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コーヒーブレイク 焙煎珈琲の香りに癒されて

なぜ私がコーヒー焙煎を・・・
「いつでも美味しいコーヒーが飲みたい」という思いから、コーヒー豆専門店のコーヒー教室に通い「コーヒーの淹れ方」を習ったのが今から15年前です。
美味しいコーヒーには、生豆の状態、焙煎の仕方、器具類、淹れ方、そして室内の雰囲気等の条件があると思っています。淹れ方の基本をマスターしてかれこれ10年。これまでは焙煎したコーヒ豆を購入していましたが、焙煎の方法によっては大きく味が変わり安定したコーヒーを飲むことができませんでした。「いつでも美味しいコーヒーを飲める」という満足感を味わうことができなかったのです。
仕事帰りの道中、焙煎珈琲店の香ばしい香りに疲れが癒されて「自家焙煎をしてみたい」と強く思うようになりました。

自分好みの味に焙煎を・・・
最初は、取手付きの網(豆を炒る蓋つきの網)で焙煎をしましたが、火力調整が難しく焦げる、豆の皮がはじけてコンロが散らかる等掃除が大変でした。何よりも一定の味にならないのです。
そこで、数ある自家焙煎機を調べ、我が家では思い切って家庭用焙煎機の「ジェネシスCBR101」を使うことにしました。

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焙煎の手順です
① 生豆(250g)の薄皮と汚れ、匂いを除くため、水で米を研ぐようによく洗って、ざるで水気を切る。
② ロースターに入れて150度で5分間乾燥させる
③ 乾燥したら250度で焙煎(ロースト)する
④ 7~8分でピチピチと豆がはぜる音がしてくる
⑤ 音がしたら、浅炒りから深炒りまで、好みに仕上げていく
⑥ 仕上がったら火を止め、すぐに平たいバットに開けて、自然冷却する
*全体で30分弱で仕上がります。
*焙煎直後のコーヒー豆の抽出も美味しいですが、私は、焙煎翌日が一番美味しいと思うのでおすすめします。

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ここでうんちく
コーヒーの焙煎は生豆を火力で炒り上げることを言います。コーヒーの生豆は緑白食で、全くコーヒーの匂いはしません。焙煎をすることで豆に含まれる油分や糖分、香気成分が化学的変化をおこし、コーヒー独特の風味や香り、こくが生まれます。炒りが浅いほど酸味が強く、深く炒るほど苦みが増します。糖分はカラメル化してコーヒー独特の褐色になります。

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コーヒーの飲み方は、当然ですが自分流が一番美味しいです。
ペーパードリップ、ネルドリップ、水出し等いろいろありますが、ペーパーは紙の匂いが好みではなく、水出しは香りがもっと欲しくなる、したがってネル生地で淹れたたコーヒーが私の好みです。ネル生地は自分好みのマイコーヒーポットに合わせてハンドメイドで作っています。

飲み方も人それぞれ
カフェオレ、ウインナコーヒー、エスプレッソ等ありますが、豆を中炒り焙煎し、コーヒー1杯13グラムの焙煎豆をネルドリップするのがおすすめです。淹れ立てのコーヒーの表面にはうっすらと油の幕がはり、口にすると深い香りと甘みを感じます。
コーヒーは栄養学的にアルカリ性食品です。砂糖を入れると酸性食品に変化し、コーヒーが酸っぱく感じるので、甘くするためにどうしても砂糖の使用料が増えてしまいます。ぜひストレートでお楽しみください。

何よりもコーヒーをいただく時のゆったりとした気分、まさにサロンですね。


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