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Ⅵ.フェスナワバリ(チャレンジ)

いよいよ「マリオフェス」の日程が発表されましたね。

マリオフェスは記念メダルのプレゼント企画もあり、そもそも「マリオフェス」という任天堂的なビッグイベントという側面もあって、とても盛り上がりそうですし、私も今から楽しみにしているイベントです。

参加人数も過去最大に近いと予想されますし、純粋にフェスを楽しむとともに、個人的には「自己ベストのフェスパワー」にも挑戦できる大チャンスだと思っています。

同じような思いをお持ちの方、もしくは当記事を読んでみて「自分も頑張ってみようかな?」と思った方に向けて今回は、

ウデマエXになる為の方法・番外編
< フェスパワー 2200以上になる為の方法 >

をお送りしたいと思います。

※なぜ「2200以上」なのかと申しますと、前回のフェスから「2200以上のフェスパワー」の場合、マッチング画面のプレイヤー名が「???????」になる仕様に変更されました。
これはガチマッチにおけるウデマエX帯のマッチングと同じ仕様になり、「フェスパワー2200≒ウデマエX」という考え方を基に、他ガチマッチの記事と内容の基準を合わせた次第です。


Ⅰ.フェスナワバリ基礎知識

スクリーンショット (11)

フェスナワバリ(フェスマッチ・チャレンジ)は、ガチマッチと異なり、マッチングにブキ種の編成(射程差の調整、等)は関係しないと思われます。
よって、ガチマッチ以上に味方・敵のブキ編成を考慮した上で自身の立ち回りを考える必要があります。
・上記の仕様により、又、塗る=ルール関与となる為、基本的には「塗りブキ」の方が試合内容は安定し、いわゆる「キルブキ」を持つ場合、勝敗はどうしても味方依存度が高くなります。
つまり「塗れるブキでキルを取れるかどうか」が、そのプレイヤーの「フェスナワバリの実力」に直結する、とも言えます。
・キルを取れなくても「抜け」という技術で、キルと同等かそれ以上のアドバンテージを取れる可能性もあるルールです。
スプラトゥーンの5種類のルールの中で最も「戦略的なゲーム」であり、ある種私のような「対面の弱い人・反射神経に劣る人」でも活躍しやすいルールと考えることも出来ます。


Ⅱ.ブキ編成の考え方と基本戦略

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まずは味方・敵のブキ編成を見て、自分の役割を考えた上で3分間の戦い方をイメージしましょう。

私の場合、ガチマッチにおける前・中・後衛のように、ブキの塗りパワーをざっくりと4分割して考えます。


無題のプレゼンテーション

いざ書き出してみると細かい所結構迷いましたが、だいたいこんな感じだと思います。

私の画像の編成だと、L3無印+スプラローラー+チャージャーベッチュー+シャープネオなので「S2人+C2人」になります。

例えば相手側が「S2人+A1人+B1人」のような編成の場合、塗りパワー編成としてはかなり劣勢になります。
そうなると普通に塗りあっていては勝てない為、(L3を持っている私目線で考えると)試合前半はあまり強引な立ち回りはせず、押し込まれないようにラインをキープし、後半一気に塗りアドを取る(*1)、ような戦略で立ち回ることになります。

(*1)後半1分~残り30秒くらいの時間帯で、いわゆる「まくる」為に、味方とのカバー意識を高くし、スペシャルを合わせる等の打開で「先に人数有利を取って」から、塗りのアドバンテージを取るような動きが基本戦略になると思います。

逆に相手側が「A1人+B2人+C1人」のような編成が来たら、味方が崩れすぎない程度に前半はある程度気楽に戦うことが出来ます。
早めの時間帯に相手側に抜けて「敵陣奥に塗りを残す」動きをしても良いでしょう。
後半は相手の抜けに注意を払いつつ、人数不利を取られないように固く立ち回れば勝率は安定すると思います。


Ⅲ.抜け

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ここまでに「抜け」という単語を何度か使ってきましたが、この「抜け」という動きは、ナワバリバトルにおいて「有効なルール関与の方法の一つ」と考えられています。

スプラトゥーンというゲームは、基本的にどのルールにおいても
「味方の塗りゾーン=自陣」

「相手側の塗りゾーン=敵陣」
境目=「前線」というラインが存在していて、
この「前線」がどういう状態にあるのか、によって戦況の有利不利を把握・判断したり、ひいてはその場その場の最適な立ち回りを考える根拠になったりします。


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画像のオレンジ色の矢印の動きが、抜けの動き(経路)の例(バッテラストリート)です。

バトルは基本的にチーム全体として前線を押し上げたり、維持したり・・・みたいな動きになるわけですが、この前線を「単独で突破して相手陣地に切り込む」ような動き「抜け」と呼びます。

ナワバリバトルは3分間固定のゲームです。

試合前半の抜けは、相手陣地に塗りを残して、細かい塗りポイントのアドバンテージを狙ったり、相手プレイヤーの塗り返しの時間を奪ったり(=相手チーム全体の塗りパワーを弱める)、ヘイトを買ってラインそのものを押し上げたり、等のメリットを狙って行います。

