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シェムリアップ旅行④ 最終日 アンコール・ワット再訪 日の出を見に


アンコール・ワットで日の出を見る

アンコール・ワットの日の出。せっかくシェムリアップまで来たからには見ておきたい。連日丸一日のツアーに参加していて疲れてはいるが、旅行最終日でラストチャンス。朝4時に起きて、4時半にホテルを出発。街灯が少ないから、真っ暗の道をTukTukに乗って向かう。アンコール・ワットの正面入り口に到着すると、すでに十数名のEarly Birdがいた。

2日前にアンコール遺跡巡りツアーで来ていて良かったと思う。でないと、暗闇でどこが日の出を見るベストスポットなのか分からなかったと思う。

そして5時前にアンコール・ワットに着いたことも正解だった。思った以上に人が続々と集まってくる。ベストスポットで、前方にいる人の頭が写ることなくアンコール・ワットの写真を撮りたいと思うのなら、この時間に到着しておいた方が良い感じだ。

着いたときはなにも見えないぐらい真っ暗だったが、徐々にその優美な姿が浮かびあがってくる。集まっている人たちは静かにその姿を見入っている。早起きは三文の徳、いやそれ以上だと思える景色。

外の芝生に座って持ってきたパンを頬張りながら、明るくなるのを待つ。先日来た時に現地の人たちがピクニックをしていて、楽しそうだったからやってみたかったのだ。

そして再びアンコール・ワットの内部へ。前回一部しか見れなかった第一回廊の壁画をゆっくりと見て回る。

ツアーガイドさんが写真だけ見せてくれた、アンコール・ワットの形になる柱の陰を発見。これを見つけられただけでも、2回目来た甲斐があった。


柱の影がアンコール・ワットの形

3泊4日の旅行中に2回も来たけど、もう一度訪れたい。今度は日の入りを見に。その時までにもう少しアンコール遺跡についての知識を深めておかなければ。観光地に来て、こんなに魅了されたのは初めてかもしれない。

名残惜しいがフライトの時間があるので、アンコール遺跡をあとにする。

カンボジア版バインミー!?

出発前にカフェで早めのお昼ご飯。カンボジア版のバインミーがあるらしい店に行く。

お店のメニューにカンボジア版のバインミーのみならず、ベトナム版のバインミーも載っている。さらに驚くべきは、ドリンクメニューを見るとカンボジアコーヒーの下にベトナムコーヒーがあることだ。

パンもコーヒーもカンボジア版を頼んでみる。コーヒーは正直cà phê sữa(ベトナムのミルクコーヒー)と何が違うのか分からなかった。どちらも、練乳が入った甘いミルクコーヒー。パンの違いは、きゅうりや紅白なます、パクチー、唐辛子が入っていないことぐらいか。パンの部分はベトナムのより少し重たい感じがした。コーヒーは全く違いが分からなかったが、バインミーは個人的にはベトナムのものが好きかもしれない。(実際ベトナムでバインミーを食べる時は、唐辛子とパクチーは取り出してから食べているが…)

カンボジアの人々

手を合わせて軽くお辞儀をしながら挨拶される習慣があるようで、ホスピタリティを感じる。自分の無知加減が恥ずかしかったのだが、この国は本当に戦争と内戦続きの国で、2008年頃にもタイとの戦争があり、PTSDに苦しむ人も多くいるようだ。

流暢な英語を話す人も多くて、国力を上げようと国民が努めているのが伝わってきた。日本語を知っている人が多いのは、日本が学校などの設立を支援しており、学校で少し日本語を学んだりするそうだ。また、カンボジアでも日本の漫画やアニメが人気なんだとか。

道路も綺麗に舗装されており、ホーチミン市のそれとは違ってさほどゴミも落ちていない。道路も日本の支援で造られているから、日本クオリティなんだとツアーガイドさんが話していて、少し嬉しくなった。ベトナムもそうだが、日本のことが好きな国民が多い国にいると居心地が良い。

現地に赴き、現地の食べ物を食べて、現地のことを知る。これが楽しいから、海外旅行はやめられない。


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