見出し画像

令和の妄想 機動戦士ガンダムVS宇宙戦艦ヤマト

アベンジャーズ/エンドゲームにより、アイアンマンから始まったマーベル・シネマティック・ユニバースのヒーローたちのスピンオフは一端の幕を閉じた
この後はスパイダーマンなりキャプテンマーベルなりが、そのあとを継ぐとしても
平成における日本のスピンオフ作品といえば名探偵コナンにおける、まじっく快斗やルパン三世とのコラボであり、声優の悪ふざけを含めて赤井秀一と安室透の因縁はガンダムともコラボをしているといえる

そのほかにはサイボーグ009VSデビルマンなどという日本のコミック誌に残る名作二つのスピンオフも話題になったし、仮面ライダーや戦隊ヒーローものは、映画で毎年やっているし、今放送の仮面ライダージオウは、本編でそれをやっている作品だ

かつて東映まんがまつりと称してマジンガーZVSデビルマンなんていうのもあったが、これは本当にお祭りだから許される企画であり、宇宙怪獣ガメラにおいては、女子プロレスや銀河鉄道999のコラボを実現しているが、そういったものを、子供たちが必ずしも喜ぶとは限らないということを、このとき大人たちは知ったことだろう

さておき、令和にはどんなコラボ、スピンオフが考えられるだろうか

たとえば機動戦士ガンダムVS宇宙戦艦ヤマトなんていうのはどうだろう?

西暦2119年、地球はガミラスの侵略を受け、遊星爆弾による攻撃と放射能汚染によって人類は滅亡の危機にあった
しかしイスカンダルという別の惑星より技術提供を受け、長距離星間航行を可能とする波動エンジンを完成させ、戦艦ヤマトにこれを搭載し、16万8千光年彼方の大マゼラン銀河のイスカンダルへ、コスモリバースという放射能除去装置を受け取りに往復33万6千光年の旅に臨むことになる

ガミラスとの幾多の戦闘を乗り越え、ヤマトはイスカンダルにたどり着くが、それは同時に双子惑星であるガミラスの母性への旅でもあった
ガミラスの総統デスラーはヤマトを撃沈すべく、総力戦でこれに望むがヤマトの前に破れ、独裁体制であったガミラスは滅び、地球とガミラスの間に講和が結ばれる

コスモリバースを受け取り、地球へ急ぐヤマトであったが、途中デスラー総統の追撃を受け、ワープ空間での戦闘を強いられ、ヤマトとデスラー総統の旗艦はともに次元の狭間をさまよい、それでもどうにか地球圏への脱出に成功する

しかしヤマトの前に現れた地球はガミラスの攻撃により放射能に汚染された地球とはどこか違った荒廃した地球であった
地上に降下したヤマトの一行はアルプス級陸上戦艦フリーデンを母艦とするバルチャーと呼ばれる武装集団に遭遇する

彼らは廃棄された軍事施設や兵器の残骸を漁って売りさばいて生計を立てており、この世界は、地球連邦軍と宇宙革命軍との度重なる抗争の末、モビルスーツと呼ばれる人型兵器により地球は壊滅的な被害を受けたという

フリーデンの艦長はかつてこの世界を破壊したガンダム・タイプのモビルスーツのパイロットであり、フリーデンにはサテライトキャノンという地球を滅亡に追い込んだ兵器を使用できるモビルスーツ=ガンダムXと未来を予知する特殊な能力を持ったニュータイプと呼ばれる少女がいることで、地球連邦軍や宇宙革命軍の残党から付けねらわれていた

ヤマトクルーとデスラー総統はどうにかして元の世界に戻ろうと画策し、月のマイクロウェーブ送信施設内にあるD.O.M.E.(ドーム)には時空を超えたてこの世界にたどり着いた何者が存在しているという情報を確かめに月へと向かった

そこには別の時間軸でアクシズという巨大な隕石の落下を阻止した伝説のニュータイプの姿が・・・



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?