を活かせているのだろうか。

僕はそもそも、『大勢』の中にいる時点でHSPの『過敏さの良さ』が失われていると思っています。

『大勢』と過ごすということは、色々な音や声や空気が飛び交うということ。

僕らHSPにとっては、あらゆる情報が同時に飛び込んでくると、たぶん何がなんだかわからなくなってしまう。色々なところに意識が行き過ぎて脳が混乱してしまうのです。

この現象を僕はHSP特有の『麻痺』だと思っています。これは、以前のノートで書いた『酔い』と同じ意味で使っています。

以前僕は、40~50人名の利用者と共に施設で働いていて、そこで体調を崩しました。その人数のあまりに色々な情報が飛び交いすぎて『麻痺』が起こったのです。

その状態で気がつけば2年半も無理をして働いていました。自分でも「おかしい」という違和感はあったのですが、『麻痺』していた本人は気づくことが出来なかったんです。

この反省を生かして、僕は今どういう仕事をしているかといいますと、発達障害を持つ子供たちに勉強を教える仕事をしています。

勉強を教える際は、塾の先生のような1:多数ではなく、完全に1:1となります。家庭教師とちょっと似ていますね。

やはり1:1だと『麻痺』は起こりにくく、目の前の事に深く集中できるので、すごく仕事がしやすいです。いい意味での余裕が出てきます。

自分は、毎日こんな調子でhspの事を考えたり、研究したり、検証したりしながら生活をしてきました。

世界には、似たようなHSPの特性を持った方がたくさん居らっしゃると思います。

自分の発する情報がこれからみなさんのお役に立てれば幸いです。

最後に、hspという言葉が持つオーラを、僕は良い方向に変えていきたい。


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