ウデマエXになる為の方法

Ⅱ.ガチエリア

1.ガチエリア基礎知識

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・ガチエリアは「均衡」「打開」「抑え」という明確な局面が存在します。
打開時には味方との連携、抑え時には相手打開へのカウンター行動という意識が重要になります。
・打開時は、基本的にはクリアリングをしつつスペシャルを貯め、味方と合わせて一斉攻撃を仕掛ける、という流れになります。
・エリアを確保している場合、相手側のスペシャルゲージが少しずつ貯まります。
・エリアを確保し有利状況を作れたら、エリアのサイド及び敵陣側のゾーンを塗り広げ、抑えの局面に入ります。上記スペシャルの仕様により基本的には打開側有利であり、相手陣地側で交戦して如何に時間を稼げるかのゲームになります。


2.初動時間帯の状況確認

<開幕時のブキ編成確認>

エリア 味方編成

エリア 敵編成

第Ⅰ章「立ち回り基礎」でも書きましたが、まずはブキ編成を考慮し、自身に求められる立ち回りを予測しましょう。

初動はこの予測をしながら、ギア把握や陣形確認しつつ、前進していくクセを身につけるところから始めます。


<立ち回り考察(例)>

エリア 編成思考②

①味方・敵のポジションの構成差

味方:ホクサイ=①~②
   マニュコラ=①~②
   プライム=④~⑥
   デュアカス=⑤~⑥(←自分のギアの問題があるので後ろ目です)

相手:ボル7=①~③
   バケデコ=③~⑤
   デュアカス=④~⑥
   クゲヒュー=⑥~⑧

だいたいこのように予測できるかと思います(あくまで予測です)。
例えば初動ギア確認中にデュアカス等メイン性能で疑似確が出せるブキは、メイン性能積みだと「④~⑥⇒④~⑤」だな、みたいな感じでイメージを絞る事もできます。

これを見て頂くとわかるように、この試合は味方のほうがかなり前衛寄りの編成になっていることが分かります。


②味方・敵のキルと塗りの性能差

同時に、味方の塗り力は相手側よりかなり低そうだ、という事も分かります。
なので自分の役割としては、
・キルよりもまず塗りを重視して盤面を整え、味方のキル力を活かす展開に持って行く
と考えて立ち回るのがベターだと思われます。
(でないと、一度相手に抑えられたら味方のホクサイやマニュコラのプレイヤーはかなりキツイのではないでしょうか。)

ちなみに相手デュアカス視点で考えると、
・デスの少ない立ち回りを心がけて味方と一緒に敵を各個撃破する
イメージ、になるかなと思います。


     ~「アシストキル」はどれくらい取れていますか?~
S+帯までくれば1:1の対面スキルは自信の有る無しにかかわらず、ある程度身についているかと思われます。
デュアカスはキル速が速いブキではありませんが、味方へのカバー行動をするには比較的向いていると思います。
試合中は1:1ではなく2:1で敵を囲い込む動きを意識して、味方のアシストをしてきましょう。
アシストキルの数はスマートフォンのNintendo Switch Onlineアプリ「イカリング2⇒バトルのきろく」で確認できます。


3.打開

エリア 打開①

自分含め味方が3人やられて、エリアを確保されました。
ここから「打開」が始まります。

最初に書いた通り、基本的にはスペシャルを貯めて味方と一緒に一斉攻撃を仕掛けます。

一番良くないパターンは、一人ずつ突っ込んではやられ、突っ込んではやられ・・・と順々にデスすることです。
これだと人数不利の状況が長時間続き、スペシャルが合うこともなく、そのままノックアウト負けもあり得ます。


エリア 打開②

この時は味方のマニュコラがジェットパックで早々に相手を一人倒してくれました。
このような場合はむしろすぐに味方のカバーに向かった方が良いと思います。

このように打開のシーンでは味方&敵の状況がどうなっているかが、重要な判断材料になります。


4.抑え

エリア 抑え③

エリアを確保し、味方有利の状況になると「抑え」の局面になります。

最初の編成確認時に、自分が味方4人のうち前から何番手かを把握しておきます。
3番手~4番手の場合、エリアの横~前のゾーンを塗り固めて、前に詰めている味方の横を抜けてエリアに向かって来ようとしている相手に対応するのが基本です。
この時アメフラシがあればカウント稼ぎにかなり有用なので、抑えになりそうな展開が見えたらスペシャルポイントを貯めましょう。

逆に1番手~2番手だった場合は、前へ詰めていく意識でいきましょう。
特に相手のほうが後衛寄りの編成だった場合、前に行きラインを上げるだけでもカウント稼ぎになることもあります。


      ~「ガチマッチの編成システム」を逆手利用する~
ガチマッチは基本的には味方と敵のブキの射程が平等になるようにマッチングされますが、まれに一方に偏ることがあります(味方だけチャージャー2人、とか)
自分の持っているブキによってはこういう時の編成差をどうしようもないと感じることもあると思いますが、デュアカスはこの編成差をある程度埋めるように立ち回りを変えることが出来るブキだと思います。
器用貧乏と言われることもあるデュアカスの「器用さ」を活かせるようになると、使いこなしてる感が出てきて非常に楽しくなってくると、個人的には思います。


5.ギア考察

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・メイン性能アップ:お勧めポジション④

大3個+小5個=1発33.2ダメージ積みの人が多いです。
残りの小は人によって様々。
特殊ギアとの組み合わせ(メイン性能⇒大2個+小8個or9個)は、理論上はカムバックが一番噛み合うでしょうか。


ヒト移動速度アップ

・ヒト移動速度アップ:お勧めポジション④~⑤

特殊ギアと組み合わせて且つ撃ち合いを強化したい人向け。
カムバック、ラストスパート、ステルスジャンプ、対物攻撃力アップ、どれでも合わせられます。


インク効率アップ(メイン)

・インク効率アップ(メイン):お勧めポジション④~⑥

デュアカスはメインのインク効率が良いほうではないので、小パワーの余りでも積んでいて損はないです。


相手インク影響軽減

・相手インク影響軽減:お勧めポジション④~⑥

射程が似ていて撃ち合いになるブキにメイン性能積みブキが多い為、立ち回りにかかわらず小1~2個積むのがオススメです。


ラストスパート

・ラストスパート:お勧めポジション⑤~⑥

デュアカスはそこそこの射程があり、飛沫と相まってある程度広い範囲にまばらに塗りが出来る為、ガチエリアの形によっては、わかばシューター系やモデラー系を上回るエリア管理力を発揮できることもあります。


前項 ⇒ 第Ⅰ章「立ち回り基礎」
次項 ⇒ 第Ⅲ章「ガチヤグラ」

『40代デュアカス使いによる「ウデマエXになる為の方法」』表紙へ

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