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【症例報告】相談所婚活/2行でナシ確プロフィール

①ビフォーデート
最近のメオの失敗あるある。成立してからプロフィール見てガン萎え。本症例ももれなくこのタイプであった。おっちょこちょいメオ、しっかり事前にプロフィールを見て、無駄なお見合いを省いていこーな👊。本症例のプロフで突っ込みたいところは2点。まず1点目、「拝見いただき」。開始2行でナシ確になるプロフィールなんてよく書けたものだと関心すらする。2点目は、ミドサーで実家暮らしな時点で無理やのに、皿洗い程度で「やってる感」を出しているところ。せめて料理してから言え。

②待ち合わせ
自治体のサービスでは、待ち合わせの際に目印を入力することができる。念のため直前に確認するも服装しか書かれておらず、待ち合わせ場所も「改札口」の表記のみ。いまいちはっきりしない。時間になっても現れないため、当日連絡用のページにアクセスしようと再びサイトを開く。すると、具体的な待ち合わせ場所が書かれていた。この間、わずか数分。待ち合わせ場所の記載ギリギリすぎん?30年以上住んでいるのに、改札口ってだけの待ち合わせ場所じゃ不確実なのもわからんのか?その計画性のなさや想像力の欠如が無理。
天使メオなので、指定の場所に移動してにこやかに挨拶。このあと地獄の時間を過ごすことになろうとは知らずに。

③ぉデート
お互い仕事終わり、ど平日の18時。お見合いの相場は30分〜1時間程度なので、カフェかご飯か微妙な時間である。相手の提案でカフェに行くことになり、(ちょっとお腹空いてるけど、仕事終わりだしサクッと終わらせてくれるのかな、ラッキー)とポジティブかましていた。
店員さんに私のぶんの注文も伝えてくれたのはいいが、中指でメニューを指すところが気になった。メオあるある。注文後、水のグラスを私の方に「どうぞ」と近づけてきた。おっさんの手で口つけるところ触んなきしょ。
なんやかんやお互い質問するし自分の話もするが、ペースが合わないのは明らかであった。内容以前に、なぜか心地よくない。最初からナシ確だったとはいえどんどんその思いは強固となり、もうおごりとかどうでもいいので早く終わらせることに注力した。
幸い、四千頭身後藤のときと違い、向こうの飲むペースは早かった。ただ、失敗したのが、こちらがホットコーヒーを頼んでしまったせいで熱くてなかなか飲めなかったのだ。でもここで私が頑張って早く飲めば早く解散できる。頑張れ私。仕事終わりの疲れた体にムチをうち、必死でコーヒーを流し込んだ。
この頃のお見合いでの鉄板トークは、長期休暇の過ごし方を聞くこと。9連休だったんですか?いいなぁ🥺とか、ご実家に帰られて親孝行ですね✨とか、旅行トークに繋げるとか、わりと広げやすいことがわかっているからだ。本症例にもそのネタを使いまわしたところ、海外旅行を計画していたがミスで行けなくなり20万無駄にした話をされた。なんと、事前にコロナ陰性証明を持参する必要があったのにそれを見落としていたとのこと。普通に話のネタとしてはよくても、結婚相手としては無理すぎる。向こうからの質問もいろいろあったが、とにかく下手くそ。プライベートに踏み込みすぎる傾向があるのだ。職場でよく見る精神科患者同様、相手に聞いて良いことと悪いことの区別がつかずに、自分が知りたいと思ったことをそのまま聞いてしまうのか?それとも、結婚相手として品定めされているのか?どちらにせよ怖いので辞めてほしかった。出身大学、親の職業、詳しい居住地など、この段階で知る必要ないでしょ。
そんなこんなで頑張ってこちらもコーヒー飲み終えたのに、一向に出る気配がない。それどころか、永遠に水をおかわりして話し続ける。メオはメオで多飲多尿女なので、コーヒーや水をたくさん飲んで、そろそろトイレに行きたくなってきた。ラッキーなことに、そこのカフェは外にトイレがあるタイプ。一瞬バックレ案がよぎったが、お会計前なのでさすがに気が引けた。「お手洗い外にしかないみたいなので、そろそろ出ましょう🥺ていうか今何時ですか?わ、もう19時半ですね(つまり現時点で1時間半経過している)」と訴えるも「大丈夫ですよ、待ってます」ハァ、、、。しかたなくトイレに行き戻ってくると、「本日は閉店しました」の看板が。キターーーーー!やっと開放される。長かった。私お疲れ様。しかしまさかの「ラストオーダーが19:30なだけで、店にはまだいられるはず」と。え?嘘でしょ???コーヒーはとっくに飲み終わって無限に水をおかわり、周りにいた人たちもみんな帰ったのに…。ほんでもうあちきぉなかすぃたょ。ブチギレそう。結局店員さんに促されるまで居座り、2時間の長時間お見合いが終わった。この時点でもう白目案件だが、お会計時に「定期の範囲内なので奢ります」と言われ白目通り越してぶっ倒れるかと思った(?)。無理オブ無理、無理なことが重なりすぎている。仕方ないので駅まで一緒に行くと、帰りにどの線に乗るか聞かれる。マイナー路線ワイ、返答にタジタジ。もう頼むから何も聞かない・しゃべらないで。疲労困憊になりつつもなんとか帰宅する。

③アフターデート
当然のように交際希望きた。きしょ。あれでよくイケると思ったな。でも逆にあんだけ引き延ばして脈なしやったらそれも意味わからんが。なしコンテンツや不成立コンテンツに対して、私はネタにすることはあるが怒りの感情を持つことは稀である。しかし本症例に対しては(もちろん悪い意味で)「こんなの初めて🥺」の連続であり、怒りの記憶とともにメオの脳内に刻まれることとなった。

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