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音楽

ざっくりなお題だが、今回はざっと私の音楽遍歴を書きたい。

音楽と本格的に触れ合ったきっかけは、4歳頃から習い事としてクラシックピアノを始めたことだ。

最初は親に習わされてた感じがあったが、次第に自ら好きになり紆余曲折あったが高校卒業まで習っていた。ちなみに一番好きなピアニストはショパン。(ただでさえ難しいのに手が小さいので弾くのが厳しかった)

音楽的嗜好?も親から受けた影響は少なからずある。洋楽邦楽問わず、不滅の違う意味で「クラシック」なカッコいい音がいつも家で車で流れていた。サザン、ユーミン、山下達郎、クラプトン、ビートルズetc。小学生の頃は自ら聴く、というよりも流れていた音楽で脳内洗脳され私の音楽的思考が形成され、本物、贋物の区別ができるようになった。(と思っている)

父は新人をディグるのが好きでミスチル、宇多田ヒカル、椎名林檎あたりを人気沸騰前もしくは同時にCDを購入してきていたのを覚えている。ちなみに私はすっかり洗脳され3者ともライブを観に行くほど好きである。
もう少しで還暦の今でもそのアンテナがあるのでシンプルにすごいなぁと思う。

私のちんけな音楽人生史上1番目の転機は小学6年生の時だろう。
夏休みの自由研究をサボって期限ぎりぎりまで手を付けていなかった私にクラスメイトが電話をかけてきた。

クラスメイト「自由研究もうやった?」
私     「なんもやってない」
クラスメイト「なんか2人で音楽やらない?」
私     「それいいね、練習して発表の時に演奏しよう!」

的な感じの通話内容だったと思う。
一応ただの遊びにならないよう、当時学習していた沖縄にちなんで楽曲を「島唄」にした。クラスメイトの彼はギターをやっていたので、ギターとピアノのデュオで音楽室で発表したのをちょこっと覚えている。
偶然彼はブルース、とりわけクラプトンが大好きで意気投合し、同じ中学校に進学したこともあり、大学生になるまで続く最初のバンドを結成することになった。

そんな彼に誘われ、ユーミンパパ(松任谷正隆さん)が校長をやっている音楽教室がジュニアコースを新設したとのことで入校した。小学6年~中学3年生の間、多大な影響を受けた。
今思うと、とんでもなくすごいことだが松任谷さんから直接理論や実技を教えてもらったり、授業後長時間セッションしたり、半年に1回発表会で一緒に演奏したりした。もちろん他の講師も一流のミュージシャン。ユーミンのリハを間近で(ほんとに間近で)見学したこともある。高校もやりたいな、と思っていたが授業料が大人扱いになったため辞めたけどとても貴重な経験だ。一昨年くらいに松任谷さんに久しぶりにお会いしたら覚えていてくれて嬉しかった。

話が少し飛ぶが、彼は今もブルースギタリストとして活動していて、この間も都内で一緒にライブで演奏する間柄である。

中学時代、彼とバンドを組んでいた影響で洋楽のクラシックロック(クラプトン、ストーンズ、ジミヘン、ビートルズ、イーグルスetc)をカバーしていたのでそればかり聴くようになった、というより邦楽なんてクソクラエ!的なマインドになってしまい、今となっては申し訳ないが流行りのJ-Pop聴いてる奴らを下に見ていた。もちろん自分の中で「クラシック」なアーティストは除くけど。

そんな中でも例外だったのはJazzと何故だかHip-Hopだった。

まず、Jazzは友人のお兄ちゃんに詳しい人がいてビルエヴァンスやオスカーピーターソン、パドパウエルあたりを教えてもらいそこからハマった。
中学2年生頃、父がオスカーピーターソンにハマっていた私を来日公演するブルーノート東京に連れて行ってくれた。これが私のちんけな音楽人生史上2番目の出来事だ。
この公演で感じたことやJazzについてはまた別の機会に詳しく書きたい。

私のちんけな音楽人生史上3番目はHip-Hopとの出会いだ。

何故今でも聴くほど好きになったのか正直わからない。多分仲のいい、ちょい悪な友達が聞いていたのもあったけど、当時J-Popチャート上位だったDragon Ash、キングギドラ、Rip Slymeが入り口で、めちゃくちゃ流行っていたEminemからUSモノを聴くようになった。先述の彼を始めバンドメンバーには隠れてい聴いていた。(ダサっ)

なぜ3番目なのかというと、私が聴いていた音楽に影響され今では弟が日本で1、2を争う若手Hip-Hopクルーの一員になってしまったからだ。
弟はラッパー/ビートメイカー/DJとして活動していて、私と同じようなアーティストを聞いていたんだと思う。
弟たちのクルーは贔屓目になってしまうが、音楽性、ビジュアル両面ともとてもカッコいい。これもまた別の機会に書きたい。

その後、私は前回触れたようにクラシックロック経由でUKロック、アシッドジャズにはまり、一周回って一瞬だけアイドルが好きになったりと、とても浅く広く音楽を好きになっていったのである。

ちなみに死ぬまでに絶対生で観たいアーティストはJamiroquai、Prince、Stevie Wonder、Adele、宇多田ヒカル、山下達郎。

ほぼ観ることができたが、Princeはもう不可能なので残りはStevie Wonder、Adeleと山下達郎。ラッキーなことにやまたつはチケット当選したので来月観に行く。
とか書いていたら自分が観てきたライブ遍歴や今活躍している友人ミュージシャンについても書きたくなってきたので今度書こうと思う。

音楽についてこれで終わりだが文章長いかな。今のところブログというより備忘録っぽいな。まだまだ、いっぱい書きたいことがあるし時事ネタや日頃のボヤキも書きたいんだけど自分のペースで書こー。

それではまた。


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