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VRヘッドセット「ナーヴギア」をモチーフにした商品が開発された

あのゲーム内で死ぬと現実でも死ぬやつです。

このnoteはSAOのあらすじとこのナーヴギアをピックアップしたお話となります。

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SAOとは

SAOという小説…ライトノベルがありました。以下ラノベと略します。

ソードアート・オンライン(通称:SAO。)

2002年に作者川原礫かわはられきさんがオンライン上に小説を載せ話題に。ラノベ化して話題…アニメ化して…と社会現象レベルでの大人気作品となりましたね。

作品はネットにフルダイブして遊べるゲームをしていたら現実に戻れなくてゲーム内に閉じ込められてしまうところから始まります。
ゲーム内に閉じ込められた主人公がゲーム内で四苦八苦してなんとか生活しつつ生還を目指すというもの。

そもそもフルダイブとは何なのか。
それは機械で脳にアクセスして思考のみの手放しでゲームが出来るというもの。
五感も再現されているので本当にゲームの中に入っているかのような感覚でプレイできるという夢のようなゲームです。

それを実現するのは「ナーヴギア」というヘルメットみたいなVRヘッドセット。
それを被り意識を全部フルでゲームの中に突入させるのでフルダイブと言います。
ドボンとプールの中に身体全部を飛び込ませるようなイメージですね。

ですが1話の時点で絶望に叩きつけられます。
なんとログアウトが出来なくなってしまったんです。
プールの出口の鍵が消えたどころか出口自体が消滅して外に出られなくなってしまったような感じです。

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ナーヴギア

ストーリーはこの辺にしてナーヴギアの話に戻りましょう。
SAOではこのナーヴギアを装着してゲームを始めるところからスタートしているのですが、現代技術でナーヴギアは再現できるのか。

とにかく電気信号です。
人間の身体は脳からの電気信号により自由に動かせていることは誰もが知っているかと思いますが、それを機械でコントロールしてしまおうというのです。
夢もありますし世界中で研究され軍事・医療にも使われますが、何より人間の欲からくる娯楽が発展を助長しています。

もちろん怖いです。AIに人間が支配されてしまうのではないかとか。
映画のマトリックスもそんなんでしたよね。
単純に心身両方の健康面の問題もあります。
人間は長時間同じ態勢でいると筋肉が衰えベッドや布団との設置面への圧力から来るダメージも蓄積されてしまいます。

なので日本での研究が爆発的に進むような分野ではないです。
もちろん研究している大学などは多いのですが、どうしても倫理面などからアメリカや普通に動物・人体実験をしている国などの方が進みやすいですね。

ナーヴギアの話に戻ります。
SAOに登場する架空のVRヘッドフォン「ナーヴギア」ですが、物語の冒頭から生命の危機というこの媒体の危険性をいきなりぶっこんでいます。

ログアウトできずに多数のプレイヤーがゲーム中に閉じ込められてしまったので世論は否定的でコレ系は全て禁止の法案になるかと思いきやそんなことはなく後継機が発売されたりしています。
SAOは物語が進むんでいくとサングラス型も出ますし、SAOから時間が経った未来の話としてアクセルワールドというラノベも出ています。
アクセルワールドも作者は同じ川原礫かわはられきさんです。
アクセルワールドではよりネットが身近になった世界観です。
スマートウォッチがパソコンみたいな感じです。
この辺はまだまだSFレベルですね。
でも既に現実に仮想現実を持ってくる試み…AR(拡張現実)は進んでいますから近づいていることは確かですね。

そんな先のレベルの話は置いておいて、電気信号で身体を動かす技術が注目され始めてからもう10-20年経っています。

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現実は…?

現実は20年前と変わったのでしょうか。

たとえば映画館。
イスごとにスピーカーや傾きや振動する装置を設置して音の強弱や聞こえる方向の調整、ブルブル震えたり傾けたりなどもされていますが、まぁそれは遊園地のホラー系ハウスとかディズニーランドのスターウォーズとか昔からありました。
でもまぁ風を出したり水飛沫まで出したりする上映作品も出ましたね。

人間に直接作用するというよりも空中投影や周辺機器に作用することが進んでいる気がします。
もちろん危険はありますが人間より危険が少ないですからね。

でも人間の欲は付きません。
AIを利用したり電気信号でフルダイブすることはできるようになるでしょうね。
軍事、医療、娯楽、あらゆる需要があり禁止する国は出るでしょうが必ずどこかの国では研究が進み実現されるでしょう。
研究・開発費の為にも倫理面や心身の危険性の心配をされながらゲームが発売されると思います。

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なぜ作った?w

今回のSAOのナーヴギアに寄せた機器の開発はOculus VR創業者のパルマー・ラッキーさんによるもの。
wiiの進化版みたいなVRヘッドセットを開発・発売しているメーカーの創業者です。
作ったはいいものの、さすがに自分で使い勇気はないそうです。
なぜ作ったwと誰もが思いましたが、SAO作中のソードアート・オンラインのサービス開始日が2022年11月6日だったのでそこに合わせて作ってみたそうです。
いやいやそれでも作るのはおかしいでしょw
作中ではゲーム内で死ぬとナーヴギアのマイクロ派稼働のスイッチが入り脳を焼くという電子レンジに脳を入れるようなキツイ設定でした。
それは難しいので爆薬3つで代用したとのことですが…なぜ危険物を作ったという感じですw
空間作るだけならともかく本当に入れなくても良くない?

まぁそれはともかく着々とVR技術の研究開発が進んでいるのはまぎれもない事実です。
東大とか色んな大学により日本でも研究されているし、高機能グローブとかチンパンジーにチップを埋め込んで手放しでゲームさせるとかの実験はすでに成功しています。

外部デバイスのみならず脳内チップとはいえチンパンジーでも成功しているというのは驚きですよね。

今後 数年~10年で一気に今のプレイステーションVRのようなものの進化版が見れるかと思うと少し怖いと思いつつもワクワクしてしまいます。

今回はこんなところでノシ

メルカ

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