逆に、試合後半の抜けは、一気に相手チームの塗りポイントを自チームの塗りに変換していくことで、総塗りポイントの大幅な逆転を狙う動きになります。

この「抜け」の動きを3分間の中で、チーム内の誰が、どのタイミングで、どれだけの成果を残せるか(*)、という事が最終的なナワバリの優劣にかなりの影響をしばしば及ぼします。
これが「ナワバリバトルが最も戦略的なゲーム」たる所以です。

(*)この状況判断を最適解に近づけるために、編成の考え方やイカ情報含めた状況把握能力、味方プレイヤーのクセを見抜く力(読む力)、等々が必要になってくるわけです。


Ⅳ.ミステリーゾーン

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ミステリーゾーンはフェス期間中、どの時間帯でも必ず出現する可能性のあるステージで、フェスナワバリを攻略する為には避けては通れないステージになります。

画像のように「試合後半に塗り返せない場所」があるような特殊なステージもあり、通常のナワバリとは全く違った戦略が求められることもあります。

フェスマッチのチャレンジで、自己ベストのフェスパワーを頑張りたいような場合は、開催中のミステリーゾーンの特徴を必ず予習してから挑戦しましょう。

        ~ 彼を知り己を知れば百戦殆からず ~

「かれをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず」
現代ビジネスにおいても経営戦略論に用いられたりすることもある「孫子」の格言です。
彼=相手、の状況・現状をしっかりと把握し、自分自身のことを良くわきまえて戦えば、何度戦っても勝つことが出来る(=上手く対処できる)、という話です。

この話は、戦略=長期的な視野で物事を考える場合、多くの事象に対して当てはめることが出来る、有益な先人の知恵、と言えるでしょう。


Ⅴ.フェスナワバリ向けのオススメブキ

普段のガチマッチ等から塗りパワーの強いブキをメインに使用している方は、そのままのブキでフェスに挑戦して問題ないと思われますが、

「普段はキルブキを使用されている方で、ナワバリブキを別途練習したい方」
もしくは
「あまりフェスナワバリの経験がないけど今後長い目で見てナワバリも頑張りたい方」

向けに、私の個人的な意見としてのオススメブキ種を紹介したいと思います。


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・N-ZAP85

最もオーソドックスな、と表現出来そうなナワバリブキ。
試合中の隊列がバラバラになりやすいナワバリでは、どこからでも味方をサポート可能なインクアーマーは単純にルールと噛み合います。
チーム戦でもアーマー枠は重宝されますので練習して損はないブキです。



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・L3リールガン(無印)

現状ナワバリバトルにおける、いわゆる「環境ブキ」。
インク効率が全ブキ中トップクラスで、当然塗りパワーも最上位、抜けの動きも強く、さらに対面力もあり、パワー帯2300↑の部屋では、このブキが5,6人集まることもしばしば。
ただし、メイン射撃の扱いが難しく、そこそこの練度が必要です。
将来性・長期的視野で考えて練習するなら断然オススメ。



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・シャープマーカーネオ

「塗り枠」ブキでありながら、クイックボムによるカバー力・対面力も備えているブキ。
キューバンボムピッチャーは、1回の使用で理論上約300程の塗りポイントを稼げます。
難点としては、プレイヤーのキャラコン能力による影響度が若干高めなところ、でしょうか。



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・デュアルスイーパーカスタム

やや対面力に寄っている万能ブキ。
カタログスペック上の塗りパワーは高くはないものの、生存力が高く、結果的に塗りポイントは取れます。
飛沫等の塗りが非常にまばらになる為、自陣塗りの際はN-ZAP以上にコツが必要になります。



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・オーバーフロッシャーデコ

シャープネオと同じく、キューバンボムピッチャーによる「塗りロマン」を持ったブキ。
メイン性能を少し積むと自陣塗りも比較的キレイになります。
メイン射撃にクセがあり、パワー帯が上がれば上がるほどメインを当てるのが難しくなる点に注意・配慮して練習しましょう。



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・クーゲルシュライバー・ヒュー

短射程モードの塗りが非常に強い「隠れ塗りブキ」。
且つ、長射程モードで、このページに挙げたオススメブキ全てをメタれます。
ただし、モード切替を含めた、メインの扱いの難しさは言わずもがな、といったところ。
いつかは私も使いこなしてみたい、そんなブキ。



Ⅵ.最後に

以上が、今回の「ウデマエXになる為の方法・番外編< フェスパワー 2200以上になる為の方法 >」となります。

改めて「マリオフェス」今から非常に楽しみですね。
フェスパワーに限った話ではありませんが、当記事が多少なりともフェスを楽しむことにお役に立てれば幸いです。

もちろんマリオフェス以降も、スプラトゥーンは続いていくと思います。

まだまだこんなご時世ではありますが、来年にはスプラ甲子園も開催されたら良いなと思います。
もし開催されれば、私もとりあえず参加申し込みはしたいと、常々思っています(笑)


それではまた、次の機会にお会いしましょう。
ご拝読頂きまして、ありがとうございました。


『40代デュアカス使いによる「ウデマエXになる為の方法」』表紙へ

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