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めけラヂオ配信後記~旅

配信日:2019/6/2
トークテーマ:センチメンタル・ジャーニー

前回の宇宙戦艦ヤマトがイスカンダルへの旅だったので「旅」をテーマにしました。

毎週トークテーマはその日の配信の最後にのりで決めるスタイルにしています。これをある程度やりたいことをリストアップしてその中から選ぶというやりかたもあるのですが、めけラヂオはこのスタイル。

しかしさすがに限界がきてるかなぁと思っていてこれは改善の余地あり。

さて、僕は現在の医療系IT業務に携わるようになってから、北は北海道から南は広島まで、いろんな土地に仕事で行くことがあって、出来るだけその土地の文化や風土にふれるようにしています。

相方のザンボは旅は”億劫なもの”という視点で番組を進行。

彼が一番苦手なのは旅の計画を立てることであり、その面倒を考えると、そこまでしてやりたい”旅”が彼にはないというような話から、いやいや、そんなことはないだろう、という僕の主張は平行線。

めけソニックというイベントを二人でやったときも、彼は司会に大まかな指示をして”おまかせ”をする僕のスタイルが気にいらず、原稿を一字一句書き込んで”このくらいの準備はしないと”と衝突したことを思い出しました。

今年のゴールデンウイーク初日に静岡に山作戰のホールライブを二人で見に行ったときも、わりともめ気味(僕は計画はアバウトだが、集合時間に遅れるのはザンボで計画を立ててもそれを守らないのでは、それは摩擦でしかない)の旅も、僕としてはそれでも”旅とはそういうもの”と――あらかじめ彼の遅刻を予測して、そのバジェットをいきなり全部使ってしまういきなり排水の陣という緊張感は、静岡駅についた瞬間、大雨で行こうと思っていた餃子の美味しい店を断念するというハプニングをとても小さな出来事に感じさせてくれました。

はて、これが逆にザンボが計画して僕が遅刻してきた場合、彼はどんな気持ちでこの旅を過ごすのだろうかという話は本筋ではないので、ここで言いたかったのは”旅はその人の普段見ない一面を観ることができる”という点です。

一人旅を僕が好み、団体旅行も好きだけど、二人旅に消極的なのはこの辺りなんですけどね
一度気持ちがずれてしまったら、その旅は台無しになってしまうかもしれない――ただ計画書にそって名所めぐりをするだけのつまらないツアーに成り下がるリスクは、あまり負いたくないですね

僕は旅の準備はなるべく軽装で、必要とあれば現地で調達すればいいと思う派なのですが、ザンボは”そこから何を持っていくかで悩む”という段階を経る必要があるらしい。

着替えなんて最低限持っていけばいいし、歯ブラシはなければ現地で買えばいいとう僕とはまるでアプローチが違うという”旅に行く前”の話に番組自体が終始してしまったことが、リスナーには面白かったのかつまらなかったのか――一般論としては後者、ザンボのキャラを面白おかしく見れる人は前者なのは、番組として今後の課題でしょうか(苦笑)。

そして旅先として佐賀がやたらと出たのは、僕自身がその地に少なからず興味を抱いていたこと(その理由は人気ゲームソフトロマンシング・サガをもじってロマンシング佐賀なる地元アピールをしていたことがきっかけ)と偶然見た佐賀を紹介するテレビで佐賀県多久市では帰宅を促す防災無線放送で、「論語」の一節が読み上げられているというのをテレビで見て、それを観たい思ったこと、尚且つ静岡に行ったときに、その出身地の方に出会い、それが本当であることを聴いた事という縁を感じたから。

僕はかつて秋田の横手にそれと同じようなことで縁があって行くことになったという経験があることも付け加えて、旅とは縁であるとまとめたかったのですが、果たして相方にはそれが通じたかどうかは、疑問の残るところでございます。

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